光産業技術動向ブログ OITT

OITTとは、Optoelectronic Industry and Technology Trendの略称です。

シャープが第5世代IGZOを開発、8K液晶パネル拡充へ。有機ELにも応用

2019年04月27日 | 新製品


シャープは24日、より滑らかな表示と低消費電力を実現した液晶パネルの「第5世代IGZO(IGZO5)」を開発したと発表した。8Kディスプレイや、モバイル、プロ用モニターのほか、中型有機ELディスプレイへの応用なども進める。
同社は2012年3月、ディスプレイを駆動するTFT(薄膜トランジスタ)に、In(インジウム)、Ga(ガリウム)、Zn(亜鉛)、O(酸素)で構成される酸化物半導体IGZOを用いた液晶パネルの量産化に世界で初めて成功。その後、改良を重ねて今回のIGZO5を開発した。昨年11月に発売した80型8Kチューナー内蔵液晶テレビ向けに搭載したほか、中小型液晶モジュールの量産技術の開発を完了。モバイルから大型パネルサイズまでをカバーするIGZO5の幅広いラインナップ展開が可能になったという。
8Kなど高精細の中~大型ディスプレイや超高精細モバイルディスプレイを120Hz以上で高速駆動させ、低消費電力でも滑らかな表示を可能とした。


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NASAのTESS、初の地球規模惑星を発見

2019年04月24日 | 新現象・新技術


 NASAのTransiting Exoplanet Survey Satellite (TESS)は、初めて地球規模の世界を発見した。
 その惑星、HD 21749c、は、地球の直径の約89%。それは、HD 21749, a K-タイプの星の軌道を回っている。HD 21749は、53光年離れた南天レチクル座にあり、太陽の質量の約70%の星。また、TESSがその系に確認した2番目の惑星である。その新しい世界は、岩が多いようであり、その星に近接して周回しており、1周期はわずか8日以下で完了する。その惑星は非常に熱そうであり、表面温度は恐らく427℃と見られる。


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2018年に100GbEデータセンタースイッチ出荷が40GbEを上回った

2019年04月18日 | 製品の市場動向


 クレハンリサーチ(Crehan Research)のレポートによると、100GbEと25GbEデータセンタースイッチの顧客採用は著しく増加し、それぞれの技術の出荷は前年比で倍増となった。この増加は、データセンターEthernetスイッチ市場全体を2015年以来最強の出荷増に押上げ、収益実績は記録的となった。さらに、年間100GbEデータセンタースイッチポート出荷は、40GbEポート出荷を上回った。最初の高密度100GbEスイッチシリコンベースシステムの生産出荷が始まって約3年で、この移行が起こった。
 クレハンリサーチ社長、Seamus Crehanは、「10GbEと40GbEデータセンタースイッチ出荷は、それぞれ2018年減少したが、25GbEと100GbEは継続して大きく伸び、完全に100/25GbE時代に入ったことがわかる。
100GbEスイッチングの導入拡大は、年間のポート出荷ランレートは数千万に近づきつつあるので、今年下半期に始まりそうな400GbE増加の非常に強固な基盤となっている


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5Gの電波割当が決定、楽天を含む4キャリアに割当へ

2019年04月15日 | 通信市場


 総務省は、電波監理審議会からの答申を受け、第5世代携帯電話(5G)で各社が使用する周波数帯の割当を決定した。


 5Gの周波数割当は、NTTドコモ、KDDI(沖縄セルラーを含む、以下同)、ソフトバンク、楽天モバイルの4社が申請。割当対象の周波数帯は、3.7GHz帯および4.5GHz帯(どちらも1枠が100MHz幅)と、28GHz帯(1枠が400MHz幅)。各社とも具体的な第一希望の枠は競合しており、比較審査が実施された。
□3.7GHz帯および4.5GHz帯
 NTTドコモは3.7GHz帯と4.5GHz帯でそれぞれ1枠、KDDIは3.7GHz帯で2枠、楽天モバイルとソフトバンクは3.7GHzで1枠ずつが割り当てられた。
□28GHz帯
 28GHz帯では、楽天モバイル、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクに、それぞれ1枠が割り当てられた。


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シャープ、8K/30p記録のビデオカメラを国内初披露。AI超解像やミニLED 8Kも

2019年04月11日 | 新製品


シャープは10日、都内でプレス向けの新技術・新製品展示会を開催。折りたためるディスプレイ「フォルダブルOLED」を初公開したほか、世界最小の8Kビデオカメラ「8C-B30A」やRGB LEDバックライト型8Kディスプレイ、IGZO採用OLED、AIを使った超解像技術などを展示した。
米ラスベガス開催のCES 2019にも出展していた、8Kビデオカメラ「8C-B30A」を国内初披露。ミラーレスカメラ風のデザインを採用し、レンズ交換式の8Kカメラとしては世界最小を謳う。日本や欧米地域を対象に、年内の販売を計画しており、価格は5,000ドル前後を予定。2006年に生産を終了した「液晶ビューカム」以来、13年振りの民生向けビデオカメラとなる。
映像圧縮にはHEVC(H.265)を採用し、8K/30p映像を本体のSDカードに収録することが可能。形式はmp4を予定しており、ビットレートは約200Mbps。撮影時間など、そのほかの具体的な仕様は現在調整中とのこと。
タッチパネルに対応した5.5型のワイド液晶モニターを搭載。「撮影時の構図決めや主な操作は、背面のモニターでタッチ操作できるようにする」という。電子ビューファインダーは非搭載。本体の側面には最新のHDMI端子を備え、ケーブル1本で8Kテレビに伝送できるという。


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MIPT、光学的心拍数記録システムを3Dプリント

2019年04月09日 | 新技術開発


米国のジョージワシントン大学とロシアのモスクワ物理学・技術研究所の国際研究チームは、心臓の電気的活動のマルチパラメタ光マッピング用のオープンソースソリューションを開発した。
 開発された技術は、同時にマルチパラメタをモニタする。例えば、電気的興奮と細胞内カルシウム濃度の変化の両方。この技術は、心不整脈の背後にあるメカニズムの理解向上に有用なツールである。マッピングシステムコンポーネントの3Dモデルやデータ解析のソースコードは、公開され、この新ソリューションから他の研究グループが恩恵を受ける。研究成果は、Scientific Reportsに掲載された。
論文の著者たちはオープンソース、拡張可能なシステムを開発した。このシステムは、心臓の電気的興奮と細胞内カルシウム動態を同時に追跡する。カメラ、レンズ、ポンプを除く全システムコンポーネントが3Dプリントされた。全てのコンポーネントの設計は現在公開されているので、どこの研究室でも同様のツールを再現できる。
 「現在のソフトウエアバージョンは、活動電位やカルシウム濃度変化を分析するための多くのモジュールを持っている。しかし、アーキテクチャは、例えば、代謝性変化(NADH濃度)の同時計測ができる新しいモジュールを加えられるようになっている」とMIPTヒューマン生理学研究所主席研究者、Roman Syunyaevは説明している。


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高まる6Gへの関心、テラヘルツ波利用も視野

2019年04月05日 | 新政策


 ドナルド・トランプ米大統領は2019年2月21日(米国時間)、「米国企業は6G(第6世代移動通信)実現に向けた取り組みを強化しなければならない」とツイートした。それからの数週間、6Gへの関心はさらに勢いを増している。米国連邦通信委員会(FCC)は、95GHzと3THzの周波数の利用に向けて、新しいカテゴリーとなる実験用ライセンスを作成した。さらに、6Gの標準規格の草案の作成に向けて、産業界と学術界が2019年3月24~26日にフィンランドで開催された「6G Wireless Summit」に集結した。
 FCCは、新しい通信技術の開発と95GHz以上の周波数帯での新サービスの展開を熱心に推進し、「特にデータ集約型の高帯域アプリケーションやイメージングおよびセンシング分野に、同帯域の技術革新の機会がある」と述べている。
 フィンランドのUniversity of Ouluの6Gフラグシッププログラムのバイスディレクターで、2018年9月にフィンランドの6G研究について講演したAri Pouttu教授は、「研究開始から市場投入までは通常10年かかる。6Gに関しても同様だ」と述べている。Pouttu氏は先週、EE Timesに対して、「業界は5Gの展開を開始したばかりだ。6Gの標準化は2030年ごろになると予想される。そのころには5Gがピークを迎える見通しだ。4Gのピークは2025年ごろになるだろう」と語った。
 University of OuluのPouttu教授は、「6Gの標準化は、素材と通信の面で新たな課題を抱えるだろう」と述べる。さらに、スマートフォンだけでなく、例えばデスクや、家の壁、建物の窓ガラスなどがディスプレイとなり、Webサイトを表示するといったような、新しいアプリケーションも出てくるだろうと語った。


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AR/VRヘッドセット、飛躍的な成長見通し

2019年04月04日 | 製品の市場動向


International Data Corporation(IDC)のレポート「グローバル四半期拡張現実と仮想現実ヘッドセットトラッカー」によると、AR/VRヘッドセットの世界的出荷は、前年から54.1%増加して、2019年には890万ユニットに達する見込である。2019-2023予測期間にCAGR 66.7%で継続的に力強く成長し、世界的な出荷は、2023年には6860万ユニットに達すると予測されている。
 IDCは、5年CAGR 46.7%で、VRヘッドセットは、2023年には3670万なニットに達すると予測している。様々な製品と形状の中で、スタンドアロンヘッドセットが、2023年には全VRヘッドセット出荷の59%を占め、これにTethered Head-Mounted Displays (HMDs)が37.4%の出荷シェアで続き、残りはScreenless Viewersとなる見込みである。ARヘッドセット市場では、総出荷は、CAGR 140.9%、2023年には3190万ユニットに達する見込みである。ここでも、スタンドアロンヘッドセットが市場をリードし、2023年には、シェア55.3%で、176万ユニットが出荷される見込みである。これに、44.3%シェアで、Tethered HMDsが続き、Screenless Viewersのシェアは1%未満である。


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アンリツ、4チャネルオシロスコープを発売

2019年04月02日 | 光製品情報


アンリツ株式会社は、オシロスコープとBERTを一体化したBERTWave MP2110Aに、4チャネルのサンプリングオシロスコープを搭載できるオプションを開発、販売を開始した。
 このサンプリングオシロスコープは100GbEや400GbEなど光モジュール評価で必要とされるアイパターン解析、アイマスク試験、TDECQ測定などが行える。4チャネルオシロスコープは、従来の2チャネルモデルに比べ、チャネル単価を約1/2に引き下げられる。また、多チャネル同時測定と、各チャネルの個別測定の両方が可能。


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2018年TV世界出荷数,2億2100万台に

2019年04月01日 | 製品の市場動向


英調査会社IHS Markitは,2018年の世界TV市場は2.9%に成長,2億2100万台に到達したと発表した(同社HP)。

その背景には,2018年前半のサッカーワールドカップを見るためTVをグレードアップした消費者が多く,販売が急増したことが上げられる。豊富な機能を備えたTVの出荷が引き続き成長している。2018年第4四半期には出荷全体の半数以上が超高精細(UHD)TVだったが,これは初めてのことで,画面サイズも引き続き拡大しているという。
また,同社の調査によると,新発売TVの平均画面サイズは依然として毎年1インチ以上拡大している。西欧と中南米では特に,2018年はこの標準値を上回る結果を示した。LCDパネルの価格が下がっており,消費者は価格の安さより画面の大きさを明らかに重視している。これまで大型TV購入に抵抗を示してきた日本でさえ,平均画面サイズは年々拡大しているとする。

UHD TV出荷数は9900万台に到達,大型サイズ製品がけん引役となった。2018年は中国が出荷数3010万台で世界トップ,北米が2470万台で続いた。西欧ではTV出荷数のほぼ3分の2(63%)がUHD解像度の製品だったが,2018年第4四半期ではこの比率は世界のどの地域よりも高い結果となった。

2018年の8KTV出荷数はわずか1万8600台だった。同社は,日本の放送局NHKの8Kチャンネル導入により,日本では2018年第4四半期に8KTV出荷が加速したと指摘している。

日本や西欧向けの過去最高の出荷数にけん引され,2018年第4四半期のOLED TV出荷数は100万台目前(90万台)となり,前年比20%増を記録した。激化する競争で,西欧では55インチの大画面OLED TVがこれまでにない手頃な価格水準に達している。一方,北米向けOLED TV出荷数は前年比26%減となったが,同社はその要因の1つとして超大型LED TVが大幅に値下げされたことが挙げられるとしている。


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