光産業技術動向ブログ OITT

OITTとは、Optoelectronic Industry and Technology Trendの略称です。

もはや生活にPCは不要?! より鮮明になるモバイルシフト

2018年05月30日 | 展示会・講演会

 5月25日に総務省が発表した2017年通信利用動向調査の集計結果によると、個人がインターネットを利用する機器はスマートフォンが54.2%を占め、PCの48.7%を初めて上回った。とりわけ、20代はスマートフォンが87.8%、PCが63.8%という大きな差が目につく。一方で、60代以上ではスマートフォンよりも、PCが上回っている。こうした傾向はすでに他の調査結果からも知られてはいたが、それが決定づけられたといえるだろう。もはや生活にはPCは不要になりつつあるのかもしれない。


 一方、国内のPC出荷台数は対前年比2.2%増、タブレット出荷台数は870万台で回復基調にあるという調査結果がMM総研から発表されている。主に、法人用途が伸びていることが理由とされているが、個人の環境と法人の環境における傾向の違いが特徴的に表れた。「パーソナルなスキル」が「職場でも」生かせたというのがこれまでのPCの文化にあったが、今後はそういう考えも通じなくなってくる。


 モバイルアプリケーションとコンテンツに関する分野では、モバイルニュースアプリの利用は増加を続けていて、すでに4683万人にまで達しているという(ICT総研調べ)。その成長率に鈍化は見られるものの、今後も伸び続けるという予測もあわせて発表している。その内訳として、いわゆるキュレーションアプリ(ポータル系アプリ)では、Yahoo!ニュース、LINEニュースがシェアの上位にある。


もはや生活にPCは不要?! より鮮明になるモバイルシフト【iNTERNET magazine Reboot】 - INTERNET Watch

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ソニー、0.5型・UXGA解像度の有機ELマイクロディスプレイを商品化

2018年05月29日 | 新現象・新技術

 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社は5月28日、有機ELマイクロディスプレイ「ECX339A」の商品化を発表した。0.5型で最高というUXGA(1,600×1,200)解像度を持つ。


 世界最小の6.3μm画素ピッチを達成し、同社従来モデルのQuad VGA(1,280×960)に比べ約1.6倍の解像度を実現した商品。フレームレートは従来モデル比2倍の240fps(デュアルラインプログレッシブ時)まで対応し、従来比1/2の電圧で動作する新規駆動回路により、同一フレームレートでは従来品同等の低消費電力も実現したという。


 高解像度化のために画素ピッチを縮小することで起こる視野角特性の悪化を、カラーフィルターと発光層の距離を縮めることで改善。高画質化のために、同社独自のばらつき補正回路やカラーフィルターの色配置に関する工夫も取り入れた。


ソニー、0.5型・UXGA解像度の有機ELマイクロディスプレイを商品化 - デジカメ Watch

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「Google Home」が「Amazon Echo」を抜き初の首位

2018年05月28日 | 新現象・新技術

 Googleのスマートスピーカの出荷台数がついに「Amazon Echo」に追いついた。


 「Google Home」はEchoから約2年遅れて登場し、性能や顧客の認知度、販売台数で大幅にリードされていた。しかし、Google Homeは性能面で次第に差を縮め、Google HomeとEchoはどちらが優れているのかという議論が多くのオフィスで交わされるまでになった。そして2018年第1四半期、ついにGoogleがAmazonを超えた。


 「Google Home」や「Google Home Mini」などGoogleのスマートスピーカ製品は、2018年第1四半期の世界出荷台数で首位となり、初めてAmazonのEcho製品を抜いた。出荷台数はGoogleが320万台、Amazonは250万台だった。


「Google Home」が「Amazon Echo」を抜き初の首位--スマートスピーカ市場調査 - CNET Japan

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東芝、500キロ以上の距離で量子暗号通信可能な新方式を開発

2018年05月25日 | 新現象・新技術

 東芝は5月23日、標準的な通信用光ファイバーを使い、量子暗号通信の通信距離を世界最長となる500キロ以上に拡大する新方式「ツインフィールドQKD(Quantum Key Distribution)」を、傘下の英ケンブリッジ研究所が開発したと発表した。2019年中に有効性を実証することを目指し、研究開発を進める。技術の詳細は、2日発行の「Nature」に掲載された。


 量子暗号通信は、秘匿性の高い情報を配信する際、暗号鍵の配信に用いられるセキュリティ技術。暗号鍵を光ファイバー上の単一光子の状態にして符号化・送信し、光子を読み取ろうとすると状態が変わるため、確実に盗聴を検知できる。ただ、通信距離が長くなると、情報を伝達する光子が散乱などで失われてしまうため、これまで、光ファイバーを用いた量子暗号通信は、200~300キロの距離に限られていた。


東芝、500キロ以上の距離で量子暗号通信可能な新方式を開発 - ITmedia NEWS

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日東電工、光ファイバーに500億円投資

2018年05月23日 | 注目の光通信製品

 日東電工は22日、大容量通信に適した新素材の光ファイバーを量産するため2023年度までの6年間で計約500億円を投資すると明らかにした。高精細な映像技術「8K」や第5世代(5G)移動通信システムの普及に備え、尾道事業所(広島県尾道市)と亀山事業所(三重県亀山市)に工場を新設。19年度に量産を開始する。


 量産するのはプラスチック製の光ファイバーで、従来のガラス製より通信データの容量が大きいほか、曲げやすく、軽いといった利点がある。


日東電工、光ファイバーに500億円投資 - SankeiBiz(サンケイビズ)

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FacebookとQualcomm、都市向け高速Wi-Fiを2019年中期に提供へ

2018年05月22日 | 注目の光通信製品

 Facebookは2016年のF8カンファレンスの基調講演以来、Facebook’sTerragraphプロジェクトについて語ってきた。ソーシャルメディアの巨人が描く、都市に高速Wi-Fiをもたらす壮大な構想はQualcommの参加で現実にまた一歩近づいた。チップ製造の巨人は今日(米国時間5/21)、将来のチップセットに60GHzテクノロジーを追加し、来年中頃にトライアルを開始する計画を発表した。


 「これはpre-802.11ay規格をベースにしたもので、Qualcomm TechnologiesのチップセットおよびFacebookとQualcommによるソフトウェア統合にる屋外利用の効率を高め、混雑した環境での干渉を回避するための拡張がなされている」とQualcommの発表文に書かれている。


 テスト地域としてすでにカリフォルニア州サンノゼが候補にあがっている。ここは米国最大の都市ではないが、シリコンバレーのハブとして、テクノロジー好きの人々とともに確実なテスト環境になるだろう。2社の発表によると、このテクロージーは高速無線のコストを軽減し、ビルが密集する地域などの混雑して障壁の多いところでの接続に有効だ。


FacebookとQualcomm、都市向け高速Wi-Fiを2019年中期に提供へ | TechCrunch Japan

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小さい家に住むブームがナノサイズにまで過激化–光ファイバーの先端に家を

2018年05月21日 | 新現象・新技術

 今や世界中で、ヒップな若者たちは、だれがいちばん小さくて奇抜でかわいい家に住んでるかを競っている。でも今回のそれは、彼ら全員に勝つ。ナノサイズのロボットが大工道具の代わりにイオンビームを使い、折り紙の技法で作ったこの世界最小の家は、奥行きが20ミクロンだ。比較のための参考としては、それはほとんど、マンハッタンのロワーイーストサイドのスタジオみたいに小さい。


 これを作ったFemto-ST Instituteが所在するフランスは、とくにちっちゃい家ブームが激しいが、でもここの研究者たちは遊んでるわけではない。ナノサイズの複雑な構造物は、いろんな産業で必要とされている。たとえば特殊な放射線センサーやバイオセンサーを光ファイバーの先端に取り付ければ、これまで見れなかったところを調べられるだろう。


小さい家に住むブームがナノサイズにまで過激化–光ファイバーの先端に家を | TechCrunch Japan

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ドコモが988Mbpsのサービス開始、5CAも提供へ

2018年05月18日 | 通信市場

 NTTドコモは、2018年5月から、一部エリアで下り最大988Mbpsのサービスを提供する。1.7GHz帯、3.5GHz帯×2を組み合わせつつ、新たに4×4 MIMOという基地局・端末どちらも4つのアンテナを使う方式を採用。さらに多くのデータを一度に送れる256QAMという変調方式も採用したことで実現。対応エリアは東名阪の主要駅や東京ディズニーリゾート、ユニバーサルスタジオなど。また国内429の都市(5月末時点)では上り速度が50Mbps→75Mbpsへアップする。


 988Mbps対応機種は、「Xperia XZ2 Premium SO-04K」「Xperia XZ2 SO-03K」「Galaxy S9 SC-02K」「Galaxy S9+ SC-03K」「AQUOS R2 SH-03K」「HUAWEI P20 Pro(HW-01K)」となる。


 これらの6機種は、下り最大794Mbps(東名阪)、あるいは下り最大744Mbps(全国)となる5CA(5つの周波数帯を束ねるキャリアアグリゲーション)にも対応する。東名阪では、800MHz帯、1.7GHz帯、2GHz帯、3.5GHz帯×2という組み合わせになる。全国では1.7GHz帯の代わりに1.5GHz帯を使う。


ドコモが988Mbpsのサービス開始、5CAも提供へ - ケータイ Watch

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Microsoft、4Kカメラ+4K液晶搭載でピボット回転にも対応する「Surface Hub 2」

2018年05月16日 | 新製品

 米Microsoftは15日(現地時間)、遠隔コラボレーション向けデバイス「Surface Hub 2」を2019年に投入すると発表した。


 まだ製品仕様の詳細は公開されていないが、初代が84型と55型の2ラインナップだったのに対し、新製品は50.5型のみが公表されている。新要素として、独自のスムーズな回転機構を備え、90度回転させて縦向きに利用可能。さらに、4台を連結させてより大きな画面で利用することもできる。


 動画によると、映像鑑賞が主目的ではないが、全面直下型のLEDバックライトも内蔵しており、エリアごとのバックライト制御による高コントラストな表示も可能と思われる。4Kカメラも搭載する。


Microsoft、4Kカメラ+4K液晶搭載でピボット回転にも対応する「Surface Hub 2」 - PC Watch

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freeeが「freee Wi-Fi」提供開始、クラウド会計ソフトなどのユーザー向けに

2018年05月14日 | 新製品

 クラウド会計ソフトなどを提供するfreee株式会社は14日、東日本電信電話株式会社(NTT東日本)が提供する「働き方改革」関連ソリューションにおける協業を発表した。


 NTT東日本では、中小企業がICTを活用して生産性向上や業務効率化を図るための各種サービスを販売している。その中のバックオフィス業務の効率化支援ツールとして、freeeが提供する「クラウド会計ソフト freee」と「人事労務 freee」がサービスラインアップに追加された。


 あわせてfreeeでは、freeeのユーザー向けに提供する「freee Wi-Fi」などのサービス開始も発表した。NTT東日本のグループ会社であるNTTソルコ&北海道テレマート株式会社が提供する光ファイバーインターネット接続サービスやオフィス向けWi-Fiサービスを、クラウド会計ソフト freeeおよび人事労務 freeeのユーザー向けに割安料金で提供するもの。


freeeが「freee Wi-Fi」提供開始、クラウド会計ソフトなどのユーザー向けに - INTERNET Watch

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東芝、BS/CS 4Kチューナー内蔵の4K液晶テレビ「REGZA BM620X/M520X」

2018年05月09日 | 新製品

 東芝映像ソリューションは、BS/CS 4Kチューナーを内蔵した4K液晶テレビ「REGZA BM620X」シリーズ3機種(55V型、50V型、43V型)および「REGZA M520X」シリーズ4機種(65V型、55V型、50V型、43V型)を発表した。


 発売時期は、「REGZA BM620X」シリーズ3機種が6月下旬。「REGZA M520X」シリーズの65V型と55V型が6月中旬、50V型と43V型が6月6日を予定している。


 BS/CS 4Kチューナーを内蔵し、2018年12月1日から始まるBS/110度CSの4K放送を楽しめるというモデル。映像面では、新開発の映像処理エンジン「レグザエンジンEvolution」を搭載し、高いビット精度の映像信号処理によって、階調性や微小信号再現性が向上し、なめらかなグラデーションやディテールを表現豊かに描くという。


価格.com - 東芝、BS/CS 4Kチューナー内蔵の4K液晶テレビ「REGZA BM620X/M520X」

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ソニー、BS 4Kチューナを2018年内発売へ

2018年05月08日 | 新製品

 ソニーは、2018年12月1日より本放送が開始する、新4K衛星放送(BS4K・110度CS4K放送)を受信できる外付けチューナーを2018年内に発売する。テレビBRAVIAシリーズの発表に合わせて明らかにしたもので、詳細は後日発表予定としている。


 BS/CS 4KチューナをBRAVIAにHDMI接続するだけで、12月1日にスタートするBS/110度CS 4K放送を視聴可能になる。新4K8K衛星放送は、BS朝日、BS-TBS、BSジャパン、BSフジと、NHK(4K/8K)らが12月に放送開始予定。


ソニー、BS 4Kチューナを2018年内発売へ - AV Watch

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