ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

テカポ行:50年代の蜃気楼バークスパス

2023年03月31日 | 南島:カンタベリー

2022年5月のテカポ旅行4日目


テカポを出てクライストチャ
ーチへの帰り道クルマで15分
ほどの所にあるバークスパス



山間の何もない場所に忽然と
現われる古くてド派手な一角



店?博物館?給油できる



なんだかわからないけれど、
ハチャメチャさにとてつもな
いパワー、時間、愛が漲って
いるような不思議な所です。



ミシュランマンもレトロ風



日本風に言えば村おこしか



村民が家のガレージで眠って
いたようなものを持ち寄り、



磨いて並べてあるような場所



LOST IN THE 50’S
(※50年代で迷子になって)



そうかそれがコンセプトか



第2次大戦を終えてアメリカ
が輝き、アメ車に憧れながら
NZのモータリゼーションも
急激に進んだ古き善き時代



まぁ50年代と関係なさそうな
ものもいろいろありますが



クルマ関連ならなんでもよし

という雰囲気あるあるです。


展示しているだけで商売っ気
はなさそうに見えるのですが

入場料ももちろんないし


コーヒーぐらい飲めたらよか
ったのですが、15分前に飲ん
だばかりで、ゴメンなさい💦

手作り家具は売り物でしたが
これも持って帰れないし(笑)


しかし、ここを出ると周囲は
本当になにもない場所です。



スキー板のフェンス



小さな教会



墓地からコテージまで150m
の史跡散策路になっています。



閉まっていましたが旅行者の
インフォメーションセンター



かつてパディースマーケット
と呼ばれる旅人から買った物
を売る青空市場だった民家🏡



右の教会の正面の立地で、左
端にはホテルもあったそう。

(※今より栄えていた1880年)


この時点では売家でした。



NZ南島らしい光景が広がる
マッケンジーカントリーは、
羊泥棒として名を馳せたスコ
ットランド系移民ジャック・
マッケンジーにちなんだ地名



今は長閑で静かな場所にある
50年代の蜃気楼バークスパス

いつかゆっくり散策しようか


コメント (2)
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テカポ行:夕食難民が集うブルーレイク

2023年03月30日 | 南島:テカポ

2022年5月のテカポ3日目。


最後の夜にしてやっと開いた

ブルーレイク・イーテリー&バー


「待ってました」の夕食難民
(含:自分たち)が続々集合

我たちは2晩中華でしたが、
連続でバー飯やステーキだっ
た人もいるかも。なにせ狭い
町なので同じ人とすれ違った
りカフェで一緒だったりで、
なんとなく見かけた人多数。


(※到着した日のアシュバー
トンのカフェ
から一緒だった
同年配のご夫婦もいました)


予約がなかったら完全OUT

かなりの混みようでした


ムーディーな照明で写真が暗
いですが、人口700人の町で



これだけの料理は上出来では



追加のサラダで野菜補給



もしかしたらシェフが変った
のか、今はHPからメニュー
が消えているのですが・・・



どれも美味しかったです



デザートはここのシグニチャ
ーらしいチェリーをかたどっ
たチョコレートムースです。



天気に恵まれアウトドア三昧
だったテカポ最後の夜が更け



4日目。宿をチェックアウト



次回もペッパーズではなく、
マントラになりそうな予感
(👆夫が気に入っているので)



生活感のない居住性がイイ
家ではそうはいかないもの。



この日にやっと開いたカフェ

ジャックラビット


テカポ湖や善き羊飼いの教会
が一望できるのですが、外席
ではちょっと寒すぎて中から

パチリ


外に出て、今回見納めの教会



ウエディングフォトの撮影を
していました。寒くてもがん
ばっていた花嫁。天気も良く
いい写真が撮れたでしょう。

末永くお幸せに


目の前のテカポ川

朝もまたいいものです。


レイクテカポ歩道橋



オモチャのような消防署



いつか舞い戻りましょう



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テカポ行:アレキサンドリナ湖

2023年03月29日 | 南島:テカポ

2022年5月のテカポ3日目。


マウントジョンウォークウェ
を約3時間かけて1周して、

3度目のグリーディカウで一
休み。唯一営業中のカフェ。


天文台に向かっているときに
左手に見えた美しい紺碧の湖




道も見えて、これは行こう



着いたのは黄葉が見事な湖畔



アレキサンドリナ湖



やたらに注意書きが多い

犬だめ
キャンプだめ
ドローンだめ
焚火だめ
(👆まぁこれは判る)


釣りの解禁は11月第1週から
4月30日まで。釣り方はフラ
イかスピン(どう違うの?)匹
数制限は1日鱒4尾、鮭2尾🎣

禁漁中の釣り舟はこうなる


南カンムリカイツブリ(かな?)
の営巣地で巣に近づくなとも

危険を感じると親鳥が巣を放
棄してしまうのだそうです


絵と違うけれどアレらしい。


 
他に鳥影はなく数組が優美に
泳いだり潜ったりしていて、

なんとも穏やかな光景です。


周囲の豊かな植物と対照的に



何もない対岸。建造物もなし



驚くほど清らかな透明の水



けっこう家があるのに



と思ったらどこも無人らしく

釣りシーズンだけの別荘か


それで注意書きが多いのかも



誰もいないパラダイス

誰もいないからパラダイス


こんな光景を野鳥と独り占め



人がいない静かさと安らぎ。



おカネに換算できない贅沢



元気な赤ちゃんを育ててね🙏



さらに立ち寄ったのは近くの

マクレガー湖


ここはキャンプもできるよう
で、黒鳥が泳いでいました。



近くて雰囲気が違う2つの湖



ドライブにもってこいな場所



山頂から見ていた景色を行き



天文台を見上げながら帰路へ



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テカポ行:歩くなら時計回りで

2023年03月28日 | 南島:テカポ

2022年5月のテカポ3日目。


山頂のカフェを目指してやっ
て来たマウントジョン天文台



町中のカフェすらコロナ禍で
営業が限定されていた頃。山
頂のカフェが閉まっていても
致し方なしとはいえ、残念💦

とりあえず山頂(標高1,031m)


ここで反対側から登って来た
という60代後半と思しきフラ
ンス語訛りの英語を話す夫婦
に遭遇。ご主人は羽の付いた
帽子を被ってロビン・フッド
のような軽いフットワーク。


小太りの奥さんは大汗をかい
ていて、普段山歩きはしない
のか非常に苦しそうでした。


2人もカフェを目指していた
ので休業中と知り、ご主人は
肩をすくめ、奥さんは泣き出
さんばかりで、お気の毒💦


「この先は林もあり、日陰に
なる。涼しくて歩きやすい」
と奥さんを励ますのが精一杯



彼女は何度も、登りより楽?
と聞いてきましたが、なにせ
初めてのコース。確証はなし

彼女たちは反時計回りで2時
間かけて登って来たのだろう
から、登りで1時間もかから
なかった下りは楽なはず🙏


天気に恵まれて眺めは最高

(※テカポ湖とテカポ川)


レイクテカポ歩道橋



善き羊飼いの教会も⛪



その分、澄んだ空気を貫く紫
外線が容赦なく降り注ぎ、5
月とは思えないほどの暑さ。



豊かな水を目の前にしながら



極度の乾燥もまた目の前に



こんな光景はまるで月面か



なんとも格別な南島の日差し



乾いた大地だからこそ水と緑
がことのほか映えるのかも



天文台があるぐらいなのでク
ルマでも来られる場所です。



時計回りでテカポ湖畔を行き
ながら、先刻の奥さんの苦労
が判りました。炎天下にこれ
を登るのは大変だったはず



この小島はモトゥアリキ島



このコースは時計回りがいい
どこかで読んだ通りでした。



反時計回りだとこれらの眺め
を背にして登ることになり、

もったいないかも。


土ぼこりを上げて走るクルマ

舗装されていない証拠


テカポの町と川が正面に



しかし、後半は道がない



町が見えるのでそっちに行け
ばいいとはいえ、これは道



突然ベンチがあったりして、

やっぱり正しい道なのか


まぁずっとこんな景色なので



文句はないのですが(笑)



降りてきたらポツンと標識が

まぁグルっと回って3時間
という、いいコースでした。


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テカポ行:マウントジョン天文台

2023年03月26日 | 南島:テカポ

2022年5月のテカポ3日目。



連日晴天に恵まれラッキーで
した。夜は満天の星空で天の
川も見放題でした。さすが星
空観光で知られる場所。町を
挙げて夜間照明を控えて、星
空を鑑賞できるようにしてい
ました。意外にもホテルの敷
地から見たのが最高でした


3日目の朝もグリーディカウ

他に開いているカフェがなく
いざとなったら駆け込もうと
思っていたペッパーズのレス
トランもこの時は営業してお
らずルームサービス対応のみ


大手ホテルのレストランが営
業しておらず、コーヒーの1
杯も飲めないというのはかな
り衝撃的でしたが、それこそ
がコロナ禍だったのかとも


食後はテカポ湖畔を散策



水力発電用ダム湖でもあるの
で、水位が調節されている



やって来たのはマウントジョ
ンウォークウェイ(遊歩道)。

ハイカー、マウンテンバイカ
ー、乗馬の馬、トラックや工
事車とシェアする砂利道から
スタートしました。すぐ脇に


テカポ・スプリングスという



温水プールとスケートリンク



すぐに山道に入り、自転車も
馬もなく私たちが歩くのみ。



林の中なので視界もなく黙々
と山道を登っていきました。

遊歩道は往復でも一周しても
戻って来られる道で「一周す
るなら時計回りで」というの
をどこかで読み、その通りに


水が流れた後なのか、コース
には変わった形ができていて



「遊歩道というより獣道
と言いながら歩いていたら、

突然階段が出現して大ウケ(笑)


ある方が歩きやすくても「コ
レってホントに必要?」とも
思うような階段だったかも。


周囲はまぁどこを歩いてもよ
さそうな草原風の場所です。



だいぶ上まで上がって来た



行く手に白いドームが見えて



左手には小さな湖も見えて、



道があるので行かれそう



標高1,031ⅿのマウントジョ
ンの山頂。テカポが標高700
ⅿなので300ⅿ登りました。



山頂にはカンタベリー大学の
マウントジョン天文台があり



ドームが点在しています。

空気が澄んでいて町を挙げて
星空観測に協力しているので
天文台としては絶好の場所。


しかし、星よりダンゴの私た
ちの目的は山頂の絶景カフェ

アストロカフェ


しかし、閉まってる


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テカポ行:感動再び

2023年03月25日 | 南島:テカポ

2022年5月のテカポ2日目。


前日の感動再びと同じ時刻に
同じ場所に舞い戻りました。

すべてが黄金色に輝く時間帯


夕陽の中の善き羊飼いの教会



最後の残光で暖かそうな山肌



背後から碧い闇が迫る教会



1日の終わりの静寂なひと時



山肌との温度差が目に見える



それも束の間で山も闇に沈み



今宵もすべてが眠りにつく



周囲の草木まで眠る時間



また明日



2日目夜もジェイドパレス

2日連続でも全然構わない味


やはりステーキ屋とパブしか
開いていないという事情も💦

(※中華らしからぬ紫玉ねぎが
ふんだん。普通の玉ねぎより
高いのに彩も一段と鮮やか)


さすがに2日目。自然に会話
が始まり、一家は広東省から
の移民でしたが、話している
のは広東語ではなく潮州系


生簀の伊勢海老の夕食の時間

マッスル貝を大事に抱え込み


前足だか手だかで上手に掻き



貝殻から身を外しました



そしてゆっくりとお食事中



貝柱には興味なさそうです。



まだコロナでお客が少ない頃
でしばしペットだったのか


たった10ヵ月前かと思うと隔
世の感ですが、今頃は客足も
戻り大忙しかもしれません。


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夢見:灰汁抜け

2023年03月20日 | 浅き夢見し

数日前に、天然石がたくさん
付いた長いネックレスをリメ
イクして、ネックレスとブレ
スレットに作り変えました。



写真を撮った夜に夢を見て、
ネックレスが出てきました。


「私」は誰かとネックレスを
挟んで話しており、天然石の
効用についてだったのか何か
に非常に納得していて、リア
リストのせいかロジカルな説
明に目から鱗の思いでした。


「そうか、こういうことか


と思ったときに、歯磨き粉の
ように白とグレーがマーブル
になったクリーム状の天然石
がにゅ~っと出てきました。


どこから出てきたのかは不明
ながら、出てきた瞬間を見て


「膿が出た


とことの顛末を見届けたよう
な思いに感動していました。


その時点ではすべてが理路整
然としていて、納得した内容
も覚えていたのですが直後に
飼い猫の鳴き声に起こされて
すべて忘れてしまいました


天然石の教えは何だったのか


今年は初夢から天然石の夢で
半貴石のスイーツ


さらに別の夢も天然石の話で
天然石は一番下に


思い出せるだけでも3本目。


教えが思い出せなくても、膿
が出るのを目撃した灰汁抜け
感だけは心に残っています。


これもグリーンストーンの長
い長いラリエットをリメイク



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夢は旅

2023年03月17日 | 夢の周辺

2晩続けての2本立ての夢の共
通点は「電車」でした。2日
目の朝目覚めたとき「続きを
見た?」のかと思ったほど。


1晩目には駅にたどり着くの
が精一杯だったのに、2晩目
には行き先の判らない電車に
乗っているという、進歩


電車の夢を見たのは初めてで
はありませんが、夢の中でも
「移動しようとしている」の
を強く感じるシンボルです。


ただし、乗ろうとしていたり
乗ったという実感があったり
するだけで、車中の記憶はな
くそれ以上に駅が重要です。


そして私の夢では定石である
「ホテル」に帰ろうとする設定
(※電車とホテルのこんな夢も)


「私にとり夢の中のホテルは
宇宙ステーションのような、
幽体離脱後の中継地なのか」

というのをほぼ確信しており
寝ている間に身体を離れる大
冒険を旅行に例えれば、その
間に身の安全(幽体なのに?)
を確保できる場所として、た
びたびホテルが出てきます。


今回は夫を部屋に残し、外で
は子どもたちとお手伝いさん
までいて、非常に安心して出
かけて行くという設定です。

(※21年前のお2人さん)


だからか、1晩目の夢で引っ
越先(ホテルの代替か?)の住
所や、2晩目にホテルへ戻る
電車が判らなくて困ってはい
ても、落ち着いていました。


自分の身体を抜け出して旅行
している状態に漠然とながら
慣れてきたように感じます。


「いざとなったら夫も、お手
伝いさんもいるから大丈夫」

と、心のどこかで思っていた
かのように感じるから不思議


後顧の憂いがなければ、混乱
の中でも少しは心穏やかでい
られるものなのかもしれず、
現実への執着が薄らいでいる
のかもしれないと思います。
(※息子たちも成人してるし)


駅の場所を教えてもらっても
「お金って持ってたっけ
と、漠然とそこには行かれな
いと感じた緩い坂道の上は、
「天国」だったと思います。


坂道は天国に通じる道として
私の夢の中でたびたび登場し
ます。小学生は巫女さんに思
え、仕事を終えてアイスをな
めなめ下界に帰って来るとこ
ろなんだと感じていました。


電車賃は三途の川を渡る六文
銭だったのでしょうか(笑)
それがない「私」は渡れない


「駅」「電車」「ホテル」
夢はやっぱり旅なんだなぁと


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夢見:駅と電車

2023年03月16日 | 浅き夢見し

2晩続けて、似たような夢を
見たので記録しておきます。


=============


【1晩目】
「私」と夫はクルマを修理し
に行くところでした。実際に
あるオークランドのKロード
に似た場所の交差点まで来て


「2人で行かなくてもいいよ
ね。私は先に帰って荷物の整
理の続きをしてようかな~」


という話になり、クルマを降
りました。しかし、とたんに
家への帰り方が判らず、気持
ちを落ち着かせるために道の
端に座り込み、膝に顔をうず
めしばらく座っていました。


落ち着いたところで、あても
なく坂道を下っていくと、そ
こはどう見ても日本でした。


道路脇に若い易者がいたので
「駅はどこですか?」
と聞いてみると、
「どこに行くの?」
と聞かれ、引っ越したばかり
で住所が判らないのに気づき


「世、相?」
と思い出せた漢字を言うと、
「そりゃ、いい地名だ
と易者が言い、「手相」と聞
き違えたようでした。彼は後
の方に向き直って指を指し、


「小学生がアイスクリームを
食べながら降りて来てるだろ
う?あの先が駅なんだよ。」


見上げると、緩いカーブの螺
旋の坂道を揃いの制服を来た
小学生がアイスを食べながら
歩いて降りて来るところで、


易者は「担任が知り合いで」
と話し続けていましたが、ふ
と「お金って持ってたっけ」
と電車賃が気になり、「私」
の耳には彼の話は届かず、上
の空で駅を見上げています。



【2晩目】
「私」は夫とホテルに宿泊し
ていました。コーヒーが飲み
たくなり買ってくることに。


「ちょっと行って来るね。」
と軽い気持ちで外に出ると、
小学生の姿の息子たちが、移
住前の香港で住み込みで働い
てもらっていたフィリピン人
のお手伝いさんジーナと一緒
にいました。子どもたちは楽
しげに遊具で遊んでいます。


「私」は彼らに笑顔で手を振
っただけで言葉は交わさず、
コーヒーを買いに行きます。


しかし、どこで買っていいの
かわからないまま、行き先の
判らない電車に乗ったり、着
いた先で帰る電車が判らなく
なって歩いて帰ろうとして、
人も通れないほど狭い谷に愕
然としたり、夢にありがちな
混乱のうちに目が覚めます。


=============


長くなるので解説は改めて


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テカポ行:レイクテカポ歩道橋

2023年03月15日 | 南島:テカポ

2022年5月のテカポ2日目。


テカポ湖に戻って来るや

これはいい所に陣取ってる
と思った、キャンピングカー


目の前はテカポ川。対岸は、



善き羊飼いの教会

夕陽に染まる教会を見るには
ベストポジションでしょう


教会の周りには常に人がいて

NZで最も写真を撮られている
教会と言われるのも判ります。


こちらから見る対岸も悪くない



夕陽で透けるような木々



まぁどこも美しいのですが。



小さな案内版があり見ている
と、かつてここにはこんなに
立派な道路橋があったそう。

教会から目と鼻の先です


テカポ湖から流れ出るテカポ川
の往来は早期入植者の大きな課
題で、1877年から渡し舟運行、
1880年には道路橋完成(早っ💦)


しかし、観光地としての重要性
とテカポ湖のダム化で水面を現
在の高さまで上昇させる必要か
ら、道路橋は国道に取って代わ
られ1951年に解体されました。


何もここまで壊さなくても(笑)
と思うような橋桁だけの姿に

(※すぐ後が良き羊飼いの教会)


撤去した木材はアオラキ(マウ
ントクック)への道路整備に使
われた重要な建設資材でした。


解体と同時に歩道橋建設の計
画が持ち上がっては消えを繰
り返し半世紀が経ちました。


しかし、2009年にテカポ在住
の建築家コリン・マクラーレ
ンが地元グループと共同で建
設に向け立ち上がりました。

(※2009年に描いた完成予想図)


当初の予算100万ドルは、耐
震だけでなく風や雪の重みに
も耐えうる必要性から230万
ドルに膨れ上がりましたが、

2015年無事完成
全長125m。寄付に応じた人の
名前入り板が158枚あるそう。


地域ぐるみの努力の結晶です。

(※今でも残る橋桁との対比)


そうこうしているうちにだい
ぶ陽も落ちてきたようです。



前日の感動再びと戻ってきて



ショータイムの始まりです



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テカポ行:青の世界を後に

2023年03月14日 | 南島:テカポ

2022年5月のテカポ2日目は
20年前の記憶を辿るドライブ
どころか、29年ぶりの記憶
再生となりました。ぜひまた
いつか訪れたいと思います。


アオラキ(マウントクック)に
別れを告げてプカキ湖を南下



50kmほどの湖畔の直線道路



途中でクルマが数台停まって
下を見ている人がいる場所が
あり、クルマで下に降りると

ダム湖でもあるプカキ湖から
の放流時間に当たったよう。


上の高台が湖畔の国道80号線



道路の向こう側はプカキ湖



水門が開いていて、轟音とと
もに美しく怒れる水が転が
り落ちて来るかのようです。



白く泡立ち、クリームソーダ
のように清涼なのにミルキー



晩秋の午後の長い黒い影を



かき乱して荒れ狂う白い泡



波立ち、泡立ち

鏡のように静かだったプカキ
湖での太平の眠りから覚まさ
れたことを怒っているよう。


水門の後にはU字型の歩道が
あり反対側に出てきました。



水路の幅が広がると波が静ま
り、一面の青白い泡、泡、泡

転がり落ちる中で包み込んだ
空気がどれだけあったことか


さらに下って行くなかで泡も
消え、またアイスブルーに。

この先では釣りをしている人
もいて、水門を越えて魚も転
がり落ちて来るのでしょうか


山の高低差を利用した北島の
放流
とはまた違う南島の光景


別の水門も見つけましたが、



稼働していませんでした。



午後の柔らかな陽を受け、一
段と静かで穏やかなプカキ湖



NZ一長いサイクルトレイル、
アルプス2オーシャントレイル
(全長300km以上)の道の一部



ここまで映りこんでいるとは



青の世界の安らぎを胸に



夕方のテカポに戻りました。



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テカポ行:29年ぶり

2023年03月12日 | 南島:テカポ

2022年5月のテカポ2日目は
20年前の記憶を辿るドライブ
と言っていましたが、それは
プカキ湖までで、そこから南
下すればクイーンズタウン、
湖畔に沿って北上すればアオ
ラキ(マウントクック)を眼前
に臨むハーミテージ・ホテル


前回ここに来たのは子どもが
生まれる前。シンガポールで
暮らしていた1993年でした。


なんと29年ぶりの再訪です。



「こんな場所だったっけ

というのが2人の第一声。


30年前は何もない平原の後に
忽然と現われる大きな山小屋
というイメージだったので、
あまりの拡張ぶりにビックリ



こんな高層階もできていた



暗く狭い印象だったロビーも
もちろんガラリと違います。

当時はガラス越しにアオラキ
が目の前に見えた気がします
が、今はアオラキを背にして
いる位置で単なる勘違いか


中はミニ博物館にようになり

スキー板を履いた観光セスナ
の展示。30年前はスキープレ
ーンで氷河にも降りました。


あの時は予約もしないでNZ
に来て、クライストチャーチ
の観光案内所でなんとか部屋
を確保してやってきました。


でも確保できたのは本館の部
屋ではなく、道を渡った三角
屋根のシャレ―のひとつで、

コレかな


コレでした

この辺は変わっていないかも


2段ベッドが入った殺風景な
4人部屋に2人で泊まり、夏
でも寒々しかった思い出が



ここはいろいろなトレッキン
グの起点になっていました。

有名なフッカーバレートラック


なんの用意もなくフラっとや
って来たので、その辺をクル
マで走ってウロウロしたのみ



いつか歩くことを目的に時間
に余裕をみて戻って来よう。



そう思いつつテカポへの帰路へ



どこでどんな風に目にしても



比類なき美しさの流れる宝石



氷河があるからこそ、それが
溶けた水があると思うと、貴
重な水を目にしている思い。



鏡のように静かな川面です。



いつかまた戻ってこよう



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テカポ行:ハーミテージ・ホテル

2023年03月10日 | 南島:テカポ

2022年5月のテカポ2日目。



水の色が美しいプカキ湖

自然に配慮してコンクリート
さえ見ないNZらしいダム湖


最新の拡張の突端はこの辺



自然を守る努力は他でも続き

ここでも外来種の樹林化によ
る固有種への脅威を取り除く
ための伐採が続いています。


これだけの広さを草地に戻す
のは大変な作業だったはず。
切り株も完全に除去します。

その場に立ちつくづく思う。


ドライブは続いて、左に山



右に川。そしてサザンアルプス



振り向けばこんな光景です。

吸い込まれそうな紺碧の空


湖が終わっても氷河が溶けた
独特な碧色の川が続きます。

まるで流れる宝石💎です。


アルプスが間近に迫ってきて



陽に輝く、今年最後の残雪



いや、溶けない氷河のよう



水蒸気誕生の瞬間が見えそう。



澄んだ空の強い日差しから自
らを守るように山が纏う白雲



到着したのはハーミテージ

山間の唯一のホテル


「こんな場所だったっけ



とまれレストランの外席で、

再訪を祝して1杯


アオラキ(マウントクック)に

乾杯🥂


手作り感にホッとするピザ



忽然と現われたパラグライダー



気持ち良さそう



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テカポ行:ほぼ人造湖プカキ湖

2023年03月09日 | 南島:テカポ

2022年5月のテカポ2日目は
20年前の記憶を辿るドライブ


NZ南島の中央部ですから、

こんなもん(笑)


なにもないのがお約束



人の気配が察せられるだけで
親しみを覚えるほど殺風景。



それを美しいと思えれば

十分に愉しめます。


退屈だと感じれば

ゲーム―オーバー


到着したのはプカキ湖

マッケンジーカウンティと呼
ばれるこの一帯で、テカポ、
オハウとともに三大湖をなし
その中でも最大の湖がココ


眼前にアオラキ山(マウントク
ック)を臨み、まるで絵はがき



前日のテカポ湖のなにもかも
オレンジ色の夕暮れと対照的



なにもかもが碧い、青の世界

同じサザンアルプスが時間帯
だけでこうも違って見える


湖の独特の碧さは岩粉(glacial
flour)という、氷河の浸食によ
り粉状になった岩によって生
まれるものなんだそうです。

氷河のない北島にはない色


薄っすらと雲がある所の下は



残雪

水蒸気ができるんですね。


プカキ湖とテカポ湖は全国の
水力発電のための貯水量の半
分以上を占める南島発電事業
の中核で、テカポ湖からワイ
タキ湖間で展開されるワイタ
キ水力発電政策は、発電所8
ヵ所で推進されているそう。


うち6ヵ所は、政府が50%超
出資する国内最大のエネルギ
ー会社メリディアンが所有。



さらに湖畔を行くとピーター
スルックアウトという見晴台

連結の大型トラックが余裕で
ターンできる大きさ。外国人
観光客が戻った今、観光バス
がたくさん集まる場所なのか


ここの説明によると、プカキ
湖はダム湖として長い年月を
かけて拡張されたもので、20
20年に今の姿になったそう。



かつて5NZポンド札(NZドル
導入前)の絵柄になった南端の
テコハイ島は1970年代にダム
の水深を37mにまで深くする
過程で完全に水没しました。



限りなく美しい、ほぼ人造湖

NZの現実主義の意外な結論


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テカポ行:開いててよかった

2023年03月08日 | 南島:テカポ

2022年5月のテカポ初日。晩
秋のせいか北島より短く感じ
られる1日が暮れていきます。



町唯一の小さなスーパーに行
ってビックリ仰天の大笑い。




🍺🍺🍺🍺🍺🍺🍺🍺🍺🍺🍺🍺




この小さな店で1列すべて酒

売れ筋商品が即わかり(笑)


観光客の需要があるのでしょ
うがコロナ禍で人の往来が止
まり、特に外国人観光客の不
在が続き、まさに在庫の山


飲まない私たちは感心するだ
けでジュース売り場へ。
いつも欠かせない100%オレ
ンジのチャーリーズもある

えっ、このパッケージ


この時点でかなり前にパッケ
ージは白地に代わっており、

久々に見た黒地。旅行者には
手が出にくい2リットルのみ
古いパッケージで、地元の消
費力を見る思いがしました。
(1リットルは白地だったので)


そして夕食はまさか、でもな
中華料理の広東料理に🥢

@ジェイドパレス


他にはステーキ専門店とパブ
が開いていたぐらいでした。

店は閑散で3組いたかどうか


しかし、料理は本物でした



こんなに辺鄙な場所でこんな
に美味しい中華があるとは



干しシイタケもこの分厚さで
惜しみない食材と鮮度です。



オークランドにあっても普通
にやっていけるレベルかと

あったら断然行きますよ


2日目朝はこれまた消去法で

@グリーディーカウ


この日に営業していたカフェ
は、なんとここだけでした。

開いててよかった
まるで昔のセブンイレブン(笑)


ランチに備えて軽い朝食に



外席もあり客がいなくなると

すかさずやって来る別のお客


バターおいちいチュ~ン



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