ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

夢見:カップル誕生

2024年03月02日 | 浅き夢見し

「私」は誰か(多分、夫)と見
慣れぬ建物の前にいました。


それはドーナツ型のガラス張
りの建物で、中心の空洞はど
こか高い遠い所につながって
おり、そこへは超高速エレベ
ーターだかロケットのような
もので飛び出すらしいです。


私たちは外にいましたが、中
には何人かの人がいました。


私たちからは彼らが良く見え
ましたが、彼らからは私たち
が見えないようで、座って話
していたり立っていたり、外
に注意を払う人はいません。


「私」はやや褐色の肌に、ウ
ェイビーで艶やかな黒髪の青
年と、温かみのある長い金髪
の女性に目が留まりました。


2人とも20代後半に見えまし
た。しかし、カップルではな
く、ここで初めて知り合った
のか、初々しい様子でした。


2人は外向きになった椅子に
座っていましたが、女性はし
っかり横を向き「私」からは
艶々の金髪しか見えません。


青年は前を見たり女性を見た
り。まるで彼女がそこにいる
のを確認しては、前を向いて
喜びを嚙みしめているかのよ
うに見え、満面の笑みです。


初々しいカップル💑の誕生
それを目撃し、こちらまで知
らずと笑顔になっています。


その時、音は聞こえなくとも
ドーナツ型の右手奥の方がざ
わつき出し、係員らしい何人
かが足早に向かっています。


すぐに静かになり、立ち上が
ってそちらを見ていた人も再
び座り、何事もなかったよう
にすべてが元に戻りました。


誰か亡くなったんだな」
「私」は自然にそう思い、厳
粛な気持ちになりました。


私たちはガラスの中にいる人
たちが、すでにこの世の人で
はないのを知っていました。


中にいる人が「亡くなる」の
は成仏してエレベーターだか
ロケットに乗る時が来たこと
を意味しているようでした。


(つづく)





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