ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

グレートオーシャンロード+アデレード3回目行:タイム@ザレイクスの夜

2023年08月28日 | オーストラリア:マウントガンビア

2022年11月のオーストラリア
5日目。南オーストラリア州
第2の都市マウントガンビア


暮れなずんでいくまっ平な街
夫婦して非常に気に入った街

どうも私たちは南オーストラ
リア州と相性がいいらしい。


今回は陸路でビクトリア州か
ら入って来たせいか、空気の
違いを如実に感じ、極端に言
えば同じヨーロッパ内でもイ
ギリスから大陸側に渡ったよ
うなそんな違いに感じます。


マウントガンビア2日目にし
て最後の夕食にやって来た、
タイム@ザレイクス

ロゴがセンテナリータワー


ファインダイニングの店で円
卓2卓の大きな誕生パーティ
ー🎂が開かれていました。

ボケボケですがアミューズ


ギリシャ料理をベースにした
地中海風オーストラリア料理

フラットブレッド


ホタテ貝



テイスト・オブ・ジ・オーシ
ャンというシーフード尽くし

ソフトシェルクラブ+蝦+イ
カ+ホタテ貝の盛り合わせ


なんと夫のメインはほぼ同じ
量が多くなって再登場(笑)



シーフードメニューは大小あ
り前菜にもメインにもできた
ので私は蝦のカタイフィ巻き

ここの看板料理のようです。


付け合わせのインゲン



デザートはチーズケーキで。



コーヒー☕



誕生日パーティーでフロアも
多分キッチンもてんてこ舞い
の中、テーブルについてくれ
たウエイトスタッフが冷静沈
着だったのが好印象でした。

眺めもいいしまた行こう


6日目の朝はまさかの大雨に

ホテル周りの写真も断念して


そのまま出発することに💦



2泊だったので中1日しかな
くほとんど出かけていてホテ
ル周辺の写真はごくわずか。
前日に撮っていた数枚のみ


1911年完成の旧バーコー鋳
物工場のファサード。珍しい
黄色のドロマイト(白雲石)製



ここでは風車やウサギ獲り器
が製造されていたそうです。



1903年完成のマウントガンビ
アクラブ。現在も2階で活動中



1975年まで稼働していた製粉
工場。今は改装されて外食や
娯楽施設に。今回は行けずに
写真のみですが、ぜひ次回に



最後の朝も再びベイブルー

3回目。どれだけ気にいった


しっかり食べてここからアデ
レードまで435km。まっすぐ
行っても5時間の長旅です



再訪したいマウントガンビア

ぜひ、またいつか



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グレートオーシャンロード+アデレード3回目行:巨大陥没穴アンファーストン・シンクホール

2023年08月27日 | オーストラリア:マウントガンビア

2022年11月のオーストラリア
5日目。ポートマクドネル
らマウントガンビアに戻って
この日最後の目的地だった、

アンファーストン・シンクホール
日が長い時期で助かります


「シンクホール、陥没穴って

クルマを停めてから細長い道
を通って地表に開いた穴へ


「穴を見に来たの」百聞は一
見にしかずで行くっきゃない


ホントに穴



かなりの深さに大きさです。

直径約50ⅿ、深さ約20ⅿ


かつて海水に浸食された洞窟
だったものが、どこかの段階
で天井部分が落ち、現在の陥
没穴になったといわれます。

経緯を知らなければ、旧石切
り場だと思うことでしょう。


今は見事な庭園。底だけでな
く垂直の壁にまで緑の緞帳が

どこにも似ていない驚きの光景


穴は1864年にこの地を購入し
たジェームス・アンファース
トンによって「発見」され、
一家は穴の淵に家を建て1866
年以降は庭園となりました。

(※庭園で寛ぐアンファースト
夫妻と友人たち。1900年)


しかし、その後庭は荒れ果て
第2次大戦後、州林野庁職員
ケン・ノートン
が並々ならぬ
情熱を傾け、33年をかけて
現在の姿に造り変えたそう。


いろいろな植物を植えてみて
もアジサイしか残らず不思議
に思っていたら、その理由は

ポッサムだった
アジサイ以外の植物を食い散
らかしてしまう犯人でした。
(※今は果物で餌付け中のよう)


これはツタ。ノートン自身が
植えた樹も残っているそう。



地形を上手く利用した遊歩道



内側は水分が多く湿気ており
ポッサムの格好の棲家らしい



見るからにボロボロで脆そう
な岩。グレートオーシャンロ
ードで見てきた石灰岩と違う
と感じたこの地の石灰岩は、



ギャンビアライムストーン(石
灰岩)と呼ばれ、ライムストー
ンコースト一帯を構成してい
るそう。4000~1500万年以前
この地が海底だった頃に形成
され厚みは300mにもなるとか



岩は約半分が気孔で形成され
るため水を通しやすく、地下
水貯蔵にはもってこいです。

だから植物も根付くのか~


周囲から地下水が集まるブル
ーレイク
はその恩恵でした。



ボロボロには訳があったのね

@ノーサンバーランド岬


ちょっとギョッとした蜂の巣



シダの裏にも遊歩道があり、



見事な木漏れ日が差し込んで

自然の日除けで夏は涼しそう


今は地元のガーデン愛好家た
ちに手厚く守られ、結婚式か
らピクニックまでさまざまな
形で利用されている憩いの場

(※出入口。このツタが紅葉し
たらそれは見事だろうなと)


自然のアート



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グレートオーシャンロード+アデレード3回目行:行くなら旗のある日に

2023年08月23日 | オーストラリア:マウントガンビア

2022年11月のオーストラリア
5日目。南オーストラリア州
第2の都市マウントガンビア


ブルーレイクから徒歩でホテ
ルに戻り、今度はクルマで
ベイブルーエスプレッソバー



1日に2回、しかも数時間後に
舞い戻ったので驚かれながら
「これからセンテナリータワ
ーに行って中を見学するの」
という話になると、意外にも


「今日って開館日だっけ?中に
入れる日は旗が出るんだけど」


(※控えないバターの量に夫の
目がハートになりました)


は、旗
というなんともマニュアルな


こちらは彼らのHPで調べて
時間も調整して来たのですが


マニュアルvsデジタル勝負
結果はいかに


クルマで行けるところまで行
き、後は緩い坂道を徒歩で。



右手に見えてきたのは、もう
1つの火口湖バレーレイク。



ブルーレイクの半分以下の広
さで色もブルーではなく、コ
バルトブルーに変わる前のブ
ルーレイクはこんな色なのか



左手は緑が続き農場だったり



ゴルフ場だったり。夫ガン見



1番高い所はマウントガンビ
ア、ガンビア山の頂上。地名
として有名でも元は山の名前
標高たった75ⅿだそうです。


頂上に立つセンテナリータワ
ー。高さ9ⅿ。1904年完成。



なんのセンテナリー(100周年)
なのかと思ったら、1800年に
この地をマウントガンビアと
命名したことを記念して、19
00年に山頂の塔建設計画が持
ち上がり、募金募って実現。



1919年着工1932年完成の
レートオーシャンロード
とは
比較できない規模ながら、時
代としては20年ぐらいの差。

(※1904年の開幕式典)


グレートオーシャンロード信
託は民間からの出資と借入で
8万1,000ポンドを調達し、完
成した区間を有料化すること
で資金を回収し道路を無料化

(※初期の料金所)


道路建設は復員軍人の社会復
帰と恒久的な観光資源の建設
という大義を果たしました。



一方で塔の建設は民間企業が
請け負って総工費434ポンド



経済的価値には置き換えられ
ない市の象徴と市民の誇り。

足元に立ちそう感じました。


誰もおらず開館もしておらず



旗もなく、マニュアルの勝ち



やはりこれは植樹のようです。



でも立ち入り禁止⛔で残念💦



あの岩壁の内側はブルーレイ
クですが、残念ながら水が見
えず。水面が今より2ⅿ高か
った昔は見えたのでしょう。

色の違う湖2つが同時に見え
たら、さぞや綺麗でしょう。


降りて来た時に気づいた標識

旗が掲揚されている時に開館
地元民はいつも正しい


いつか中に入れますように。



見納めのブルーレイク。ここ
はいつか必ず戻って来たい🙏



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グレートオーシャンロード+アデレード3回目行:南オーストラリア州第2の街

2023年08月22日 | オーストラリア:マウントガンビア

2022年11月のオーストラリア
5日目。南オーストラリア州
第2の都市マウントガンビア


「こ、これが第2の都市
と思わずググってしまったら

(※1882年完成の旧タウンホール)


人口で見ると州都アデレード
が100万人超、マウントガン
ビアが約2万3,000人と40分
の1以下ながら確かに第2位


隣はインスティテュートと略
称される旧図書館や市議会。

タウンホールより古く1869
年完成。市議会として現役。


都市というより可愛い街です。


やや離れた高台に古い塔が。



塔の後に1列になった樹。町
に入るときの道からも見えて
気になっていた場所でした。



給水塔でしょう。現在は電波
塔も兼ねていてまるで王冠



一帯は緑多い行楽地になって
おり古い塔センテナリータワ
ーも、ここから行くのか~



ブルーレイクホリデーパーク

由緒ありそうなキャンプ場⛺


ゲートにはクイーンエリザベ
スパークとあり、公園も兼ね
ていそうで、誰でも入れる?



ホリデーパークなのでキャン
プだけでなくキャビンもあり

ブルーレイクが目の前で宿泊
には絶好のロケーションかも


湖畔で給水スタンドを発見



目の前のブルーレイクからの
水かと思うと感慨深いものが



ぜひぜひ再訪しましょう

書きながら誓い新たに、今に
なってカテゴリーも新設(笑)


あれっこの電柱って?



コンクリートをかつての線路
で挟んで補強してあります。

廃線後の再利用と街の歴史が
ぎゅっと挟まっているよう。


ため息が出るような素敵な庭



そして家。これだけの美しさ
の維持はどれほどの作業か。



自分でするにしろ業者を頼む
にしろ大変な労力でしょう。



それを弛まなく続けていく街



古い家の増改築に慣れた業者
もたくさんいるのでしょう。

この家は改装中のようでした。
今どきの新建材とは大違い


庭の水やりも



植え替えも



剪定も。どれも手を抜かずに



その結果がこの街並みです。



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グレートオーシャンロード+アデレード3回目行:コバルトブルーに魅入られて

2023年08月21日 | オーストラリア:マウントガンビア

2022年11月のオーストラリア
も5日目。南オーストラリア
州のサザンオーシャンドライ
ブの最初の要所マウントガン
ビア2日目はブルーレイクへ


言葉にならないような美しさ

なんとも深いコバルトブルー


まるで着色されているかのよ
うで、グラスにすくったら透
明になるのが信じられない。


ブルーレイクは数千年前の噴
火でできた火口湖。雨水や周
辺の石灰岩帯水層からの地下
水が流れ込んでできたそう。



それは今も続いています。

水深は最長で77m。水面は地
上から30m下になり地下水が
流れ込む構造になっている


1846年のブルーレイク



誰もが思う、
この青はどこから来るのか



しかも、この色になるのは毎
年11月から3月の夏場だけ。
それ以外はグレーなんだとか

なんとも神秘的な湖です。


色が変わる理由は、気温が上
がって表面水温が20度以上に
なると、水中の炭酸カルシウ
ムの溶解度が下がって微結晶
を形成し、それが青色光を撒
き散らすからだそうです。(私
の理解ではこれが精一杯)


湖岸近くで水中の石が透ける
場所ではアクアブルーです。

自然の色見本を見ているよう


ブルーレイクの水量はおよそ
3,600万トンで、今もマウン
トガンビア市の水がめです。

浄水処理場や汲み上げるため
のポンプなどの設備が緑に隠
れるように造られています。


年間の使用量は360万トンと
全体の10分の1ですが、水量
の減少で過去25年間で水面が
2m低下しているそうです。



水源のため周囲は厳重に管理
されていて、ツアー以外では
湖畔までは降りられません。



でも湖が一周できる道が整備
されていて全長3.6kmです。



たいした距離でもないので周
ればよかったのですが、歩か
なかったのはナゼなんだろう



美しさに魅入られ「ここはま
た必ず戻ってくる」という想
いが先立ち、あえてやり残し
を作ろうとしたのだろうか。



旅のやり残しは作っておきた
い方なので。またいつか

(※道端の古い見晴台)


かつてのポンプハウスの写真



今も赤い屋根のまま健在🏡



毎年11月の数日で灰色から吸
い込まれるような青に変わる
そうで、11月に長逗留して色
が変わるのをこの目で見られ
たらどんなに感動することか

バケツリストに入れておこう


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グレートオーシャンロード+アデレード3回目行:キーワードはブルー

2023年08月19日 | オーストラリア:マウントガンビア

6月から始まったこの旅行記
もとうとう31本目です。ハワ
イのマウイ島の大火で楽しか
った旅を振り返ることさえ憚
れるほど衝撃を受けていまし
たが、悲劇から10日以上が経
ち、だいぶ落ち着きました。


話を続けたいと思います


=============


2022年11月のオーストラリア
も5日目。ビクトリア州の
レートオーシャンロードの旅

を終え、南オーストラリア州
入り。最初の街マウントガン
ビア2日目の散策が続きます。


廃駅マウントガンビア駅を出
て「さて、どこに行こうか?」

公園に温水プール、ネットボ
ール場に児童公園、BBQコー
ナーにテニスコートとどれも
観光客には関係なさそうな所


でも最後の濃い青は『旧監獄
宿泊施設』とありオールドマ
ウントガンビアジェイル
(監獄)
として絶賛営業中でした(笑)


「週末はムショ暮らしだよ~」
とかジョークが言えそうかも


こういう場所なので今でも、

警察署


裁判所

マウントガンビア地方裁判所


そしてかつての裁判所も

嵌め殺し窓という名称が似合
うレンガで埋め込まれた窓。


1864年に完成し1974年まで
100年以上使われたというこ
とはこの街の犯罪率の低さを
物語っているのではないかと



流刑地だったパースなどでは
流刑囚の受け入れ+地元民用
であちこちに刑務所ができ、
裁判所も拡張の一途でした。


完成は1864年でも最初の裁判
は1865年1月だったそうです。

1877年に両脇のウイング、19
50年には留置所が増設されて


今は集会場や結婚式場👰に

永遠の愛と正義を誓う場所か


急に風景が変わり住宅街に。

場所柄代々法曹界関係者が多
いのか、お屋敷ばかりです。


坂をさらに上る前にひと休み



ベイブルーエスプレッソバー

アールデコの小さな青い建物


サクっとググっておきました
が、思った以上にステキな店



コーヒーも美味しく、滞在中
何度も通ったカフェでした。

カップもブルーで。


坂の上には小高い丘が広がり



火口湖。LAKESと複数形なの
でいくつもあるってことか

(👆いつもながら下調べゼロ)


ブルーレイク。青湖というそ
のままの名前が目的の場所



右でも左でもブルーレイク



他の名前が思い浮かばないほど

ブルーレイクは青かった。


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グレートオーシャンロード+アデレード3回目行:歴史の幕を閉じたマウントガンビア駅

2023年08月11日 | オーストラリア:マウントガンビア

2022年11月のオーストラリア
も5日目。ビクトリア州を抜け
南オーストラリア州最初の街
マウントガンビアの散策へ


ホテルが街の中心だったせい
か周囲は古い建物ばかりで、
歴史的建造物好きには最高

かつての郵便局。電信局とし
て1865年完成。1887年に郵
便局も兼ね、今はカフェ


1900年完成のノリス・エージ
ェンシー事務所。イタリア式
ファサードの個人事務所で、



今もオフィスのままだそう。

ほとんど変わっていません


ロートアイアンの門や塀がな
んともヨーロッパな雰囲気。



宿泊しているホテルにそっく
りな外観の、マクス・ホテル



1864年の創業でマウントガン
ビア・ホテル
から2年遅れ。



どうりでそっくり。不思議な
ことにこちらは州の歴史的建
造物に指定されていません。

これだけの建物を行政支援な
しに修繕補修していくのは、
大変だろうな~と思います。


1866年完成のイギリス国教会



門は後付けで1927年の寄進

それでも100年近い古さです。


急に開けた場所に出ました。



錆びた線路のオブジェでした。



かつての線路が石畳になり、



周辺は市民の憩いの場らしい



ここはマウントガンビア駅

北に100kmのナラクートと西
に90kmのネルソンに近いヘ
イウッドまでを結んだ主要駅


1879年完成の旧駅舎を建て替
え1918年にできた駅舎。ペン
キが塗ってありますが石造り

メルボルン郊外のブライトン
を思い出しましたが、あち
らは観光目的で1861年に完成


鉄道は1995年に業務を停止。
2006年まで観光列車が運行し
ていましたがそれも運休し、
以来周囲は公共スペースに。



駅の周辺には古い建物がその
まま取り残されていました。

立派な石造りの3階建てで、
かつての倉庫だったのか


屋上は伝書バトの巣だった



建物にはたくさんのハトが



キミたちここに住んでるの



『1886』の文字が見え、歴史
的建造物指定でもないので放
置状態。今は巨大なハト屋敷



この建物だけに集まっていて
代々ここに住んでいるのか



これはトタン造りでかなり後
世の建物か。でも古いです



今まで訪れたオーストラリア
のどこにも似ていない町で、
それは内陸部ゆえだからか


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グレートオーシャンロード+アデレード3回目行:海から山へマウントガンビア

2023年08月10日 | オーストラリア:マウントガンビア

2022年11月のオーストラリア


グレートオーシャンロードを
走破
し、4日目は南オースト
ラリア州へ。ここから州都ア
デレードまではサザンオーシ
ャンドライブ
という観光コー
スがありますが、カーフェリ
ーで渡るカンガルー島まで含
む全長940kmなので途中端
折りつつ州都を目指します。



州境を超えたとたん、つなが
っている風景がガラッと変わ
ったのには驚きました。漠然
とした牧草地のような遊休地
のような荒れた風景が、丹精
された農地や牧場に変わり、
道もグッとよくなり制限速度
も時速100kmから110kmに


まるで国境を越えたかのよう
な違いでしたが、なぜか違い
を写真に残しておかず残念


4日目の宿泊は、マウントガ
ンビア。南オーストラリア州
南東の市。ビクトリア州最後
の町ネルソンから40km足ら
ずですが名前のとおり山


海岸線から30km近く入った
この旅行で初の内陸部です。


マウントガンビア・ホテル

明治維新前の1862年の創業
まさに街の中心という立地


一大改装を経て部屋は完全に
リメイクされていました



褪めたミッドナイトブルーが
なんとも美しい部屋でした。



古のホテルは部屋にバス・ト
イレがなかったので、何室か
を繋げてL字型にし、Lの内側
にバスルームを付けたのか。



レトロモダンなバスルーム🚿

曇りガラスのシャワーボック
スと間接照明が秀逸でした。


部屋の雰囲気に合った調度品



『家畜給餌の基本と実践』
という本の赤が効果的です。



廊下やレストランにはいい絵
がふんだんに展示してあり、
まるで画廊のような雰囲気。



古い建物が持つ魅力を最大限
活かしているのが判ります。

新建材ではこうはいかない


いろいろな一角があり狭い館
内とは思えないほどの広がり



アールヌーボーなドアの中は

18禁の本格ゲーミングルーム


かつてのフロント。今は使わ
れておらず残念。長旅後こん
な場所で迎えられチェックイ
ンできたらと思う旅人の感傷



今のチェックインはバーで(笑)

最近こういうホテルが増えて
いるような。人件費を鑑みる
とこうなっていくんでしょう


チェックインで言葉を交わし
感じがよければ即舞い戻って

ハッピーアワー🍺
(👆単純すぎ?)


地元の人の愛され空間である
のがよくわかる立地と客層

バーだけでなくファミレスや
テイクアウトとしての利用も


素朴なバラ窓がなんともイイ

この時代の凝ったものはヨー
ロッパからの輸入品だったの
で地元の工芸家作でしょう。


この看板に目が釘付けせっ
かくイセエビ🦞で有名な海岸
線を走ってきたのに、見かけ
ることなく山中に来て初遭遇

キロ130ドルは安くないけど


2人でちょうど良さげな小ぶ
りなのがいて、これに決定



スタッフに「キロ130ドルで
オーブンで調理するから40分
かかるけど本当にいいのか」
と再確認されました。大丈夫
食い逃げなんかしないから


夫は🍺と🍟でかなりHAPPY



安く抑えてくれ家計に貢献



キター💛

この充実セットならお値打ち


グリル野菜も美味しかった(笑)

さすがにスゴい量になってし
まい2人で真剣に食べました


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