The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

The memory of Heisei 終

2019-04-30 10:20:14 | 世界経済
 
 平成最後の日が来た、それにしても大変な警備、皇居のお堀の中まで捜索していた、さらに、ドローンの妨害を阻止する部隊の配置、強力な電波を放射するため、周辺のケータイやスマホは通じないかもしれない。

 保守政権は保守グループのサービスも兼ねていくつもの儀式、だが、そろそろ、国民の反感も芽生えてきた、
 「儀式利権に祭政利権 やっかいなものだ」

 さて、パリのマドモワゼルがニッポンの若者に恋をした、カトリックの厳格な家庭、父親が、
 「どんなオトコだ」
 「柔道をしています」
 「何段だ」
 「三弾です」
 すると、
 「柔道には騎士道に通じるトコロがある」
 二人の結婚を祝福した、という。

 おソバの好きなマドモワセル、東京の下町のソバ職人に恋をした、おいしいソバに青春をかけた無口な若者、
 「いらしゃいませ」
 ”ボンジュール”

 「そんなことあるのかい あのプライドの高いフランス女が黄色いサル顔に 恋なんかするものか」
 「それが したんだね」
 「へー」
 「『ザルソバ』に盛られたオトコの悲しみと真実 それが伝わったんだ」
 「そー」
 「彼の誕生日に 出前に使っている自転車をピカピカにみがき ハンドルに紅いリボン」
 「ピンクじゃ ダメ」
 「ダメに決まってるだろ」
 「黄色では」
 「うっうっうっ」
 「どったの」
 「バカ・バカ・バカ 秘めた女の思い 秘めた女の真実 ゼッタイ 紅だろうが」

 「ポカリ」
 「あっ なぐった」
 「ポカリ・ポカリ・ポカリ だから おまえはダメなんだ ヘーセーが おわっちゃうんだぞ」
 「ヘーソー」

  この二人、江戸の文化とラテン文化の出会い、
 「なんて イキ・粋 なんだろうね」


The memory of Heisei 3

2019-04-29 09:45:07 | 世界経済

平成の期間、アメリカも変わった、「大衆の反逆」ではないが、ラスト・ベルトやファーム・ベルトの人々が声を上げたのだ、それまではどうだったか、
" Washington flourished , but the people did not share in its wealth ."
「ワシントンは栄えたが 多くの人々は その恩恵に あづかれなかった」

 このWashingtonとは、
 1、軍産複合体 
 2、金融資本家
 3、政治屋たち
 4、それらに関係したクラス
 そして、マスコミであり、数十年間、彼らに都合のよい情報をたれながしてきた、ニッポンの新聞・テレビはそのコピイ・・・

 グローバリズムで増大した巨大な利益も数パーセントの大金持ちや十数パーセントの中金持ちに集中する。

 そこで、あの国の40数パーセントがトランプにつく、
 「ついていくよ トランプさん」

The memory of Heisei 2

2019-04-28 11:21:42 | 世界経済

 平成が去っていく、さびしいものだ、じわじわと来る。

 ヨコハマのマチが、ヨコハマのミナトが、そうそうあのサンマーメンが お気に入りのカフェが、まるごと去ってゆく・・・
 
 ヨーチエンで、
 「レーワ・レーワ・レーワ」
 キャピキャピの女子中学生は、
 「わたしたちの時代よ」
 女子高生に向かって、
 「そうでしょ おばさん」
 「キイー なんですって」

 ナカが悪いのだ、シッポの見えそうな短いスカートで、
 「そこのけ そこのけ フトモモがとおる」
 この子たち、どうなるんだろう。

 しかし、これが祭政文化なんだ、この国の先人たちは、なんというものをセットしたんだろう。
 「まるで 舞台のように ひとつの時代が」
 「まるごと 向こう側に 去ってゆくのだ」

 ゆーわ・ゆーわ。
 「なんだか いい時代になりそうじゃあないか」

The memory of Heisei 1

2019-04-27 10:57:49 | 世界経済

In Heisei , I can not forget next sentence ,
" It would seem that Father Enomiya's love had prevailed over modern era opened for us the one way to save humanity ."
    
 はたして、" to save humanity "「人類を救う」にまで至ったのかは疑問である。

 ヨーロッパの中世は教会が中心で、人々は教会から天国に旅立つことになっていた、だが、近代は聖書が中心になる、個人は聖書と対決して、自分を確立して自立する、「近代的個人」の誕生。

 中世の、
 神に対する絶対的信仰 
 近代は、
 人に対する絶対的信用

 トランプを支持する福音派は、きわめてプリミチブなグループ、東部のエリートは。
 「こまったもんだな」
 「月にまで行く時代に あんなことを・・・」

 福音派の博物館には恐竜が展示されていない、それは、
 「聖書に登場していないからだ」

 東部のestablishment・エスタフリシュメントは、彼らを利用しているんだろう、それが、中東情勢をこんなに複雑にしてしまった。

50年目の真実 冬

2019-04-26 09:18:42 | 世界経済

 東京の下町と山間の古刹(こさつ)を行ったり来たり、
 「そうか そうだったのか」

 この男性のくずれそうなこころを、御前さまが支えていたのだ、 
 「そうだ そうだったのだ」

 ちょっとはにかんだ少年のような顔、大人になりきれない「さびしい悟り」

 「わたしの代わりに親友が死んだんです」
 「たいへんでしたね」
 「もうしわけなくて もうしわけなくて」
 「わすれなさい おわすれなさい もう いいんです いいんですよ」
 そして、
 「いつでも来てください いつまでもいてください」

 ニッポンのオトコとオトコ。二人の真実、
 「やっと とけた」

50年目の真実 秋

2019-04-25 08:52:04 | 世界経済
 
 遠い少年の日の「お盆」
 わたしがお線香を供え、御前さまが短い読経。それが70数回。
 この大寺で、生涯を終えた僧侶たちだ。

  カナ・カナ・カナ 
  セミが鳴いている
  エイエンのようだ

  この山
  この谷
  それは
  絶対の相対で
  相対の絶対なのか

 そんな感覚が、浮かんでいた。

50年目の真実 夏 

2019-04-24 13:03:30 | 世界経済

 その寺に中年の男性がいた、学徒動員で出征して、なんとか帰ってきたが、生きる気力をなくしていた、知的でやさしく、ちょっとはにかんだ表情、ちょうどアメリカとソビエトの冷戦、
 「いいことでは ありませんね」

 東京の下町とその寺を行き来していた、仕事をするでもなく、家庭を持つでもなく、
 「もー 秋ですね」

 あの悪辣な禅ボーズとは、なんというチガイであろう。 

50年目の真実 春

2019-04-22 09:51:51 | 世界経済

 少年時代の一時期を過ごした大寺に、中年の男性が滞在していた、学徒動員で出征して、なんとか帰ってきたのだが、すっかり、
 「生きる気力を喪失していた」
 大寺の住職・御前(ごぜん)さまとは、どんな関係だったのか。

 8月の下旬、御前さまが、子供たちの書き損じた半紙を広げていた、
 「のびやかで新鮮なライン これは この時期だけだな」
 「道元や空海も およばない」

 そして、かたわらの葡萄の木を指さし、
 「来年は 実をつけるでしょう」
 「マコト君にも あげようね」

 その後、多くの宗教者にめぐりあったが、
 「このヒトが イチバンではなかったか」

 山奥の寺で一生を過ごした法華の行者、やっと。
 「わかった」

The guess of scholar 下

2019-04-21 10:34:58 | 世界経済

Before the Tennou system , there was a pretty culture , we had better appreciate it more .
It may be communicated the summit of Mount Olympus in Greece .
I do thinl that jomon culture has the bright、the fteedum and possibility to transcend the time and space .

 国立博物館のデスプレイ、5世紀以後が強調されている。

 仏教美術は矛盾している、仏教は「空」。色や形で表せないはずだ、今の学者は何も言わない、そうであるなら、それは「ガラクタ置き場」。

 縄文の中期をもっと注目してもいい、そこには、
 「人類の未来を開く明るく自由な可能性がある」

The guess of scholar 中

2019-04-20 09:44:41 | 世界経済

The chairman of Daisinin shouted ,
" You know that it is so great crime to plan the assassination of the Meiji Tennou .
Koutoku answered ,
" He is a descendent of the north dynasty .
The orthodox dynasty is a south dynasty ."
He said ,
" I don't admit it . I don't permit him ."
The court was occupied with the silence .

The Japanese in Meiji era knew it very wsll .
 
 
 明治43年、大審院の法廷、
 「今上陛下を 弑(しい)し奉らんとするは何事ぞ 大逆であるぞ」
 
 幸徳秋水、
 「彼は 正統な南朝をだまし 三種の神器を盗み取った北朝の子孫だ」
 「・・・」
 「俺は 認めない 認めないぞ」
 千古の静寂・万古の悲しみ。当時の日本人は知っていたのだ。

 近代日本の闇であろうか。