なんとモダンな騎馬像ではないか、BC300年というから、今から2300年前になる。
あるいは「近代」とは歴史的な段階ではなく、合理的な生活様式のことなのかもしれない、目的に対する直接的行動、論理的なすっきりとした思考活動、人と馬・馬と人の単純な関係、それらは個人の自覚を促さずには置かない。
そして、よい方法を見つけ出すために会議を招集する習慣が成立していた。
ゲルマンの民会では、ささいなコトは長老やリーダーが決めていい、だが重要なケースについては、
「メンバー全員の討議による」
ウェーブした髪にヒゲを蓄え、颯爽とスカーフを靡かせてオトコが胸を張っていた、堂々たる姿ではあるまいか。。
どうやら、農耕社会よりも遊牧社会の方が、ヨーロッパの近代化に貢献しているようだ。