The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

ツングース系騎馬民族の南下

2010-06-26 03:06:14 | Weblog
 昭和23年、日本民族学会の座談会でユニークな学説が公表された、それが、江上波夫の騎馬民族国家説。

 古墳時代の4C前半、東北アジアのツングース系騎馬民族が南下、朝鮮半島を経て、九州に上陸、その後、4C末~5C前半に畿内に入り、騎馬を中心にした圧倒的な武力で、この地域一帯を征服する、これが大和朝廷、そのリーダーが応神天皇。

 この学説に反対する学者が多い、だから、今でも、定説にはなっていないのではあるまいか。

 それは、科学的に証明できないからだ、しかし、これだけ、さまざまな特徴を持った人々がいるということは、それに近いことがあったのではなかろうか。

山岳地帯の人々

2010-06-23 04:22:27 | Weblog
 江上さんが子供の頃、大正から昭和にかけて、まだ、サンカと呼ばれる人々がおり、サンカについての話題が豊富であった。

 サンカの人々は、平均的日本人とは顔つきが異なり、足が速いという評判であった。

 サンカは山窩とも記し、平野や山間を移動し、竹細工などを生業(なりわい)とした集団であり、日本史の重要な局面に登場している。

 日本は、山岳地帯・平野地帯・海岸地帯、この3つに分かれ、その地帯に住む人々の顔つきも相当に違っていた。

 山岳地帯の人々が縄文文化を継続していたという調査をしたのが「旅する巨人・宮本常一」、彼は、柳田国男の研究を引き継ぎ、国津神の系譜を確認したことになろうか。

外国旅行をしたような感じ

2010-06-20 04:01:57 | Weblog
 江上波夫は1906・明治39年生まれ、子供のころ、
 「同じ関東地方でも山村に行くと人間の感じが違うと思ったものです」

 10歳とすると、1916年で大正の5年か、
 「小学生のころは、東京から離れると、今でいう外国へ行ったような感じがした、言葉はわからないし、生活スタイルまで違う」

 なんと貴重な証言ではないか、「東京から離れると外国に行ったような感じ」、今でも、微かに、その空気は残っている。

 私は、少年時代、山梨の山村にいたことがある、そこの風俗・習慣は、都会とは随分違っていた、そして、東京・横浜どころか、甲府の街の人々にコンプレックスを抱く子供たちが多かったのを覚えている。

 当時は、今以上に深刻な問題があり、それはそれは貧しい家庭が多かった、極度な栄養不足から中学生になっても、小3小4のような体格、それでも五体満足ならいい、背中の曲がってしまった少女がいた、家の傍の小川で野菜を洗っていた、道を聞くと、丁寧に答えてくれる、その優しい深い瞳の色が、昨日のことのように思い出される。

 一行の記載もなく、消えていった忘れ去られていった人々の、なんと多いことか。

多様な顔を持つ民族

2010-06-17 02:39:29 | Weblog
 日本人と呼ばれる人間集団には「標準的な顔立ちがない」、これこそが21世紀のコメント。

 江上さんは、
 「いろいろな地域から多様な人々がこの日本列島に入ってきたわけですが、すべて日本中に拡散し、混血していったわけではない」
 「入ったところが北なら、その子孫は北、南ならその子孫は南というように割と固定されたのです」
 これも鋭い洞察である、
 「真ん中に険しい山岳地帯があるでしょう。東から西へ、西から東へと簡単に行き来できないわけです」

 日本人は、これほど多様な顔つきをしている民族はない、江上さんの意見は、今でも、否、今だからこそ、説得力がある。

日本人が分からない

2010-06-13 05:13:40 | Weblog
 騎馬民族征服王朝説の江上波夫さんの日本人論は、わたしの考えと共通する点が多い。

 江上さんは、アジアの各地を調査してきたので、地域ごとの顔の違いが分かる、ベトナム人・フィリピン人・モンゴル人、ところがひとつだけ分からない国がある、それが、
 「日本人が分からない」
 「北はツングースから南は東南アジアタイプの顔つきの人までいる」

 日本語をしゃべるかどうかの違いだけで、はっきりいうと、本土だけを見ても、
 「日本は非常な雑種」
 さらに、
 「標準的な顔立ちがない」

 これは、実に、本質を突いた意見ではあるまいか。

 北川景子・貫地谷しほり・佐々木希また宮崎あおい・蒼井優・山田優…さまざまなタイプの出現する理由が、これなのではあるまいか。

宝塚出身の相武紗季

2010-06-10 04:54:07 | Weblog
 時々、「日本人とは何だろう」という思いが浮かぶ、北から南へ、実に、多くの人々が生活しているが、どのあたりを標準にしたらいいだろうか。

 先日、関西に行き明石を訪ねたのだが、品のいいたたずまいに驚かされた、京都や大阪とは違う充実した生活空間、観光地にはない地に足のついた本当の街、市民としての自覚の強い人が多いのではあるまいか。

 上方文化の雅な伝統は、このあたりに受け継がれているのかもしれない、日本人の標準型は、ここか。

 そうそう、キュートでかわいい相武紗季は宝塚の出身、彼女の魅力の秘密は、長い伝統とバランスの良さ、にあるのではなかろうか。

上戸彩の魅力と能力

2010-06-08 04:24:53 | Weblog
 今、人気のあるタレント、一人忘れていた、上戸彩、CMに引っ張りだこ、TVで見ない日はない、先日の番組では、
 「わたしの母は、石垣島の出身で… 」
 石垣島は沖縄の南西部・八重山諸島のひとつ、サトウキビ・パイナップルが産物、ところが、奈良時代初期の史料に記載されており、「信覚(しがき)島」は、この島らしい。

 上戸彩には、ちょっと古風なところがあるが、あるいは、その影響であろうか。

 上戸はかわいくて愛嬌があり、誰からも好かれる、ドラマで李香蘭を演じたのだが、何十人・何百人の中国人スタッフから慕われていた、本人は、
 「みんなにいじられちゃった… 」

 彼女が出演するドラマの台本がチラリと映されたことがある、上から下に、びっしりとタグが貼られていた、これなら、受験勉強でも、相当な成果があげられるだろう。

 それにしても、ある種の団体のバックアップがあったとしても、10年ほどで、あれだけの人気を集め成果を上げることができるとは、この列島の人々の潜在的能力の高さは、相当なものであると言えないであろうか。

新しい美人トリオ

2010-06-06 19:12:22 | Weblog
 北川景子・佐々木希そして貫地谷しほり、この3人が、直近の美人トリオであろうか、北川と貫地谷は、とても仲がいいらしい、この2人、美人には珍しく、性格がいいのかもしれない。

 貫地谷の実家は広島県で、この名前は、大変に珍しく、全国で6世帯しか無いらしい。
 
 ちょっと前の御三家は誰か、宮崎あおい・蒼井優、そして山田優か、宮崎は雰囲気があり、妖精のようなタイプ、蒼井は表情が豊かで、あの王朝文化を支えた出雲美人の系統か、山田は力が強そう、前蹴りの一発で、オトコをぶっ飛ばしそうだ。

 それより前には、広末涼子・加藤あい・菅野美穂・・・

 それにしても、これほどヴァラエティーに富んだ、さまざまのタイプが出現する原因は、なんであろうか。