The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

新・青い瞳の日本人 17

2020-08-31 09:21:07 | 世界経済
 


 ひところ、真面目に学会に出席して、カトリック禅について発表、黒衣の神父がつまんなさそうに聞いていた、
 「だから 関心のあるのは少ないんだろう」
 
 ある学会で、慶応の大学院生が発表、
 「センス あるな」
 ところが、トツゼン、声を落とし、シドロモドロ、発表が終ってから、
 「どうしたんだい もったいないよ」 
 すると、
 「あの時 後ろのドアから 指導教授が入って来たんです」
 「・・・」
 「ボクの説は 教授のとは違っている」
 「なるほど」
 「もし にらまれたら ボクの研究生命は絶たれてしまうんです 地方の学校に飛ばされて 10年ぐらいは 帰ってこれない うっうっうっ」
 よくある話しだ、
 「そうしたら キャサリンとも結婚できない」
 「外国人 ?」
 「うんにゃ 瞳が大きくて ちょっと茶色いヘア-
  かわいんだ キャサリン キャサリン ふふふ チュッ」
 
 地方の学校に、
 「飛ばされてしまえー」

新・青い瞳の日本人 16

2020-08-30 11:09:21 | 世界経済
 

 「騎馬民族説」を黙殺する学者や研究者は、古代天皇グループの子孫なのかもしれない、素朴な先住民たちに、
 「天孫降臨である」
 「我々は その一員である」
 だから、
 「この列島を支配する権利があるのだ」

 そして徴税権を掌握、さらに、
 「律令体制をセット」
 上から目線の、
 1、熊襲・くまそ
 2、蝦夷・えみし
 3、隼人・はやと
 4、国栖・くず  
 5、土蜘蛛・つちぐも・・・
 みなケモノや虫あつかい、5の土蜘蛛などはひどい、人間扱いしていない、漢民族の発想と「ウリふたつ」、だから、漢民族を真似たものだろう、なかなかの手口で、
 「日本的展開・日本的応用」

 彼ら、貴重な研究を無視する、
 「あれは 仮説だからね」
 これでは、
 「この国は この国の人々は救われない」



 か

新・青い瞳の日本人 15

2020-08-29 09:17:58 | 世界経済



 日本が日本らしくなったのは、室町時代(1392~1573)からではあるまいか、それまでは、はっきりしない。

 天皇グループが政権を握っていた奈良や平安はもうひとつ分からない、それは、663年の「白村江の戦い」、百済と日本の連合軍は、唐と新羅に大敗する、その後に何が起きたのか、かつて、天理大学の教授が、
 「このような大きな戦いで 戦勝国が敗戦国に何もしなかったことはない」

 あの混乱は、そのためだったのかもしれない。

新・青い瞳の日本人 14

2020-08-28 09:00:51 | 世界経済
 

 桓武天皇 (781~806)の母・高野新笠は渡来人の子孫、百済系だろう。

 ところで、東北アジアの騎馬民族が南下して、半島の東のハシに国を作り、さらに海を渡り、日本列島を目指す、どのくらいの人数だったか、ずいぶん残酷なコトもしたんだろう、私が注目するのは「頭脳集団」、彼らこそが、この列島の歴史を蹂躙したのだ。

 その頃は、百済本社・大和支社、それが、大和本社に百済支社、緊密な関係があった、百済は新羅とは違い、二字姓が多い、あの大学院に、「余語」という学生がいた、父親が有名な禅僧、
 「臨済宗の僧侶が 一目置いていた」

 日本と百済の連合軍が、唐と新羅に大敗したのは663年、列島のグループは、それから、
 「こちらだけで やっていかなければならなくなった」



    

新・青い瞳の日本人 13

2020-08-27 08:14:21 | 世界経済


 戦前には白柳秀湖、戦後は大宅壮一、白柳は、あの司馬遼太郎が少年時代に愛読した、今は、神田の古書店でアラナワでくくられている、
 「茶色い本は 値段がつかないんですよ」

 大宅は、
 「天皇家が 万世一系なら その辺のノライヌも万世一系だ」
 タイヘンな騒ぎになった、だから、その後、この種の発言は、一切しなかった、しかし、
 「この騎馬民族説の方がインパクトが大きい」
 なによりも科学的、ここから、いろいろな問題が解明できる、そのひとつは百済(くだら)との関係、
 「親類みたいだったのではあるまいか」

新・青い瞳の日本人 12

2020-08-26 09:18:54 | 世界経済


 だから、この国にやって来た遊牧民族のなかにどんなDNAが入っていたことだろう、それでも青い瞳の日本人の報告例が東北地方に多いのは意味深長だ。

 この国の学者や研究者は、
 「まるで 関心がないようだ」
 せっかく、いい問題提起をしてくれたのに、
 「これは 仮説である」
 そこから、一歩も進もうとしない。

 どんなものでも、最初は仮説であろう、
 

新・蒼い瞳の日本人 11

2020-08-25 08:44:02 | 世界経済
 

 しかし、出雲系の神社が、こんなにもあり、今なお尊崇されているということは、
 「縄文の血脈が存続しているということになろうか」

 府中の大国魂神社の群衆の中にさびしげな少女、
 「2代や3代では できない」
 大宮の氷川神社の参道に、品のいい婦人、
 「まだ ほろびてはいなかった」
 それこそが、
 「もうひとつの ニッポン ほんとうの ニッポン」

 せめて、せめて、次の世代の日本人には、
 「知ってもらいたい」




新・青い瞳の日本人 10

2020-08-24 09:13:40 | 世界経済
 

 人類の歴史は、旧石器時代から新石器時代にと進歩するのだが、この列島では、
 「土器が出土してしまう」
 そこで、
 「旧石器から土器時代・縄文時代になる」

 この社会と文化の特質については”縄文のPicasso" で詳述した、ここらあたりをニッポンの出発にするべきだと思うが、なぜか、
 「もっと 後にしたいようだ」
 この文化、なんと、
 1、モダン 
 2、ユニーク 
 そして、
 3、シュール
 「シュール」はシュールレアリスムの略で、非日常的・奇抜をいう、具体的な自然ではない・・
 この文化、
 「はやく 正当に評価したいものだ」
 

新・青い瞳の日本人 9

2020-08-23 10:22:47 | 世界経済
 


 この「騎馬民族征服王朝説」は1949年に発表されたが、
 「科学的・実証的に反論するのではなく けぎらいか無視されるコトが多かった」
 それから70年、
 「現在は どうなのであろう」

 その直後は、
 「しかし 我が国の史学者や考古学者のあいだでは 当時から騎馬民族説に対する否定的なムードが支配的な印象を受けるのはなにゆえか」
 さらに、
 「シニカルな黙殺をつづける また別個の論拠からする別個の見解を述べるにとどまる これは説得力を持たない頼りないというほかはない」
           ー     1968・1・16 朝日新聞 ー

 これは、石田英一郎氏の「国家起源に示す熱意」、一部の学者たちが応援していた。

新・青い瞳の日本人 8

2020-08-22 10:16:14 | 世界経済
 

 日本の歴史を鋭く解明しようとする「騎馬民族征服王朝説」の核心、それは、
 「東アジアの征服王朝は純粋な遊牧民族ではない」
 では、どうなのか、
 「中国文明との接触により 緊密な牧主=農副の騎馬民族の手で樹立されたことを教えられる」
 
 おそらくは、この列島に来る前に、支配のソフトは完成していたのだろう、