つばめグリル@渋谷★★☆☆☆

突然ですが、女性から見て年下の恋人の事を「若いツバメ」と言います。



「若いツバメ」の由来は、婦人解放運動で有名な平塚雷鳥が歳下の画家・奥村博史と親しくなり、それが周りに知られて問題になった時のことに端を発します。



気の弱い奥村は自分を若い燕にたとえ




「池の中で水鳥たちが仲良く遊んでいた所に、一羽の若い燕が飛んできて大騒ぎになりました。この思いがけない結果に驚いた若い燕は飛び去ります。」



と言う趣旨の手紙を残し田舎へ帰ってしまうのです。




ありゃりゃ、んじゃ僕も若いつばめだ。




だって、



ボクちゃん



二十歳だもん！！！
我ながらよっぽど嬉しかったのでしょう。そんな若いつばめは、年上のおツレとこちらのお店にやってきました。




つばめグリル
ハンバーグのド定番にして、今まで来たコトありませんでした。



メインのハンバーグにライス＋スープのセットをくっ付けます。この後酔えない事情がありますのでビールは断念。




冷製コーンスープ
注文後、30秒で出て参りました。お皿までキンキンに冷えてます。




うん、中々★★★☆☆ 濃厚さに欠けますが冷製ですのでコレでよし。ひゃっこいのが何より嬉しいです。



スープをグビグビやり、程なくしてメインが登場。




ジャーマンハンブルグステーキ





いまいちジャーマンっぽさが伝わらないビジュアル。そして、なんかちっこい。



どれどれお味はどーかな。





う、うーん。。。★★☆☆☆
所謂フツーのハンバーグです。肉汁が溢れるジューシーなヤツでも無ければ、肉肉しいヤツでもありません。20分くれたら私が作って差し上げましょう的なフツーのハンバーグ。




こちらはおツレのハンブルグハンバーグ。





ホイルをパカッと開くと煮込みハンバーグ風のヤツ



一口いただきますと




25分くれたら私が作って差し上げましょう的なヤツ★★☆☆☆
さっきのジャーマンハンブルグハンバーグもそーでしたが、なんか感動が無いんですよね。ピクリとも気持ちが動かない。フツーにハンバーグ味のハンバーグをハンバーグとして食べてる、そんな感じ。



コレが気になっていたつばめグリルのハンバーグかぁ。。残念です。もう若いつばめが戻ってくるコトもないでしょう。




ちなみにもう一羽の若いつばめ、田舎に帰ってしまった奥村は、雷鳥に



「燕なら春になると帰ってくるでしょう」



と呼び戻され、その後二人は共同生活を始めたと言います。




奥村…





色々問題あるなぁ。。。




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