正月二日は伯母さんの一族、定方の皆さんの毎年恒例の新年会でした。伯母さんの吉駒は曾孫世代のおチビさんたちに囲まれて楽しそうにしてました。
総勢40人近くが集まる昼食会ですので会場はテルサです。9階の窓からは前橋のまちが見下ろせます。眼下に鉄骨がむき出しになって錆びた物干し場が見えました。人の暮らしが絶えてるんですね。
前橋の中心市街地はこれから急速に変化していくと思います。後継者のいない個人商店は消えて行きます。街中に住む人たちの住いの形や生活様式も大きく変わるはずです。再開発も避けられないですから、まちは空に向かってボリュームを増していくと思います。
10年後に見下ろす街の姿を想っていました。物干し場は今を最後に見られなくなると思います。
テルサまでは歩いて出かけました。
城東町の路地です。のんびり犬と散歩している人、縄跳びに興じる子ども、普通の暮らしの風景ですけれど…
あれ、この子たちあんまし見ない子です。きっと、親に連れられて帰省してきた子どもたちだと思います。正月なんです。
ヘクソカズラの実です。正月休みの自転車屋では、猫が閉ざされた硝子戸の内側から正月のまちを見張ってました。通りを走る車の数がとっても多いです。
中央通商店街です。初売りの福袋を買いに来た人たちがスズランデパートと駐車場の間を流れています。
黒田人形店の前では、タコさんが天津玉すだれの路上ライブをしていました。るなぱあくの仕事していた10年前、タコさんには、月に一回子どもたちにお話しの会をしてもらっていました。今も元気で活躍してます。いいですね、正月です。
昼食会終えてプラプラ歩いて帰宅しました。
冬の日が傾くのは早いです。近所の顔見知り猫に会ったんで、新年のご挨拶して…
夜は、昼食会に参加した皆さんのうち前橋に泊まらないで帰る皆さんたちに伯母さんが天ぷらを振る舞います。これも恒例、昨夜は22人の大人と5人の子どもが子の天ぷら会に参加しました。
で、キキの夕食をセットして、お出かけです。
家を出て見上げたら、上弦の月の脇に金星が光ってました。よく晴れた夜空です。
お食事場所は総社町の『天ひろ』です。そうです、「海老DOG」のある天ひろです。まだ食べてないですが…
天ぷらのコースの後で、こんなでかいかき揚げ丼に挑戦した若者がいました。いいですね。
わたしは、天ぷらのコースだけでお腹いっぱい、ご飯は回避しました。
皆さんお腹いっぱい食べて、それぞれの暮らしの場へ帰って行きました。
正月二日は、毎年こんな具合です。前橋で暮らしているのは伯母さんとユキ子さんの両親と私たちだけですから、ホスト役で一日が終わるんです。
2日目の正月料理は塗りものの皿に盛りました。お重でなく、皿に盛った姿も好きです。
今日三日は、正月三が日の中で予定のない一日になります。のんびりします。
明けましておめでとうございます。
直派若柳流の若柳糸駒ことユキ子でございます。本年も相変わりませずよろしくお願い申し上げます。
73回目を迎えました今春の美登利会の舞台の様子はコチラです。
お稽古場は前橋市城東町四丁目です。詳しくはコチラをご覧ください。