厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

今年68冊目『枠からはみ出す仕事術』

2011-03-27 00:15:00 | おすすめビジネス書
枠からはみ出す仕事術 枠からはみ出す仕事術
価格:¥ 1,470(税込)
発売日:2011-03-14

評価  (4点/5点満点)

美崎栄一郎さんはじめての語りおろしとなるスタイルの本書(サンマーク出版さんが得意とするところです)は、ご自身が少しずつ編み出してきた、サラリーマンとして働きながらも自分の好きな仕事をやっていく方法です。

美崎さんは長い間、仕事を楽しむという発想はなかったけれど、会社の外に目を向けたおかげで自分が楽しいと思って仕事に取り組まないかぎり、いつまでたっても楽しい仕事なんてやってこないということに気づかされたそうです。

ちなみに「枠」には、自分という枠や会社という枠などいろんなものがありますが、今までの自分や既存の価値観を超えるヒントがこの本には詰まっていますよ。

【my pick-up】

◎「楽しいかどうか」をつねに自問する

ラストシーンがない仕事は、いくら成果が出ても楽しくないのです。

「ものを完成させること」にゴールを置くのではなく、そのさらに先で「感動」をつくる。

◎早く終わったら、自分のために時間を使う

嫌いな仕事は与えられた時間より早く終わったからといって、早く提出しないことです。

期限として与えられた時間は、あなたの裁量で仕事をしていい時間。疾走して早く着いてしまえば、あとの時間は、自分のために使ってもいい。

私は期限より早く提出することは絶対にありません。できていても締め切りギリギリで出すようにしています。残りの時間で、自分の好きな仕事をしたいからです。

◎ゴールより、そこへ向かう道を共有する

「1つのゴールに向かう」「ゴールを共有する」という考え方は、個々人の仕事が多様化している現在の社会には、当てはまらないのではないかと私は思います。

成果を出すためにはゴールそのものよりも、そこへ向かっていく一歩一歩を共有することのほうが大事です。

人は、ゴール(結果)よりも、どんな人と仕事をし、その中でどんな体験ができるのかを知りたいのです。

◎メンターは多いほうがいい

会社の外には、自分を認めてくれる人がいる。会社だけに自分を閉じ込めていてはいけない。そこだけを自分の世界だと思い込んでしまうと、そこで何かあったとき、追い詰められてしまう。他に場を持っていれば、抜け道になる。

勉強会を主宰することにしたのは、それがきっかけでした。

◎サラリーマンの弱点とは?

枠から飛び出すためには、越えなければならない課題があります。

それは、自分の能力を誰にでもわかるように説明すること。誰もが応用できる形で提供できるようにすることです。私がこのことに気づいたきっかけは、転職活動でした。

「自分のスキルを誰にでもわかりやすくプレゼンする」。これは、多くのサラリーマンの弱点なのではないかと思います。

自分の専門分野、あるいは同じ業界の人たちとなら話が通じるけれど、それ以外はからきしダメ。だから、自分の活躍できるフィールドが狭くなってしまうのです。

◎人のブランド力を借りる

新しい活動を、本業に匹敵するくらいの比重を持つ、あなただけのブランドにしてください。

そのためには、その分野の達人の一歩後ろに陣取ることです。今ある1を1.1とか、1.2にすることも、クリエイティブな仕事なのです。もし自分のやりたいことをすでに誰かが達成しているなら、そのブランド力を借りない手はありません。

すでに誰かが達成していることには、その人を踏襲してたどり着く。そこからスタートすれば、ゼロからはじめるより、自分が先頭に立つ日はずっと早く来ます。

先輩の実績に、新しさや自分の工夫を付け加える。1のものを、1.1、あるいは1.2にするとは、そういうことです。

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今年67冊目『頭・心・体が冴える、仕事リズムのつくり方』

2011-03-26 00:06:39 | おすすめビジネス書
頭・心・体が冴える仕事リズムのつくり方 頭・心・体が冴える仕事リズムのつくり方
価格:¥ 1,449(税込)
発売日:2011-03-15

評価  (3点/5点満点)

本書では、時間生物学の科学的知見と現実の生活サイクルとを統合した「ひとリズム」の考え方を基礎に、「頭・心・体」が冴える仕事リズムのつくり方、質の高い睡眠と生活で自ら変わる方法を提案します。

文章自体は一般向けに軽やかですが、科学的視点と実行可能性をきちんと押さえたものとなっています。また、眠りだけではなく、1日単位の大きな生理的サイクルを自分の生活に合わせて整えるという全体から解説がなされています。

ビジネスパーソンの私たちが仕事の成果(知的活性度)を高めるためには、コンディション(生理的活性度)とモチベーション(心理的活性度)の土台を高めることが先決です。

そのためにはまず、自分の生活をきちんと記録することから始めてみましょう。睡眠時間はそのよい例だと思います。

また、「サーカディアンリズム(1日周期のリズム)にも個人差があり、25時間というのも都市伝説の1つ」「眠りの浅い深いという区別はノンレム睡眠の中での話で、レム睡眠は別の種類の睡眠と考えなければいけない」など、新たな発見もありました。

【my pick-up】

◎眠りが不足するとどうなるか

その人が必要とする睡眠時間より2時間以上不足する生活が続くと、集中力・やる気・作業効率が低下して、精神的不健康感につながると言われています。

まずは、起床時刻と就寝時刻を約1カ月、毎日記録してみてください。

休日と平日の睡眠時間の差は、あなたの睡眠時間不足。つまり、眠りの借金を表しています。

◎オフィスでも実現可能な15分の仮眠

短時間仮眠の効果を得るためには実際に睡眠状態に入ることが必要で、その効果を安定させるためには、ある程度仮眠を習慣化して、短時間でも睡眠状態に入ることに慣れる必要があるとされています。

◎夜の運動はよく眠るための秘訣

体温が最高点の頃、夕方から夜の時間帯に運動をすれば夜よく眠れることが、小林敏孝先生(足利工業大学)グループの研究で分かってきました。

全身運動に適する時間帯は、体中心部の温度が高くなる午後の後半から就寝の2~3時間前くらいまで。

体温を少しだけ上げて、スムーズな眠りに入れる効果があるだけでなく、筋肉をほぐして疲れの回復を早めるのにも役立ちます。

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今年66冊目『改癖術』

2011-03-24 21:38:35 | おすすめビジネス書
改癖術 クセを変えれば人生も変わる! 改癖術 クセを変えれば人生も変わる!
価格:¥ 1,365(税込)
発売日:2011-03-10

評価  (3点/5点満点)

心理学博士(ビジネス心理学、男女心理学等)の伊東明さんが、クセのメカニズムとクセを上手に活用するコツを紹介します。

クセには「良いクセ」と「悪いクセ」があり、「良いクセ」を身につけるとともに、「悪いクセ」を直す必要があります。

クセというとこれまで、悪いクセの厄介さのほうが取り上げられていましたが、良いクセの威力にも今後は注目すべきでしょう。

ここでは、根拠もないのに「絶対うまくいく」と信じるようなポジティブ思考に変えるものではありません。次につなげる方法、結果につながる方法、生産的な方法へと思考を切り替えることに、この本の有用性があります。

【my pick-up】

◎腕組みをするクセ

いい人間関係を築くための大前提は、自分から壁を作らないこと、心を開くことです。その大前提を覆してしまう、一番初歩的で、一番やりがちなクセが「腕組み」。腕組みは〝ブロッキング〟と呼ばれるボディランゲージで、自分と相手の間に壁を作る行為なのです。交渉が難航しているとき、話し合いが行き詰っているときなどが思い浮かぶはず。

腕組みがクセになっている人は、いつも相手に心を開けていないということになります。まずは腕組みのクセをやめて、外側だけでも〝心を開いている自分〟に変わりましょう。まずは、当たり前のことながら、「しない」と強く意識することです。

人間関係がうまくいかない人の多くは、自分が心を閉じているから、相手にも心を開いてもらえないのだという当たり前のことに気づいていません。

◎新聞やテレビを無防備に見るクセ

テレビや新聞が報道するニュースは、世界中で起こった出来事のなかから、悪い事件をピックアップし、絞りに絞って選ばれた最も強烈にネガティブな事件が多いです。

それを受け取ったほうが、自分で自動的に恐怖感を作り出し、自分に植え付けてしまうのです。

朝、寝起きにニュースを見るの減らすのもいいでしょう。また、寝る前にネガティブなニュースを見たり、恐ろしい小説を読んだりすると、脳が反応して悪夢を見たりするので要注意。ネガティブなニュースは、最も気を張っている仕事中などにチェックするのが一番です。

どうしても朝や夜にニュースを見るときは、5分だけ、10分だけと時間を区切って見るようにしましょう。チャンネルをあちこち切り替えて、ダラダラ見るのが一番危険です。

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今年65冊目『任せる技術』

2011-03-22 22:27:34 | おすすめビジネス書
任せる技術―わかっているようでわかっていないチームリーダーのきほん 任せる技術―わかっているようでわかっていないチームリーダーのきほん
価格:¥ 1,470(税込)
発売日:2011-01-25

評価  (4点/5点満点)

リーダシップ開発と理念浸透に特化したコンサルや教育研修を行っている小倉広さんが、「任せられない」を「任せられる」ようにする具体的な方法論を提示します。

任せた方がいいことは言われなくてもわかっているのに、なぜ任せることができないのか。それは、「できるようになってから任せる」と考えているからであり、「できなくてもムリして任せる」と発想を変える必要があります。

人を育てる任せ方7つのポイント

①ムリを承知で任せる、②任せる仕事を見極める、③「任せる」と伝える、④ギリギリまで力を発揮させる、⑤口出しをガマンする、⑥定期的にコミュニケーションする、⑦仕組みをつくって支援する

本書での方法を試して経験を積み重ね、部下の自主性と上司のサポートをうまくバランスよく組み合わせましょう。その際、以下の「フィードバックの5段階」(P151)はとても参考になりました。

第1段階:事実のフィードバック:「チャックが開いているよ」

第2段階:主観のフィードバック:「チャックが開いているよ。おかしいよ」

第3段階:評価のフィードバック:「チャックが開いているよ。だらしないな」

第4段階:提案のフィードバック:「チャックが開いているよ。気をつけた方がいいよ」

第5段階:命令のフィードバック:「チャックが開いているよ。早くしめろ!」

段階を追うごとにフィードバックが命令的になり、その分相手の主体性を奪うことになる。逆に段階が浅いほどに、相手に判断を委ねる中立的なフィードバックとなり、相手の主体性を奪うことは少なくなる。

部下に仕事を任せる際に、部下の主体性を大切にするならばフィードバックは浅めがいい。僕のお勧めは第1段階と第2段階にとどめること。その他はガマンする。

どうしても第3段階、第4段階に踏み込みたい時には「独り言」をつぶやくことだ。それを受け入れるかどうかは部下に委ねる。そんな姿勢で臨みたいものだ。

【my pick-up】

◎任せない上司は上司失格

そもそも部下の仕事とは、「今日」の食いぶちを稼ぐことにある。一方で上司の仕事とは、「今日とは違う明日」をつくることである。

「高い給与で部下の仕事を奪うこと」が目に見える損失だとすれば、「今日とは違う明日」づくりを放棄するということは目に見えない大いなる損失だと言えるだろう。

部下に仕事を任せない上司は2つの意味で上司失格である、と言えるのだ。

◎信頼関係ができていない部下に無理難題は言えない

組織の矛盾を受け入れ解決していくことこそが管理職の役割なのだ。その一部を部下に任せる、ということは、部下にも矛盾の解決を求めることになる。つまり、部下にとって、上司の仕事を任されるということは、上司から無理難題を言われるに等しいのである。

僕たちリーダーは、部下に仕事を任せる前に、十分に部下との信頼関係を築いておく必要がある。そうでなければ、任せることはうまくいかない。

たくさんの部下と信頼関係がある上司は、たくさんの選択肢を持っている。逆にわずかな部下としか信頼関係が築けていない上司の打つ手は限られることだろう。

◎同僚への影響力・リーダーシップを求める

例えば会議室に15人のメンバーが集まったとしよう。発言はベテラン・メンバー数人のみ。残りの十数人は皆、眠そうな顔をしてうつむいていたとしよう。この覇気のないチーム会。僕がその場にいたとすれば必ずやこんな声をかけるに違いない。

「黙って聞いている人もこの場に対して影響を与えているのです。こちらを熱いまなざしで見つめて、ウンウンとうなずいている君。あなたはこの場にプラスの影響力を与えています。暗い表情でつまらなそうにあくびをしている人。その人は確実にこの場に対してマイナスの影響を与えています。影響力にゼロはない。プラスもしくはマイナスのどちらかです。」

◎何かを得るためには何かを捨てなければならない

たとえ業績が下がったとしても、部下に任せるのをやめない。僕は我が社の管理職を育てるために、売上を捨てる覚悟をしている。

部下に仕事を任せる時に一番大切なこと。そして上司として一番つらいこと。それが「口出しをガマンする」ということなのではなかろうか。僕は最近そう思う。

それはいくばくかの淋しさだ。第一線から手を引くことによる孤独だ。しかし、それでいいのだ。それが任せる、ということなのだ。

自分自身が活き活きとするのではなく、部下が活き活きとしている姿を見て喜びを感じる。そんなふうに自分の価値観を変えていかなければならない。

◎取り調べ尋問は部下の主体性を奪う

取り調べ尋問を行うことにより、面談の大切な機能がすべてぶち壊しになってしまうだろう。まず、面談を繰り返すほどに醸成されるはずの信頼関係が逆に壊れていく。さらには心を開いた本音の相談が出てこなくなる。それだけではない。取り調べ尋問をすることで大切な部下の主体性を奪ってしまう。部下のやる気を削いでしまうのだ。

当然のことながら、話の内容は緊急かつ重要事項へと絞り込まれていく。本来行われるべきである緊急でない重要事項の話題が出てこなくなってしまうのだ。

◎緊急でない重要事項、2つの特徴

緊急でない重要事項には2つの特徴がある。

1つ目の特徴は、緊急でない重要事項は「大きなかたまり」である。緊急でない重要事項はどれも複雑かつ複合的だ。これを前に進めるためにはブレーク・ダウンという技術が必要だ。上司は部下のブレーク・ダウンをお手伝いしてあげる必要があるのだ。

2つ目の特徴は、当たり前のことではあるが、緊急でない重要事項には締め切りがない。ならば、締め切りをつくればいい。締め切りがない仕事に「自分の意思」で部下に締め切りをつくらせるのだ。

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今年64冊目『会社にいながら年収3000万を実現する』

2011-03-21 19:37:53 | おすすめビジネス書
会社にいながら年収3000万を実現する―「10万円起業」で金持ちになる方法 (祥伝社黄金文庫) 会社にいながら年収3000万を実現する―「10万円起業」で金持ちになる方法 (祥伝社黄金文庫)
価格:¥ 550(税込)
発売日:2006-03

評価  (3点/5点満点)

和田秀樹さんのこの本は、午堂登紀雄さんの『世界で戦える自分をつくる5つの才能』(かんき出版)に紹介されており、それで読んでみることにしました。

和田さんのベンチャー起業家としての経験や知識が余すところなく開示されており、会社に居続けながら資金を維持し、小さなお金で起業に挑戦するコツや考え方が学べます。

会社を辞めて借金してまで起業して、一発勝負するのは愚の骨頂であり、一発勝負が当たるほど世の中は甘くありません。今は逆に、会社にいるからこそ、成功しやすいと言えるかもしれません。

和田さんが塾の共同経営者から追い出されたというのは結構有名な話ですが、本書でその苦い経験を以下のように振り返っています。

「もともとできるだけ資本をかけずに起業することに知恵を絞ったのだから、100万円や200万円の資本で始められることだったら、自己資金で始めればよかった、というのが率直なところだ。スポンサーは出資金のほかに教室の借り賃やビラ代も出していたけれども、少なくとも半分を出しておけば、勝手に追い出されることもなかった。これは猛烈に大きな教訓になった。」

副業がある程度許容されるようになった今、ダブルインカム(複数の収入源)は賢く生きるビジネスパーソンに必須の要素です。

【my pick-up】

◎会社は絶対に辞めるな、しぶとく居座れ

もし「もう辞めて独立してやらぁ」と啖呵を切る前であるなら、「そこはなんとか我慢して会社にいなさい」と、私は言いたい。

毎月給料をもらっていればこそ、芽が出るまで事業のアイデアを試したり、月に5万円でも10万円でも投資ができるわけで、やはりそこはしぶとさが必要だ。

「どうせ辞めてやる」と思っていろいろなことを試しているのなら、「給料泥棒」などと言われても開き直っていればいい。「いつか儲かればいいんだ」と思っているかぎりにおいては聞き流せるのではないだろうか。

会社で窓際に左遷されて仕事がおもしろくなくても、その分だけ副業がおもしろくなればそれでいい、と発想しよう。

◎「悪いやつ」と「賢いやつ」の違いとは

儲けている人の話の、人間の心理を突いていたり、踏ん張りどころを心得ていたり、自分の置かれた状況をよく理解しているところに興味を引かれる。

「悪いやつだ」と耳を貸さないのではなく、「賢いやつだ」と考えて、なぜ儲かったのかと、その理由や成功の本質に思いをめぐらせる姿勢を持ち合わせていたほうが少なくとも金儲けには向いていると、私は思っている。

◎すぐに始められるサイドビジネス

私の知人であるトヨタ車のセールスマンは、クルマの販売を通じて顧客の資産状況がわかってくると、宝石屋や保険屋などを紹介している。成約するとマージンが入るので、けっこう稼いでいるようだ。

その人が賢いのは、本業以外のものは自分で売らないということだ。さらに、関連会社(家であればトヨタホーム)を紹介しないのだ。

「うちの会社でも家を扱っているので、それも買ってくださいよ」となれば、やはり仕事上のつきあいだという感じは否めないが、他社を紹介すれば、損得勘定なしに動いているようなイメージを勝手にもってもらえるわけだ。

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