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マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

ポカンくち

2007年05月25日 10時03分14秒 | 子育て講座 ココロビオティックセミナー
こんにちは
歯科衛生士の渡辺です。

今日は雨でしたねぇ
恵みの雨になったでしょうか


話は変わって…
最近、お口がポカンと開いた子供達が多いと思いませんか?

ポカンと口が開いていては、残念ながら賢くは見えません。カワイイ顔も台無しですよね

今日は『ポカンくち』についてお話します

歯科の立場から言っても、普段口が開いているのはよくありません

普段口が開いていると子供たちにこんなことが起きてしまいます。

    ・虫歯ができやすい
    ・歯肉炎(歯ぐきの病気)になりやすい
    ・歯並びの問題(出っ歯、上の歯と下の歯が噛みあわないなど)
    ・口臭
    ・歯に色がつく
    ・風邪をひきやすい      
                         など他にもあります。


思い当たるお父さんお母さんいらっしゃいませんか?

ではどうして口が開いてしまうのでしょうか?

それは①鼻に問題(鼻炎など)がある
    ②口の周りの筋肉がゆるんでいる  からです。

当院の患者さまにも、ものすごく多いです。
ですから、治療を終え子供たちが診療室から出る前には、院長のお口チェックがまっています。
口が開いている子供には『口が開いていては性根が抜けます』と一喝
子供たちはきちんと口をつむって賢そうな顔をして診療室を後にします

では話を戻して
①鼻に問題がある と、どうしていけないかというと…

答えはものすごく単純です。息ができないから自然と口が開いちゃうんです。
口で息をしないと死んでしまいます

ですから鼻の通りをよくする事を1番にしないといけないんです
その証拠に、お子さんの歯並びが悪いからと歯医者さんに行って矯正治療だけ受けると見る見るうちにキレイになりますが、装置を外すとだんだん元のように戻ってしまうんです。
後戻りをしてしまいます後戻りをしてしまったお口の中をよく見ます。


ですから当院での治療は…

 ①食生活の改善
鼻炎を治すには食改善が必要です。
お父さんお母さんにではなく、子供たちにクイズやゲームをしながら食べていいものダメなものを直接教えます
お腹がすいたらおにぎりパンやお菓子は自然と欲しくなくなります
子供たちと約束するとすごく頑張ってくれるんです子供って本当に素直なんです

 ②鼻シャワー


  
これに体温ぐらいに温めたお番茶に1%のお塩を入れ、片鼻ずつ洗います。
お家でしてもらいます。
私もしていますが鼻がスッキリします
  
 ③パタカラ


これはお口の周りの筋肉を鍛える道具です。
これもお家でがんばってもらいます。
毎日続けると効果大です

 ④装置を使った矯正

必要があれば①②③と併用で行います。

では長くなってしまったので、次回その症例をお見せします。


お楽しみに






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