マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

院長山伏化計画

2016年05月19日 11時04分02秒 | 院長のブログ <歯医者さんの健康常備学>
歯科衛生士の今川さえです。

院長が筋力トレーニングのために2016年2月初旬より、朝晩合計2時間、山道を歩いたり走ったりするようになりました。

松見歯科診療所で健康維持のために患者様にお伝えしている事は4つあります。
心…心のあり方
食…食事
動…運動
息…呼吸
の4つです。
院長は心・食・息は日常生活で行っていましたが、運動を習慣化出来ていませんでした。

山歩き開始前の体重が90㎏
今は80㎏まで減少しました。

大好きな飲酒は毎日忘れずに継続していますが、この体重減少です。
体重減少だけでなく、精神状態も変化してきています。

少し前から、自分の身体の変化を『老人力が付いてきた。』と表現していた院長が、山歩きを開始後、『自分が進化しているのを感じる。』という表現になりました。
年齢を重ね、老化していると感じていた部分が増えてきていたけれど、山歩きをはじめてから、年齢を重ねることは退化することではないと実感したそうです。
自分の可能性がまだまだあると感じて、毎日山歩きを継続しています。
今日来院されたてんつくマンがこの院長の話を聞いて言って下さった言葉が実に的を得た一言でした。
『院長、山伏化してるんですね!!』

『ほほう…(*^_^*)
山伏か…(*^。^*)
なるほど…(*^。^*)』
まんざらでもない院長。

2010年とここ最近の院長の写真を掲載します。

2010年
6年前の院長です。
若い…。
そして、顔周り・おなか周りがぱつぱつです。
首と頭の幅が同じですね…。
この頃の体重が90㎏ぐらいです。


2016年現在の院長正面です。
若干山歩きと歯科診療で疲労感のある表情に見えますが、すごく元気な院長です。
顔周りがすっきりしたように思います。


2010年横向きです。
顎から首にかけてのライン、おなか周りが気になる感じです。


2016年現在の横向きです。
おなか周りがすっきりしました。
顎から首のラインがすっきりしてきました。

院長曰くこのダイエットは、○イザップとは全く異なる、
ブラウンライスアップ
だそうです。

おって院長の経過をアップしたいので、山歩きを継続してくれることを願ってやみません。

雑誌「壮快」に紹介されました。

2015年01月15日 14時24分52秒 | 院長のブログ <歯医者さんの健康常備学>
マキノ出版の健康雑誌「壮快」の1月号に続き、3月号でも松見歯科の症例が紹介されました。

<口呼吸から鼻呼吸へ>というテーマは、もう15年も前から取り組みはじめ、口唇閉鎖力や口輪筋を鍛える「パタカラ」や、口テープ「ルシータ」、生理塩水による鼻洗いなどを取り入れ、噛むことの大切さや、食べる物の大切さも伝えながら、鼻呼吸になるように指導してきました。

2008年に、福岡のみらいクリニック院長の今井一彰先生の著書<免疫を高めて病気を治す口の体操「あいうべ」に出会い、パタカラのように装置が高価で、装置がないとできない物よりも、すぐに誰でもでき、効果が高いことに着目。

実際にスタッフ間で「あいうべ」を実践してみて、舌の位置の変化、口輪筋や口唇閉鎖力、交合力などへの効果を確認し、すぐさま「あいうべ」体操を治療に取り入れました。

今では当たり前に「あいうべ」の指導が松見メソッドの中心的トレーニングになっています。

「あいうべ」できてますか?

これが歯科衛生士が患者さんに声をかける第一声です。

今年で8年目の取り組みになりますが、未だ「あいうべ」を越えるものはなく、
今では、TVや雑誌でも話題の体操になり、幼稚園などでも取り入れるところが増えてきました。

とてもいい傾向だと感じています。

そんな中、「あいうべ」の効果を症例で紹介したいとのご依頼を頂き、患者さまのご了承を得て3ページに渡って記事を書かせていただきました。
全15ページの大特集で、当院の症例だけではなく実際に効果を得た方の症例も紹介されていて、「あいうべ」のことがとても解りやすくひも解かれています。

ぜひ、本屋さんで手にとってみてください。

松見歯科の待合室にも置いてますので、読んでみてくださいね。






集中治療について。

2014年07月08日 11時49分00秒 | 院長のブログ <歯医者さんの健康常備学>
院長の松見です。

遠くアメリカからご来院いただいた患者さまに想いを寄せて、少し書かせていただこうと思います。



この6月は、お三家族の方々がアメリカから治療に来られました。お一家族は東海岸のボストンから3週間高松にウイークリーマンションを借りての集中治療となりました。

とても、ご満足いただけたと感じてはおりますものの、治療者としてはやはり心配が尽きません。

集中治療の良いところは、相乗効果でしょうか。

治療をあるラインまでしてその続きを進めていくときに、予定よりも期間を置かれると治療効果が減退する後戻りが生じますが、集中治療することによって、一般的な進め方より治療スピードが向上するという利点です。

しかし、治癒の過程には「経過を診る」という意識的にある一定期間を置くというのも大切な治療方法であり、今回のそれぞれの治療にあたって、そこが十分でないことを補うのに、かなりの苦労をいたしました。

どなたも次回のご来院は1年後、2年後のこと。

それまでの日常生活が快適に過ごしていただけるように進行性の虫歯や歯周病、根尖病巣の問題についてはやはりきちんとしておいて差し上げたいと思いますし、その期間に新たな問題が生じないように指導もしっかりとしておきたいという思いから、許される限りの時間をいただいての治療となり「集中治療」ということになったのですが、遠いだけに何かあったらすぐにご来院いただけないというリスクに持ちこたえてくれることを願うばかりです。

しばらくはメールなどで経過のご報告をいただきながら対応させていただきたいと思っております。

最善をつくしておりますが、フォローが完全にはできないということが歯がゆいところです。


今回集中治療を受けられた患者さまについては、是非とも普段の食事の見直しの徹底をいただき、松見メソッドの励行をお願いしたいと思います。

治療者としましては、次回お会いできます時に、私自身が初めて、「松見歯科に来ていただいてよかった」と実感できることだと考えております。

これまでにも、遠く海外からや、日本であっても遠方の県外からお越しの患者さまがおられますが、近隣からお越しの患者さまと違い、急ぐ間に合わないという、距離の制約におけるできることの限りがあるのが現状です。出来る限りのことはさせていただきたいと思いますが、松見歯科においてのこれからの大きな課題でもあります。

まずは、患者さまとともにいろいろ模索しながら、その方に応じた対応となることと思います。
どうぞ、ご理解くださいませ。




















統合医療・・・・当院が目指すもの

2012年08月10日 09時27分47秒 | 院長のブログ <歯医者さんの健康常備学>
院長が、患者さまにお配りしているメッセージです。




 今医療の弊害が大きくなっています。人間を臓器別に切り分けパーツ医療全盛です。年々小さく細分化されています。医者が自分の専門領域意外に無関心なため、たった一人の患者さんの患っている不調(病気)が多くの領域に分けられ、別々に病名が付き、多くの治療や投薬を受けるようになりました。実際、当院でも多剤投与の弊害を多く経験します。また悪い所は簡単に切り取ったり、(回復不能になる)対症療法に終始する為、症状の固定化、薬漬け、長期にわたる緩やかな悪化がおきます。現代医療は急性疾患に対する緊急救命医療は優れていますが、慢性病には無力ですし有害です。
 
 また癌死は年間35万人近くになり、年々益々増加しています。ところがアメリカの癌死は1992年にピークを打ち年々減少しています。交通事故死を例にとると、以前は年間1万人を越えていたが近頃は4千人程度です。これはエアーバッグや種々の対策が効果的だったのです。日本の医療関係者は癌の治療は進歩し効果が出ていると高言していますが、治療器具や検査方法が多くなっただけで結果が全く伴っていません。この事はアメリカの癌死は減少しており日本の癌死は依然増え続けている事実が示しています。

 私が信頼する高名な医者・医学者達(新潟大・安保徹教授、森下敬一博士、真弓定夫医師、慶大医・近藤誠医師)は癌検診を受けるな、病院に近づくなとまで言います。検診を受けるほど癌になり、癌死が増え、早死にするとチェコリポートが、またそれを追試したアメリカレポートが報告しています。早期発見、早期治療、早期死亡とまで言います。そして現実に体調不良を訴える人は増えています。どうしましょう?

 松見歯科は虫歯・歯周病の治療・予防を切り口に、患者様やご家族の全身の健康創造を目的にしています。食事改善やお手当、種々の技法で統合的に心と身体を拝見します。当院に通院が始まると患者様ご自身やご家族の様々な病気、心身の不調が改善したとの報告が必ずあります。また当院の古くからの患者様で高齢者は病気をしない、ボケない、寝たきりにならない方が非常に多いです。

 虫歯の予防や歯の周りの歯肉・骨の維持管理、ユニークで害のない検査が病気からの回復、健康維持・増進に必ず役に立つと確信しています。患者様も歯科領域という固定観念を取り払い、私達から情報を上手にお受け取り頂きたいと思います。テレビ・新聞・ラジオは製薬会社に情報操作されています。医療のアリ地獄に囚われないようにしましょう。

                           松見歯科診療所 院長 松見哲雄

































あたらしい(^・^)

2011年07月17日 13時00分04秒 | 院長のブログ <歯医者さんの健康常備学>
この半年、スタッフの出産・育児休暇、結婚退職、と続きましたので、皆さまには新人スタッフで何かとご迷惑をおかけしてまいりました。

新人たちはそれなりに頑張ってはくれましたが、やはり、なかなか思うようにはいかず、
スタッフの力が、本当に大切だということを感じた半年でもあります。
また、仕事の適正、向き不向き、資質も大きいことを感じました。
それぞれの仕事への思いや、考え方もよく見えました。

その間、新人たちのたび重なる失敗や不手際にやきもきしながら、マンパワーの低下に嘆きもしました。
人を育てるということは大切なことですが、限度もあることを思い知らされました。

患者さまからのクレームも次第に増加し、最終的な決断としては、6月、7月と段階的ですが、スタッフの入れ替えということにいたしました。当然それに伴い、新たに新人スタッフ西尾が仲間入りすることにはなりましたが、現段階では、私と女房のたまの思いをしっかりと受け止め一丸となって取り組む気合いのある人材と期待しております。

幸いにも、休暇中だったうちのトップ歯科衛生士の今川さえも、子どもを連れての復帰を始めました。さらに、今川のいない期間を出向という形で守ってくれた立本歯科さんのトップ歯科衛生士の筒井千佳が、ご縁を頂いて正式に当院スタッフとしてこの21日から勤務することになりました。

やはり、ベテランスタッフたちの復帰には、力をもらいます。

日本をとりまく環境では、3月の震災、津波、原発事故と大きな問題をつきつけられて、
まさに人間力を試されています。
その環境下で、私たちは自分の働きの一部を分かち合いたいと思い、また、現地の方々はいつまでも施しを受けるのではなく自らが働き、社会に貢献したいと願っていると聞きます。

働くということは、人との関わりそのもので、
決して生活の糧という意味ではないのだと感じます。

私の周りには、秋山陣君のように住まいを自らが廃材ビルドし、食料もできるだけ自給自足。年間に100万もあれば誰よりも豊かに暮らすことができるという、暮らしの達人がいます。
そしてその生き方が、私たちに大きな希望や勇気を与えてくれています。
子どもたちのしあわせな未来を見据えた彼らの、社会への提案です。

お金を得るために働くというスタイルはもう古いのではないかと思います。

人との関わりの中で、誰かの役に立ち、誰かを楽にし、誰かを元気にし、誰かに喜ばれて初めて働いたということではないでしょうか?

そこに、労いと礼讃をかたちにして贈られるのが、報酬のはずです。
まさに「お礼(おれい)」は「お札(おさつ)」なわけです。

ありがとうという言葉がいただけないのでは、働いたといえないのかもしれません。

ことにわれわれ医療に従事する者は、ナイチンゲールの心を持ち、マザーテレサのように身を捧げなくてはいけません。


われはここに集いたる人々の前に厳かに神に誓わんーーー

わが生涯を清く過ごし、わが任務を忠実に尽くさんことを。

われはすべて毒あるもの、害あるものを絶ち、

悪しき薬を用いることなく、また知りつつこれをすすめざるべし。

われはわが力の限りわが任務の標準を高くせんことを努むべし。

わが任務にあたりて、取り扱える人々の私事のすべて、

わが知り得たる一家の内事のすべて、われは人に洩らさざるべし。

われは心より医師を助け、わが手に託されたる人々の幸のために身を捧げん。




このナイチンゲール誓詞は、看護師や歯科衛生士が戴帽式の時に全員で唱和する心得です。
看護師や歯科衛生士に限らず医療従事者は全員が持っていたいものです。

当院のスタッフにおいても、全てのメンバーが患者さまの幸せのために身を捧げる気持ちを持ち、
それぞれの任務を尽くし働きたいと考えています。
また、そうあるスタッフでなくてはいけないと思っています。

常に最高のスタッフで患者さまをお迎えできるように
スタッフとしての条件のハードルは高くしておきたいと切実に思います。
まだまだ、スタッフの入れ替えがあるかもしれませんが、
皆さんに喜んでいただけるようなスタッフに育ててまいりますので、
今後ともよろしくお願い申し上げます。


受付の加藤は20日付けで退職となります。
心根の優しい男でしたが、ご縁というものははかり知れないこともあるようです。
皆さんとは、あと二日お会いできます。
彼なりに頑張ってくれました。
どうぞ、労ってやってください。


<松見歯科診療所新スタッフ構成>

歯科医師   松見哲雄

歯科衛生士  今川さえ
         筒井千佳

歯科技工士  大住隆之

歯科助手    松見卓志
歯科助手見習 宮本香織

メディカルコンシェルジュ 
         西尾和久

トリートメントコーディネーター
食養指導・カウンセラー
         松見千奈美

マクロビオティkック料理講師
         中原亜智

管理栄養士・食養指導
         谷口江利香
  

















子どもの歯並び

2011年06月07日 11時23分09秒 | 院長のブログ <歯医者さんの健康常備学>
久しぶりに、よい開き具合の子どもの歯を見ました。



笑顔がかわいいですね。



Hちゃんは、現在7歳。
小学校2年生です。

子どもの乳歯は6歳頃に生える第一大臼歯(6歳臼歯ともいわれ、初めて生える大人の歯です)の萌出とともに順次大人の歯に生え換わります。

Hちゃんはちょうど1年前から、<健康顎歯列育成法-松見メソッド>を受診されて、今は夜だけ装置を装着していますが、先日、東京から受診されて見せて頂いたお口の中の様子です。

今ちょうど歯が抜けたばかりの時期ですが、充分に開いた歯はすきっ歯でほっとします。

12歳頃に生える第ニ大臼歯(12歳臼歯)の萌出時期に、咬合をしっかり管理すれば、もう綺麗な歯並びの娘さんになることでしょう。

「健康顎歯列育成法-松見メソッド」は単に歯並びを良くすることだけが目的ではありません。

子どもたちが、何を食べることが大切なのか、自分で選択をすることができるように。
そして、おやつ(お菓子や果物、パン)のコントロールを習慣化できるようにすること。
さらに、歯の知識と関心を持ってもらい、歯磨きだけではなく、鼻呼吸ができるためのトレーニング、顎の咬合力や唾液量、口輪筋の発育、適正体温の維持などなど、しっかりと自己管理ができるように指導いたします。

これは、歯を並べるだけではなく、脳やカラダ全体の育成にもつながり、
よりよい成長を促すためのメソッドです。

松見歯科ならではの、臨床実績とノウハウが、後戻りのないきれいな歯並び(もちろん抜いたりする歯科矯正ではありません)の実現と健康な心身を作るきっかけとなればうれしいことです。

あなたのお子さんは、こんな歯並びをしていますか?
























子作りする人へ

2011年04月19日 19時25分09秒 | 院長のブログ <歯医者さんの健康常備学>
 親類の結婚式で4月16,17日、茨城県守谷と牛久市に行ってきました。余震と放射能を心配しながらの旅行でしたが、皆さん平然と参列なさり、和やかな中にみんなが結婚式を盛り上げる雰囲気で、賑やかな暖かい時間を過ごす事が出来ました。結婚したお二人は昨年に入籍もすまし、新婦はいきなり妊婦でした。無理やり祝辞をさせて頂きました。お伝えしたことは

1.放射能の悪影響を避けるため、玄米食をする、味噌汁を頂く、パン・スィーツをやめる。

2.妊娠前、中、後も食事は1と同じ和食にする。

3.吉村正先生曰く、妊娠中はよく動く、1日2時間は歩く、300回スクワットをする。
  ごろごろ(動かない事)、パクパク(特にスィーツ)、びくびく(悪い情報に怯えない)しない。
  妊娠を楽しむ。

4.自然分娩をする。生み出す精神的、肉体的喜びを産科医に奪われない。子宮口結紮、帝王切開、陣痛促進剤、会陰切開をさせない。医学的介入を受けるとつらい痛い経験と共に赤ん坊がやってきます。必ずそういう方はもう絶対産みたくないと言います。旦那や子供に感謝できません。子殺し、育児放棄、離婚はここから始まります。
 助産院は大丈夫です。ツルっと産むには3が大事。自然分娩や自宅分娩、助産院での分娩を行った人(多くの松見歯科の関者)に「また産みたいですか?」との質問すると、皆さん「また産みたい、すぐ妊娠したい、楽しかった!」と話してくれます。精神的、肉体的喜びと共にやって来る赤ん坊はとても可愛く愛情深いお母さんが育ちます。家の繁栄は健康と多くの子宝です。

5.山内逸郎先生曰く、子供を産めた女性は必ず絶対母乳育児が出来る。母乳育児の精神的、肉体的喜びを乳業会社に奪われない。大切なことが3ツ半ある。
  一つ目 生まれて30分以内に初乳を与える。
  二つ目 24時間で7回以上与える。母乳以外のものは一切与えない。
  三つ目 母子同室もしくは同床で過ごす。
  半   陣痛の合間に乳管開通操作を行う。 そうすれば3日めからどくどくおっぱいが出る。最低1年は母乳を出す。

6.子育ては  1食べ物をえらぶ  2よくかむ一口50回 ありがとうございます×5  3口を開けない鼻で呼吸をする

 まだまだ書ききれないですが、ここから先情報がほしい方はDVD、本等が山ほどあります。受付加藤まで。

被災者の方を受け入れしたいと思います。

2011年04月03日 00時59分12秒 | 院長のブログ <歯医者さんの健康常備学>
ニュースで、東日本大震災の被災者の方の就職が取り消しになっていることを知りました。

一生懸命学んで、就職活動をされて採用が決定していたのにもかかわらず
就職先も被災され、受け入れることがままならないという状況だそうです。

若い人の志が、こんな形でくずされていくとは
本当に痛ましいことです。

わが息子も21歳。
同じ年頃の若者が受ける苦難は、あまりにも大きすぎます。

松見歯科では、そんな状況にある若者の就職支援として
歯科衛生士を3名受け入れたいと思います。

住まいについても寮を提供して、しっかり働ける環境を整えることにいたしました。

歯科衛生士と、職種の限定はあるのですが、
遠く親元を離れても安心していただけるようにしたいと思っております。

日本のトップ衛生士を目指したいという志の高い方を
しっかり育ててまいりたいと思います。
厳しさに負けない方のご応募をお待ちいたしております。

面接は随時受け付けます。

お問い合わせ、お申し込みは松見歯科診療所 087-881-2323 メディカルコンシェルジュ加藤まで。


















託親子所計画 その1

2011年04月03日 00時53分43秒 | 院長のブログ <歯医者さんの健康常備学>
4/10(日)に松見歯科ママグループの集い第1回目を
開催しようと思います。

場所は松見歯科近隣のIさん所有の工場跡地で、
託親子所の候補地でもあります。

その場は中庭があり、そこで各自お弁当を持ってきてもらい、
院長と夢の託親子所について皆さんを語りたいという会です。
※お子様を連れてご参加下さいませ。

最終日程は、ご参加の皆さんのご都合を調整してと思っておりますが、
花見をしながら夢を語りませんか?


















松見歯科でも義援金を募ることにいたしました。

2011年03月16日 18時52分17秒 | 院長のブログ <歯医者さんの健康常備学>
今回の災害で被災された方に何かできることをと思っていらっしゃる方がとても多く、
松見歯科で義援金を取りまとめることにいたしました。

義援金は<てんつくマン>に託します。

赤十字など、大きな団体を通す方が安心と思われるかもしれませんが、
私たちは、被災者の方を思い、一番いいお金の使い方をしてくれるのはてんつくマンだと思うので、
そうさせていただきます。

ご賛同いただける方は、松見歯科の受付窓口に義援金箱をご用意しておりますので、
是非、たくさんの方の気持ちをいれてくださいませ。

よろしくお願い申し上げます。


松見歯科診療所
院長 松見 哲雄














夢むすびの会

2010年12月13日 22時16分53秒 | 院長のブログ <歯医者さんの健康常備学>
先週の水曜日、我が家で<夢むすびの会>の集まりがありました。

<夢むすび>・・・今日、命名いたしました。勝手に(笑)ですが・・・。


この会は、未来を創造する子どもたちの今をもっともっと素敵な時間にできないかと飲兵衛で美味しいもの好きな大人たちが集まって「あ~だ、こ~だ」と夢をむすび、実現に向けてマジメに語り合うというものです。

最近、吉田俊道さんを介して知り合うことのできた高松の高陽建設(名前がいいですね~)の西尾社長さんをはじめ、材木屋さんや、自然の木で作られたおもちゃのお店のウーフさんやACISの三木さんや、いろいろ10人くらいが集まっています。

松見歯科の夢は、託親児所(たくおやこしょ)です。

幼稚園や保育所に子どもを預けて、母親は外で仕事・・・。
そんな構図が当たり前になってきていますが。
でも、我が子を他人に預けて働いてもたかだか10万足らずのパートで、
服や化粧品やガソリン代など、目に見えないお金と学費を合わせると、無くなってしまう・・・。
冷静に考えると、子どもは他人任せ。

本当にそれでいいのでしょうか?


松見歯科は、親も子も通学して、お母さん達はみんなで子育てに参加して、子どもの食事やおやつは手作り。畑も作ってその食材を使うのです。野菜の販売もできます。
余力で、近所の一人暮らしのお年寄りや、パパの会社にお弁当の宅配などをしたり、
イベントに参加して、美味しいナチュラルな食べ物を提供したり、手作りの品を作って販売したりして、その収益で託親児所(たくおやこしょ)の費用をまかない、
少し、手元にお小遣いが残ればラッキ~って仕組みをつくりたいのです。

そんな思いや、建設のプロが思う子どものための施設のあり方など、いろいろな意見を出し合いながら、思いのシェアをして絶対に実現することを目標にしています。

毎月1回の集まりですが、思いの灯火を消さないように
頑張りたいと思っております。

いい土地はないでしょうか?

たくさんの情報もうれしいです。

60年も生きて、今、夢をむすぶことにワクワクする毎日です。
応援お願いします!









2歳児検診

2010年07月15日 13時40分45秒 | 院長のブログ <歯医者さんの健康常備学>
昨日は、高松市の依頼で私の診療を休んで、高松市太田コミュニティセンターで開催された2歳児の検診に出動してまいりました。

新人衛生士を引き連れて、子ども達の口腔内を診させていただきました。

驚くことは、9割の子供たちが、2歳にしてすでに叢生歯を予想される状態で、
いかに顎が未発達か、食の間違いが子ども達のカラダを退化させてしまっているかがわかります。

あまり硬いものを噛んでいない。

良く噛むことを教えていない。

鼻で呼吸ができていない。

口の周りの筋肉がゆるんでいる。

などなど、家でできるセルフケアが出来ていない現実をまざまざと突きつけられました。


これは、歯科医としてまだまだ活動不足を実感しました。

多くのお母さんに、顎を発達させるDVDを見ていただきました。


まだ2歳児ですから、今から仕切りなおしても間に合うことがあります。
お母さんももっと勉強をしてください。
子ども達は、今とっても大変な状況であることを
知っていただかなくてはいけない時がきてしまったようです。
















根管治療は歯科医の良心

2010年06月29日 17時30分07秒 | 院長のブログ <歯医者さんの健康常備学>
久しぶりのブログ更新。

毎日患者さまの根幹治療をさせていただいていますが、
当院に新患で受診される方の99%が根管治療のやり直しとなります。

根管治療とは、大きな虫歯を起こしたことなどにより、神経が死んでしまい
死んだ神経を除去し、その中にお薬を詰めるというものなのですが、
この薬の詰め方がとても雑で、十分に詰められていないことから、歯の根本に問題を起こしてしまい、最悪歯を失ってしまうという結果をもたらしています。

原因は、保健治療での診療報酬制度にあるわけですが、この制度は、歯を残すための制度になっていないため、抜歯や抜髄、歯を削ったり、抜いたりする方が点数が高いのです。

根管治療は、歯を残すためには必要不可欠なものなのですが、診療報酬の点数がわずかなため、歯科医の多くは、この治療に時間をかけることはできません。むしろ、早く済ませて違う治療に取り掛かったほうがいいのです。

私が、どんなに早くこの治療をしても1根管、最低1時間はかかり、フクザツで細かな神経、歯根の形によっては5時間くらいかかることも珍しくありません。

15分でも5時間でも、報酬は同じです。

しかし、私が無闇に5時間もの時間をかけているのではなく、マイクロスコープという顕微鏡を使い、歯髄のあった管の中を丁寧に精密に掃除をして、薬を詰めるためには、必要不可欠な5時間であるのです。

それを短時間で処置することは到底不可能です。

全てのヨゴレを取り除き、あるべきところにあるべき薬が充填されていないことは、完治とはなりません。
必ずまた、歯を失う方向で大きな問題となって降りかかってくるのです。


年に1、2度、素晴らしい根管治療に出会うことがあります。

私は、心から敬意をはらい、ありがとうございますと感謝いたします。
その時、歯科医としての良心を見せていただくからです。














高知のご一行様

2010年05月03日 06時49分54秒 | 院長のブログ <歯医者さんの健康常備学>
昨夜は、高知の歯医者仲間の先生方4人がご来高。

一日の夜から歯科医師会のテニスの四国大会で徳島に集結していたのだが、
女房たまの何気ない「高松には来ないんですか?」の電話の一言を
高知のいごっそう達は<間に受け?>、昨日の試合を終えたその足で
高松に来たという筋書きである。

慌てたのはまぎれもなくきっかけを作った<たま>である。

しかし京都のぶぶ漬け、高松の熱燗という言葉をご存知か?

京の都では「まあ、ぶぶ漬けでも~」といわれて「そうですか!」と上がりこむのは野暮な人だが、田舎の高松では「熱燗でご一献」と言われて杯を交わさぬ者は、不届き者。

いや決して讃岐人は飲兵衛ばかりと言うことではないが、まあ、お大師さまの土地柄。お接待の国なのである。

土佐のツワモノどもの大海の大物慣れした肥えた舌には瀬戸内の繊細な味で勝負。とばかりに<たま>接待となる。

総勢8名で行きつけの<海鮮料理あきやま>で大宴会となった。

そうこうして偶然にも<あきやま>の前で立本歯科ご家族を捕獲。総勢11名と宴は膨らむ膨らむ。

しかし、縁とは不思議なもので、高知の伊藤先生と立本先生は徳大での同窓。こんなところで再会するとは!である。偶然は必然であったのか。

しかしこのご一行様。実に気持ちのよい御仁で楽しいひと時となった。

<たま>のお愛想もいいものである。
また愛想をふりまいていただき、たまに魚のご馳走にありつきたいと思った夜の他愛のないご報告でした。












松見歯科の思い

2010年04月20日 07時34分55秒 | 院長のブログ <歯医者さんの健康常備学>
院長の松見です。

最近感じることで、苦言をひとこと。


当院とリンクして活動なさっておられるマクロビアンの皆さんに
どうしても伝えておきたいことです。

当院の受付で最近マクロスイーツの委託があるようだが
まずは作り手の健康状態をチェックさせて頂きたい。

虫歯や歯槽膿漏でマクロビオティックを広めることは、自分にも相手にも嘘をつくことになります。

当院はマクロビオティックを伝えたいと思うのであってマクロスイーツを伝えたいわけではないのです。ご理解ください。

マクロスイーツがいけないということではありません。
作り手が信頼できる人であってほしいと思うのです。

さらに、販売委託の際には、事前に味や素材のチェックをさせていただきます。
材料の提示(現品)も偽りのないようにお願い致します。

当院ではおやつは食事。
甘いお菓子はパン、果物を含めて週に1回までと指導しております。
作り手の方もそれをしっかりと守っていただける方であっていただいた上で、心から応援していきたいと考えます。