マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

無何有庵マクロビオティック料理教室 定期講座 <羹のコース>第6回

2010年09月30日 20時39分45秒 | マクロビオティック料理応用 羹(こう)
今日は、羹のコース(応用)の第6回目を開催いたしました。

今回のテーマは<畑のお肉をマクロビオティックしよう>でした。

座学では、お肉をたべることについてのお話でした。
もしあなたが、山で一人っきりで住むことになり、食べるものが、イノシシの肉と鹿の肉しかなかったらどうしますか?という質問から始まりました。

生きるということは食べることです。
命をつないでいくということです。

38億年まえに、細胞を一つしか持たない小さな命が、その体の中に葉緑体やミトコンドリアを包括し、共存する生き方を選択した植物と、体の中で栄養を合成することができずに、自分以外のものを食べることで生きる選択をした動物に分かれていきました。

たった1個の細胞が、約60兆個もの大きな細胞の集合体として進化を遂げた人間ですが、生きるスタイルは38億年がたった今でも変わりがありません。
つまり「他者」を「自分」の体という核の中に取り込み、消化し、同化させて「他者」を「自分」に化えることで生きているのです。

それでは「他者」とは何でしょうか?

地球に生まれた生命体は、まず、自分の力で栄養を作り出せる地に足をつけた生き方のできる植物が歴史の一歩を踏み出しました。
私たち人間の祖先は、その植物を補食することで
生きるための栄養の恩恵を受けたのです。

「他者」とはつまりのところ、植物のことなのです。

植物は、動物に食べつくされてしまっては絶滅してしまいます。

植物も動物も、この世に生命として誕生してからは、繰り返し繰り返し、生と死を引き継ぐことが宿命として決められました。
誰も変えることの出来ない、法則なのです。

ですから、食べられないような工夫をしてきたのです。

動物は、植物の抵抗(進化)を受けて、果敢にも挑み続け、抵抗されても抵抗されても追いかけて、ついには海から陸上へと這い上がることができたのです。

呼吸はエラ呼吸から肺呼吸へと変化しました。
生のリレーは、子孫を残すための工夫もしました。

海の中では、それはたくさんの卵を産み落とし、子育ては温かくも厳しい母なる海に任せました。自然という多くのリスクゆえに卵の数はそれは無数でした。

陸に上がった私たちの祖先は、両生類とか爬虫類とか呼ばれてきましたが、かれらは子孫の残し方に変化を起こしました。

亀は海から陸に上がり、砂浜に深い穴を掘り、そこにピンポン玉のような硬い殻に覆われた卵をたくさん産んで、砂の中に埋めます。その数は魚ほどの無数ではありません。
小亀が孵化するまでは、砂と殻に優しく守られますから。

さらに、大恐竜時代が絶滅の危機に襲われ、わずかに生き残った生命体は、哺乳動物の形を持ちました。

哺乳動物は、卵を母親の体内に保護する能力を身につけました。
その能力は人間という進化の最後尾にいる今に至っております。

「動物」である人間は、他の「動物」を食べることは、ある意味「自分」が「自分」を食べることとなります。いわゆる共食いです。

私たちは日常的に猿を食べる習慣はありません。
それは何故か?
あまりにも「自分」に近いからです。

では、牛や豚はどうでしょうか?

人間は進化したとは言え、子孫の残し方は同じ方法です。
かなり「自分」に近いといえるのではないでしょうか?

マクロビオティックで動物食は進化の遠い魚とかせいぜい鳥までと言われるのはこんな理由があるからですね。

成長の過程でいうと、私たちが動物食を必要としたのは、胎児期から乳児期の期間です。わずか3年と思われるかもしれませんが、1個の細胞から多細胞の人間として、自分で補食できる(乳歯が生え揃う)までの壮大なドラマは30億年に相当するといわれるくらい長い長い宇宙時間なのです。
この30億年の記憶の再生をたった3年で成し遂げようというとてつもないプランですから、この期間は、お母さんの血液(胎盤から胎児に送る血液、乳児期の母乳)という究極の肉食が成長を助けます。

その後、細胞が60兆個にまで成長する20歳くらいまでは、計画的なたんぱく質の補給は必要かもしれません。

しかし、20才になり細胞がマックスまで分裂することが出来た後(本来生えるべき親知らずもようやくこの頃に萌出することになっています。)は、本来「動物」としての「他者・・・植物」を捕食して安定をはかるのです。そして、寿命という運命に従いながら、最期は還元されていきます。つまり分解され、単細胞に戻るのです。




さあ、始めに提起した質問に応えてみてください。

あなたがどうするのかで、マクロビオティックがいわゆるマクロになることができる分かれ道かもしれませんね。


今日のお料理は、荻田先生と中原先生がご指導くださいました。
私は試食させていただく、お得な役割です。
美味しくいただき、ご馳走様でした。








お料理全体。



蓮根の水餃子。



ドライマーボー丼



手羽先の甘酢あんかけ風



トンカツ風



細切り肉の生春巻き風



蓮根と大豆タンパクのミニハンバーグ



牛蒡の肉巻き風トマトソース煮込み



コーフーと蒟蒻の煮込み



固まり肉のすき焼き風



蓮根の肉詰め



焼きコーフー



切干大根の戻し汁で煮込んだ牛肉の時雨煮風



車麩の角煮



麩と白玉粉のソーセージ



切干大根のサラダ

以上でした。

今日はいつになく濃いお味となりました。
肉って(畑の肉だけど・・・)陽性だから?
なんて声もありましたが、これまでに同じテーマでしたときよりもしょっぱい感じ。

このところ急に寒くなってきたのがこれほどまで、皆さんの味覚に影響するとはびっくりでした。

超猛暑でかなり陰性なものを志向してきた上に、いきなりの陽性志向となると、
かなりマクロビオティックを駆使してお料理しないと
体が右往左往してしまいそうですね。

皆さんもお気をつけくださいませ。


























松見歯科スタッフ募集~。

2010年09月30日 12時17分35秒 | 庵主の日記
結婚、出産と松見歯科のスタッフもお年頃で
退職、休職と次々と続きます。

大切なスタッフの人生最大の出来事なので、
ココロから祝福をしなくてはいけません。

しかし、大切に大切に育ててきただけに
欠員となるのは、患者さまにとっては大打撃です。
7年、8年と長く務めてくれているだけに
本当に存在の大きさを改めて感じます。
みんな、いつもありがとうね。

さて、欠員にも負けない松見歯科のスタッフ体制を取らなくてはなりません。

そこで、スタッフ募集したいと思います。

■歯科衛生士2名
  (経験は問いませんが、歯科衛生士の仕事を天職と思ってくださる方)

■メディカルコンシェルジュ 1名 お陰さまで採用が決定いたしました。  

(男性も大歓迎です。一般受付業務~各種指導など多岐業務を担当。看護師、薬剤師、整体師など医療有資格者優遇)

松見歯科の業務を一生の仕事として頑張ってくださる方を望みます。

随時面接させていただきます。

●休暇:年間120日保証
●週休:二日(日・月)
●就業時間:8:30~17:30
●時間外:手当支給
●保健:歯科医師国保 加入
●福利厚生:院内旅行年1回(海外、国内)
      イタリア、オーストラリア、タイ、韓国、台湾、北海道、九州など。
      食事会平均月1回。
      スポーツ大会(フットサルなど) 
●昼食:支給(玄米ごはん、お味噌汁)
●制服:貸与
●給与:最低基本給15万円(高卒)保証(能力重視。経験、年齢に応ず)~上限なし
    来期(4月)給与改定。ベースアップ実施のため、上記は暫定額です。
●手当:資格手当(歯科衛生士資格、歯周病学会認定衛生士資格、他)
    役職手当
●賞与:年2回(過去平均4ヶ月/年)
●特別賞与:随時
●交通費:全額支給
●県外応募:住宅手当支給
●試雇期間:半年

詳細は面接にて。
お申込み・お問合せは松見歯科診療所 087-881-2323 主任 川田まで。
















調和道丹田呼吸法のご指導を頂きました。

2010年09月29日 19時11分32秒 | 自然医食のお手当て 掌(しょう)のコース
毎年、9月のお彼岸あたりに東京の調和道協会から指導員の勝田先生が来てくださり、無何有庵でご指導いただいております。



きょうも、夕方から20名を超える方々とご一緒に、
呼吸法の練習をいたしました。

小波浪息、中波浪息、大波浪息、屈伸息、完全息とご指導頂きました。



毎日の中で、全てをする必要はありません。
小波浪息だけでもいいのです。

わたしは、屈伸息が好きで、朝とかにいたします。

松見歯科では、歯を削らなければならない時など、麻酔をいたしません。
呼吸法をしながら、合谷のツボをおして、痛みを散らします。
殆どの方がこれで大丈夫なのです。

血圧の高い方も、呼吸法をするだけで、すぐに上下2、30の数値が下がるのです。


中央の女性は、呼吸法をご指導させていただいて毎日実践することで、降圧剤を飲まなくてよくなりました。

松見歯科では、待合室でスタッフがご指導させていただいております。
ご興味のある方は、スタッフに声をかけてください。
ご一緒に、させていただきます。

また、DVD(販売もしています)や書籍の閲覧もできます。

呼吸法は、本当に素晴らしいです。
ぜひ、日々の暮らしにとりいれてくださいませ。





















ココロビオティックランチセミナー<my style編>@無何有庵

2010年09月29日 16時54分10秒 | 子育て講座 ココロビオティックセミナー
今日は、無何有庵でココロビオティックランチセミナーの第2弾、<my style編>を開催いたしました。

無何有庵の講座にご参加くださった方は、みなさん、私の話を何度も聞いてきてくださっておりますので、深いお話をすることができました。

いつもの進化の話も、今回は、150億年にさかのぼって、宇宙の誕生からお話をいたしました。

生物の誕生にかかわった物質の生成や合成、化学反応から生じた、「化学進化」のお話からいたしました。
私たちが生命としてこの世に最初に誕生したバクテリアなどの単細胞が、どのように生まれたのかは、もちろん、自然科学の研究の中から想像されたもので、真実を見たものは一人としているわけではありませんが、その整合性を一つ一つ検証しながら、私が一番感心を持つ、口<歯>の生い立ちと役割、重要性を紐解いていきました。

生物の目的が何なのか、人間と進化した私たちの暮らしと自然との共生の変化と結果と未来予測から、目的に叶う姿となっているのかを皆さんと一緒に考えました。

私の立場からも、とても面白い、楽しい時間でした。

この講座のタイトルを<my style>としたのは、自分自身の核心をもっと深く掘り下げて、本来あるべき姿を取り戻すことと、参加された方は、真実を知ったからには行動に移さなければならないというお役目が与えられたのですが、それぞれの道でそれぞれの方法でこの真実の公開を実現するという意味でつけたものです。

コアなメンバーに伝えることが出来たことは、大満足です。

講座名のココロビオティックとはマクロビオティックをベースに、ココロがイキイキとする方法を手に入れてほしいと思ってつけた名前です。

ココロビオティックなメンバーが、どんどん進化して、未来の子ども達の希望を支えていってほしいと思っております。

宇宙の誕生から、地球の誕生まで、なんと100億年以上かかっています。
地球の誕生から生命の誕生までは8億年ほどかかっています。
単細胞生物の誕生から、多細胞生物の誕生までとなると、さらに30億年ほどかかっております。

進化とは気の遠くなるほどの時間を要するものでした。

進化とは、退化も進化といえるのだと思いますが、マイナーチェンジとしての退化と、生命体の目的を見失った退化があり、マイナーチェンジは進化ともいえますが、目的もなく、生きる力を減幅させる変化においては、進化とは言いがたいと思います。

その考えをベースにすると、進化に要する時間に反し、退化は加速度的に速やかで、気がついたときには手遅れとなるようです。

今、32本の歯が生えない方のほうが多数です。
私は32本の歯を持ちえているのですが、このあって当たり前な歯の本数は、すでにマイノリティとなってしまっております。

なぜ歯が生えなくなったのか・・・。
この現象は、たった65年足らずの年月で変化をしてきております。

なぜ?

その答えを多くの方に知って欲しいと思います。

これからの子ども達の未来を創造するためには
なんとしても、歯を守らなければなりません。

神さまが作られた生命のプランは、私たちをHAPPYにしてくれる
生き物語りです。

このプランに沿うということは、
つまり、自然とともに生きるということです。


今日のランチは、TAKUSHIオリジナルメニューでした。





小豆ドレッシングベジ丼

玄米ごはんの上に甘醤油タレをかけて、豆腐の入り卵を乗せてたっぷりの野菜に小豆ドレッシングをかけたものです。



生姜人参スープ



マロンチョコレートマフィン




















秋祭り

2010年09月28日 20時02分30秒 | 庵主の日記
九州の旅では、咲き遅れていた彼岸花が少しづつ鮮やかな紅い色を放ち、
季節の到来を見せてくれました。

私の住むこの土地でも10月には秋祭りが行われます。
獅子とやっこが出ますが、高松でも大きなお祭りで、
宇佐神社とお旅所の間の参道に建つ我が家では祭りの日は
すごい人出と祭りの太鼓と笛、鐘の音で、家の中での会話も聞こえないほど
賑わいを見せてくれます。

先週から、夜になると太鼓の練習の音があちらこちらから聞こえてきます。

息子も今年から町内の青年団として、祭りに参加することになりました。

県外の中高一貫の学校に行っていたので、秋祭りといえ、練習に帰ってくることは出来ず、いつも指を加えていたのですが、そして、少し引っ込み思案なところもあって自分から練習に参加するとは言わないできたのですが、今年は自分から行ってこようかと言い出して、今日から夜の練習に行っております。

うちの地区は雌獅子です。
雄獅子と違い、少し柔らかな踊りになります。
息子の役割は何でしょうか?
獅子だといいなぁ。
かっこいいんですよ。

10月3日の日曜日が大祭となりますが、きっと燃え尽きるんでしょうね(笑)

よかったら、お祭り見に来てくださいね。
結構盛り上がりますよ。
ご馳走作って待ってます!



そうそう、お祭りとご馳走について少し書きたいと思います。

私たちは食べることで生かされています。
何を食べるのか、どう食べるのか・・・。

桜澤先生は、「私たちは食べ物のお化け」と言われました。

牛肉を食べたから牛になるということではありません。
その食べたものが私たちの中で消化され同化するということです。

私たちは自分と同質のものは食べることはできません。
共食いとなるからです。
例えばサルは食べません。
哺乳動物である私たちは哺乳動物を食べるということは
同質のものを食べるということになるでしょう。

ですから、異質のものを食べるようにできているのです。

つまり、自分というテリトリーを境に、内なるものではなく外なるものを食べることを選択するように、生命の誕生のドラマが始まったときに決められてきたのです。
(その話はココロビオティックランチセミナー<my style編>などでお話をいたしますので、ご参考ください)

自分と異質なものを取り入れるということは、自分のテリトリーに迎え入れるということです。そのときに、テリトリーという自分を識別する自己の範囲を守らなくては自己崩壊となりますから、いかに異質な外部のものを同質の内部にするかが、生き続けるための大きな課題となるのです。

消化は自分の外の異質な性質を消して同質に化することであり、つまり同化することのできるレベルまで小さく小さくして、私という体内の細胞に成り代わるのです。それが同化ということです。

この食べ物が私になるということは、私が何になっても、どうなってもいいということではなく、なりたい私にならなければ、自己実現ができません。
(ま、自己実現ってなにかということを突き詰めていくと、とても一言で言い表せませんので、またの機会にということでお茶をにごしたいと思いますが・・・。)

そこで、何をどう食べるのかというスタートに戻ったわけですが、
それが、祭りと大いに関係するのです。

祭りとは祀りと同意語です。

私たち日本人は、八百万の神を持ち、昔から自然界のあらゆるものを祀ってきました。

そして、毎日神棚にお供えをしてきたのです。

普段、神棚に供えるものは、水、塩、米、榊、灯明です。
これは神様の食べ物です。
水と塩を持って、米と榊という野菜を灯明の火で煮炊き(調理)して食べてくださいというものです。

そして、祭りになると、これらの上に、海の幸、山の幸、お神酒とご馳走が並びます。

私たちは、この神様の食べ方を手本にすればいいのです。

普段は、ご飯と少しのおかずでOK。でもお祭りのときはご馳走をうんと食べて楽しんでいいのですよ。

秋祭りは、庶民が五穀豊穣を神に感謝し、自分達の行いも労うための大切な行事です。
この時ばかりは、無礼講で、ご馳走を頂き、楽しんだらいいのです。





























ココロビオティックランチセミナー<my style 編>@スナオラボ給食室

2010年09月27日 16時48分31秒 | 子育て講座 ココロビオティックセミナー
昨日は、福岡の基山で<スナオラボ>さんの主催を頂いて、ココロビオティックランチカフェの第2弾<my style編>を開催させていただきました。

本当にたくさんの方が来てくださり、ココロから感謝申し上げます。

毎回来てくださる方、何度か来てくださった方が、なんとご主人やおばあちゃんをお連れしての参加(もちろん、子どもさんも)を頂き、こんなに嬉しいことはありません。

主催してくださっている、スナオラボの長尾ご夫妻の思いやご尽力の賜物といつも大きな感動をいただいております。
うちのスタッフも、これから結婚、子育てと、人として充実し、
もっと関心を高めていけば、たくさんの方に声をかけ、ご参加を促すこともできるのかなって思うこの頃です。
とにかくたくさんの方に知っていただきたい話なのです。

私自身が、知ることによってびっくりしたし、感動したし、私はなんだ?って思っていたことの幾分かが、「あ~そうだったんだ」ってストンと腑に落ちたのです。

だからこそ、伝えたい。
私が体験した感動を、みなさんにも感じてもらいたいというのが、
この講座をしようと思った、始めの一歩です。

今回、150億年前の宇宙の大爆発ビッグバンから銀河の誕生、太陽や地球や月の誕生、地球の生命の誕生、人類の進化と自然科学のお話からいたしました。

少し難しかったでしょうか?

もう少し、易しい解説にできれば良かったかもしれませんが、私たちがどのように誕生したのか、どのように植物と動物に分かれたのか、それぞれ、どうやって生き継いできたのか、生きることとはどういうことなのか、生命体の目的、食べ物とは何なのか、何を食べてきたのか、そのことで、カラダがどのように変化してきたのかを知る手がかりとして、どうしても、私たちが住む地球が存在する「宇宙」のことを知らなければ話がスタートできなかったのです。

みなさん、すごく頑張って、話を理解しようとしてくださり
とてもありがたかったです。

私たちが生きることにおいて、要になるのが<口>です。

もちろん、全てが必然なのですが、なぜ<口>なのかをお話させていただきました。
全て、繋がっているのです。
この世にビッグバンが起きてからの一つ一つの意味が。

そして、なんと歯医者だからこそ、この要の<口>の意味を知ることが出来て、
患者さまお一人お一人にお伝えする内容がいままでよりも深くなったのかなって思います。

明後日、無何有庵でも開催いたします。

なぜ、マクロビオティックなのか、その整合性にハッと気がついてくださるといいなって思っています。

ご参加の方が、今度は伝える方になっていただけるように、頑張りたいと思います。















今年も呼吸法講習会を開催します

2010年09月27日 12時32分02秒 | スタッフのブログ
こんにちは受付 川田です
朝晩と涼しくなって、すっかり秋の気配です
 さて、呼吸法講習会のお知らせです

9月29日(水)
PM6:00~8:00
参加費 1000円
開催場所 無何有庵

楽な服装でお越し下さい

 毎年この時期に開催してます
去年の様子はコチラです

普段何気なくしてる呼吸ですが、どんな呼吸をするかによって体に与える影響は随分変わってきます。
何が違うの??
どんな効果があるの??

まずは体験してみて下さい

いろんな健康法がありますが、呼吸法は道具も何も必要なく誰でも即実践できます
血圧が高い方、お仕事が忙しかったりストレスが多くて家に帰っても体が緊張気味の方、夜眠りの浅い方、特にオススメです。

ビデオ実習は松見歯科でいつでも行えますが、本部の先生に教えて頂けるのは年に1度です
気になる方はお気軽にお越し下さいね
(要予約)

ただいま~。

2010年09月26日 23時38分30秒 | 庵主の日記
九州から今帰宅いたしました。

って、迎えにきてくれた家族と一緒にお外ごはんでしたので、ま、途中下車をしながら、今我が家に到着いたしました。

今回の旅もとても充実していました。

昨日は、柿本和子先生の許で、お料理教室をさせていただきました。
全て学びです。

慣れたレシピで、お料理を作りますが、きっと私のご指導の仕方がだんだんとマニュアル的になっているのでしょう。
和子先生の生徒さんは、予測をいい意味で裏切ってくれます。

私のZERO PT.講座です。

頭が硬くなっていることを実感するのです。


有り難い私の行の場です。



もちろん、平戸には、和子先生の講座を受講するために通っております。

これが、本当にワクワクする内容です。

7人の弟子が肩を並べて、人生を模索いたします。
同級生は20代の方から私のように50代のものまで幅広いメンバーです。
皆さんとても素晴らしく、学ぶことでいっぱいです。

今回も、ミを入れることと判断と判断力、時間と空間のことなど、それはそれは本当に素晴らしい学びの時間でした。

また、今日は、福岡の基山でココロビオティックランチセミナーを開催させていただきました。

今回、ココロビオティックランチセミナーの第2弾の<my style編>の第一回をお話させていただきました。

また、明日、ご報告させていただきますね。

でも、私は本当に幸せ者です。

家族の理解をもらい、こうやって家から外に飛び出て、また、そこで暖かな思いに包まれて、好きなことをさせていただくことができるのですから。

ココロから感謝ですね。

たくさん、メールなどいただいておりますが。
お返事が滞っております。
どうかお許しくださいませ。

明日、できる限りの時間を使い、皆さんとの大切なご縁を紡ぎたいと思います。



















ココロビオティックランチセミナー<my style編>

2010年09月25日 06時32分51秒 | 子育て講座 ココロビオティックセミナー
明日、福岡でココロビオティックランチセミナーの第2弾<my style編>を開催いたします。

この講座は、私のマクロビオティックの一区切りと考えています。

松見歯科がマクロビオティックと出会うきっかけは
玄米と砂糖というキーワードでした。

いつもの独断的発言を許してもらうなら、乱暴かもしれませんが「玄米ごはんを食べて、砂糖を止めるだけで、多くの病気や不調から開放される」と大声で叫びながら歩きたいと思っております。

今年の夏、東京で恐竜博というのをされていましたが、歯という臓器は現在の科学で種を決定する大切な要素だそうです。生命の進化の位置づけを確定するのは歯の形なのです。
何を食べてきたかという住み分けが歯の形に記憶されているというわけです。
あの大きなTレックスやスーパーサウルスの祖先がその形や見た目も全く違う小さな恐竜とわかったのも歯のあり方でした。

「食べる」つまり「生きる」ことの意味が秘められているのです。

歯(口)という臓器はまさに<リビングコード>です。

齢という漢字は歯が命じると書き、歯のありようで人生が決まるなんて、すごくないですか?

その意味を、詳しく詳しく知りたいと思いませんか?



これこそが、マクロビオティックの原点と思います。
歯医者だからこそできる、取って置きのお話です。
マクロビオティックは<歯(口)>を守ることです。
<歯(口)>は生命の神器です。

歯を守ることは、わたしという生命が繰り広げる過去、現在、未来のありようこそ、<my style>であり、それを知ることによって、意思をもって書き換えることのできる<運命>の選択です。

自分のスタイルを持つことこそ、マクロビオティックです。
素敵な<私の歩み>を150億年の太古の記憶から紐解いて見ませんか?

そこに、<歯(口)>の意味がかくされています。

マクロビオティックを志向する方には、
是非、知っておいて欲しいお話です。


ランチセミナーですので、お気軽にご参加ください。
おいしい笑顔と楽しいタイムトリップをご体験いただきます。


無何有庵でもスタートいたします。













佐世保からこんばんは。

2010年09月24日 21時20分59秒 | 庵主の日記
お尻がぺっちゃんこになるかと思うくらい、列車に揺られて佐世保に到着いたしました。
本を一冊、じっくりと読める時間に恵まれます。

今日の旅のお供は「食べること、生きること マクロビオティックに学ぶ暮らしの知恵」です。柿本和子先生のご本です。
松見歯科の受付でもあっという間に30冊が完売して、また新たに30冊を取り寄せてご紹介させていただいております。

もう、何回読んだでしょうか。

よし、とばかりに、大切なところを黄色のマーカーで記してみたら、
あれれ、ほとんどが黄色になっちゃいました(笑)。

この数年、
人間ってなんだろう?
マクロビオティックって何だろう?
食べるって何だろう?
進化って何だろう?
生きるって何だろう?
・・・・

って、模索しながら、料理教室や講座でお話してきたことが
全てここに書かれています。


問題をひとつひとつ解いてきて、解答用紙をもらいその道筋が外れていなかったことに、ほっと安堵した気持ちもありますが、むしろこれから新たな課題が与えられたという身の引き締まる思いです。

生きるということの原点が、食べる=口にあることは
歯医者である私たちが思い続けて、今もこれからも尚思い続けていく、
元気で人生を全うしてもらいたいという願いが
とても自然発生的であり、運命的でもあり、さりあらんごく当たり前のことであり、
それが役目であることの再確認となります。

つまり、歯医者だからこそ、伝えなくてはいけないと思ってきたことが
この本には詰まっているということです。

どうぞ、元気に人生を全うし、次代のシアワセを願うのなら、
是非、お手にとってごらんください。

<inspiration-macrobiotique>

あなたのマクロビオティックを育ててくださいませ。











そうそう、あしたは、和子先生にサインを頂いてまいります。
先生の字は、本当に美しく、素晴らしく達筆です。













母の助けを借りて

2010年09月23日 18時52分51秒 | 庵主の日記
明日から、九州・平戸に参ります。
片道8時間くらいかかりますので
途中、佐世保で一泊します。

二ヶ月ぶりに柿本和子先生とお会いできるので、とても楽しみです。

和子先生のヒレフリ山教室は、私たちの生き方を学ぶ教室です。

ご本が出て、新しい方もご参加されるのかしら?
新しい出会いもうれしいものです。

日曜日は福岡の基山でココロビオティックランチセミナー@スナオラボ給食室の開催です。今回は助産師さんもご参加くださるそうで、自称「子ども応援団」の私は張り切ってますよ。うれしいですね。

3日間、家は男どもの巣と化すわけで、なんとか片付けの山を回避するために
我が家の国際救助隊「実家の母・ドッキー(土器町にすんでいるので)」に緊急出動要請。
今夜から泊まりにきてくれています。
今日はお父さんが「歯科医師会のちゃりんこ倶楽部の総会」(ま、遊びですが・・・)があっていないので、
息子と私と婆さまと3代で言いたい放題、賑やかな晩餐です。

明日から、よろしくです。

今朝の豪雨でうんと涼しくなった高松ですが、秋雨前線の影響で今夜のお月様は雲隠れでしょうか。
それでも満月の夜は、夕食も賑やかです。

今日はお彼岸の中日。
みなさんお墓参りにいかれましたか?

我が家は彼岸の入りにお墓の掃除に行ってまいりましたが、
墓の横に墓石の花を土に戻すために作った小さな花壇から、鳥が運んだのか菊の花が背を伸ばしていました。まだ、花芽はついていないようでしたが、山土も少しホコホコしてきて、いい感じになってきていました。

さあ、さあ、明日からの準備も整い、あとは、イメージトレーニングしながら本番に備えたいと思います。

マクロビオティック食養指導士の自主勉強会は、10月はどうしても時間が作れませんので、11月10日(水)からスタートしたいと思っております。
参加費は無料です。
無何有庵の指導士の資格取得者、受講者のみのご参加とさせていただきます。
実践を重ねてこそ、指導力がついてきます。
いろいろな経験となる勉強会にしてまいりたいと思います。
今回の講座を参加されて、出産や転勤となられた方にも各回の資料と試験問題をお送りいたします。是非、試験を回答されて、勉強会にご参加ください。
実践の見極めテストは、勉強会にて実施できますので、ふるってご参加ください。

たくさんの方が、指導士としてのお役を担い、元気な四国を作らなくっちゃね。















無何有庵マクロビオティック指導士が誕生いたしました。

2010年09月22日 23時24分28秒 | スタッフ講座マクロ日和&なごみCafe
今日は、マクロビオティック指導士養成講座の指導士認定試験を開催いたしました。

すでに、指導士として認定を持っていらっしゃる方に続いて、新たに素晴らしい人材が仲間入りいたしましたよ。

5時間にわたる筆記試験と実技の試験は皆さん真剣そのもの。
一年間の学びの集大成です。









午後からの実技では、クライアントと指導士の役割を演じていろいろな想定でのロールプレイをいたしました。

今回、13名からスタートして一年頑張ってこられた方が8名。
引越し、出産、体調不良などいろいろありましたが、今日とりあえず4名が認定試験を受けられました。今日、無何有庵まで来られていて、仕事で職場に呼び戻された方もいらして、皆さんが、どんなに大変な想いをされて一年を迎えられたかがココロに響きます。

今日、指導士の認定を受けることが出来た方も、出来なかった方も、
これから、<まなびまくろ>の一環で、自主勉強会を開催することになっておりますので、ますます、経験を積み、多くの方のお役に立つように学びを深めてまいりましょうね。

また、あらためまして、ご案内をさせていただきたいと思います。

お疲れ様でした。








いっき♪いっき!

2010年09月21日 20時40分02秒 | 庵主の日記
はぁ~たまりにたまっていたご報告を
一気に書き込みました。

すみません、ボリューム多くて読みきれない方はスルーしてくださいね。

いやぁ、これで心置きなく他の仕事に移れます。

さて、昨日映画アリエッティを観に行ってきたのですが
我が家では、美味しいものが無くなる事件がちょいちょい起きます。
まあ、ほとんどが息子の仕業と片付けられるのですが・・・。

息子曰く・・・

「わかったわ~、あんときのケーキなくなったんは、アリエッティやったんやぁ」

だとさ。

せっかく仕事やる気モードだったんですが
一気にモチベーションダウンとなりました。

あ~あ、明日はまなびまくろの指導士養成講座の認定試験だというのに
しかも、超蒸し暑いし。

ちょっと休憩して(ビール一気飲み?)、仕切りなおしです。
















無何有庵マクロビオティック料理教室 定期講座<羹のコース(応用)>第5回

2010年09月21日 18時51分32秒 | マクロビオティック料理応用 羹(こう)
重ね重ね(笑)遅ればせの記事となりますが、8月26日(木)に羹のコースの台5回目を開催いたしました。

写真、ダウンロードする方には(宿題レシピ作りのため)大変お待たせいたしました。
ごめんなさい。

今回は<海の幸をマクロビオティックする>がテーマでした。



毎期、人気の握り寿司を作りましたよ。



人参の蒸し煮のペーストと豆乳で作ったエビ



白身魚のナゲット風



ちょっと落書き



タピオカのいくら風



豆腐のうなぎの蒲焼封



人参と豆腐のたらこ風



牛蒡の田作り風



エリンギの貝柱風



トマトのマグロの漬け風



アマランサスの数の子風



まいたけの牡蠣フライ風



フレークサーモン風の押し寿司



デザートは、マクワ瓜の甘酒ソース 雑穀シリアルのチュイール添え

以上美味しく頂きました。

トマトの漬けにぎりにはこんなご感想もいただきましたよ。

100%植物性の海鮮にぎり、おいしかったですね。
もどき料理はきらいって方もいらっしゃると思いますが
楽しくおいしく、マクロビオティックならこんなことができるんだっておもっていただければうれしいですね。















理のコース

2010年09月21日 18時27分55秒 | 食事改善の基礎 理(ことわり)のコース










(2010年8月28日 理のコースの様子)



●松見歯科では、月に1回(不定期)のペースで食改善のためのお話の会をさせていただいております。

テーマは3つ。


ごはん(主食)をお代わりして食べること。出来れば未精製のごはんで。

パンは主食にするとキケンであること。

砂糖(単糖類、二糖類)を止めること。


理由と、これを実行できるようにどうすればいいのかなどをお話いたします。
実際に玄米の炊き方を実習して、ご試食いただきます。
患者さまだけでなく、受診されていない方の受講もお受けいたしております。

参加費735円(玄米ごはん、お味噌汁、たくあん、鉄火味噌、ごま塩、40年ものの梅干、三年番茶 付き)です。

皆さんのご参加をお待ちいたしております。

9月は28日(火)10:00~13:30開催いたします。
お申込みは松見歯科診療所 087-881-2323 受付 川田まで。