食養家・西川勝也先生が代表の自然医食フォーラムから隔月発行の「自然医食フォーラム通信」(現10号まで発行)に連載させて頂いていますページを、少しづつご紹介致します。松見歯科、無何有庵の活動の記録です。
●フォーラム通信は、自然医食フォーラム{(有)自然医食デザインのマクロビオティック教育部門}会員(年会費3,500円で通信年6回発行、その他フォーラム主催マクロビオティックセミナーなどの受講料割引やフォーラム掲示板の参加、メルマガ発信、各種情報提供などの特典)の方に送られるマクロビオティック情報満載の30ページ近くの小冊子です。商品の勧誘や信仰宗教、怪しげな健康食品の推進など一切ありませんのでご安心ください。ブックマークで<自然医食フォーラム>にアクセスして資料ご請求下さい。
≪臨床便り心食動息の医療現場を目指して≫
香川県・高松の片田舎で開業する私ども松見歯科診療所には食養塾 無何有庵という施設を併設いたしております。此処では、マクロビオティックの料理教室・お手当て、ストレッチ、呼吸法、自律神経免疫療法、そしてカウンセリングなどを行っています。
患者様が同じ問題で再来院なさらないようにするためには、歯科技術やノウハウだけでは解決できない事が余りにも多く対症療法の域を越える事は出来ません。そこで代替医療を取り入れますと興味深い事に完全治癒の実現とともに歯科以外の問題まで解決していきます。そんな臨床経験から、歯科医院でありながら歯科治療が必ず最優先されるのではなく、その方に一番大切な糸口を見つけそこから最終的歯科治療へと進めていくよう心がけています。
今回は、仕事のストレスを抱えた患者様の臨床例をお話しいたします。
<Aさん(31歳)男性>
(主 訴) 歯痛 (虫歯5本、軽度歯周病があるが虫歯の痛い所だけ治したいと希望)
(指導内容) 歯科衛生士により、食事改善・ブラッシングの指導。食事改善に難色を示し、治療室より当庵に食事指導をメインにした初診カウンセリングの依頼。
第一印象は人当たりの良いとても気を使う方。初診の結果・治療計画と共に、スタッフの管理栄養士と食事の大切さを申し上げましたが、わかってはいるが今はその気になれないとのこと。 話している間ずっと汗をかき息がとても短いのが気になり、スタッフには席をはずすように命じ、二人でお話しをすることに致しました。
Aさんの仕事は夜の客引き。やくざ同様の仕事で辞めたくて仕方が無い。子供ができてから余計そう思うようになったが、家のローンもあり転職は無理。店の娘の粗相の後始末や取立てもある。非日常的毎日にもうクタクタ。最近同僚を殴ってしまい、感情を抑えられない自分が不安。精神安定剤を無処方で服用。飲んでいないと自分が何をするかわからない異常者だ。と、3時間かけてお話しをされました。
私にはただお話しを聴き相槌を打つ事しか出来ませんでしたが、Aさんが本当に誠実でまともな方だと感じたままを伝えました。女房にも言えない話ができとても心が軽くなったと、少しお元気を取り戻したようでした。
翌週、また食事指導で予約を頂いておりましたが、ゆっくりしてもらいたく、お手当てと言うより休息のための生姜シップを致しました。とても気持ちが良かったらしく、その後、肩こりの奥様にもして差し上げていると聞きました。
治療の中断も覚悟しておりましたが予約の20分前にはご来院なさり試食用の玄米むすびを美味しいと召し上がっています。
身体を温める生姜シップは心もちょっぴり暖めてくれたようです。
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香川県・高松の片田舎で開業する私ども松見歯科診療所には食養塾 無何有庵という施設を併設いたしております。此処では、マクロビオティックの料理教室・お手当て、ストレッチ、呼吸法、自律神経免疫療法、そしてカウンセリングなどを行っています。
患者様が同じ問題で再来院なさらないようにするためには、歯科技術やノウハウだけでは解決できない事が余りにも多く対症療法の域を越える事は出来ません。そこで代替医療を取り入れますと興味深い事に完全治癒の実現とともに歯科以外の問題まで解決していきます。そんな臨床経験から、歯科医院でありながら歯科治療が必ず最優先されるのではなく、その方に一番大切な糸口を見つけそこから最終的歯科治療へと進めていくよう心がけています。
今回は、仕事のストレスを抱えた患者様の臨床例をお話しいたします。
<Aさん(31歳)男性>
(主 訴) 歯痛 (虫歯5本、軽度歯周病があるが虫歯の痛い所だけ治したいと希望)
(指導内容) 歯科衛生士により、食事改善・ブラッシングの指導。食事改善に難色を示し、治療室より当庵に食事指導をメインにした初診カウンセリングの依頼。
第一印象は人当たりの良いとても気を使う方。初診の結果・治療計画と共に、スタッフの管理栄養士と食事の大切さを申し上げましたが、わかってはいるが今はその気になれないとのこと。 話している間ずっと汗をかき息がとても短いのが気になり、スタッフには席をはずすように命じ、二人でお話しをすることに致しました。
Aさんの仕事は夜の客引き。やくざ同様の仕事で辞めたくて仕方が無い。子供ができてから余計そう思うようになったが、家のローンもあり転職は無理。店の娘の粗相の後始末や取立てもある。非日常的毎日にもうクタクタ。最近同僚を殴ってしまい、感情を抑えられない自分が不安。精神安定剤を無処方で服用。飲んでいないと自分が何をするかわからない異常者だ。と、3時間かけてお話しをされました。
私にはただお話しを聴き相槌を打つ事しか出来ませんでしたが、Aさんが本当に誠実でまともな方だと感じたままを伝えました。女房にも言えない話ができとても心が軽くなったと、少しお元気を取り戻したようでした。
翌週、また食事指導で予約を頂いておりましたが、ゆっくりしてもらいたく、お手当てと言うより休息のための生姜シップを致しました。とても気持ちが良かったらしく、その後、肩こりの奥様にもして差し上げていると聞きました。
治療の中断も覚悟しておりましたが予約の20分前にはご来院なさり試食用の玄米むすびを美味しいと召し上がっています。
身体を温める生姜シップは心もちょっぴり暖めてくれたようです。