マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

日が昇る

2010年11月29日 07時00分08秒 | 庵主の日記
屋島の南に見える山の上から、今、朝日が顔を出しました。
地球はこんなに早く回転しているんですね。
あっという間に日は昇ります。

こんなスピードで時間は動いている・・・そう感じる朝です。

昨日の基山のココロビオティックランチセミナーでランチを作ってくださったさとみさんが帰りに「新幹線の中で食べてくださいと」お弁当を持たせてくださいました。
今から、朝日を見ながらいただきます。


7時のニュースは北朝鮮と韓国の問題を報じています。
北朝鮮という国は、鮮やかな朝という名の国ですが、
今、目の前に広がる朝日のまばゆいばかりの輝きは、夜の帳を打ち破り冷たい冬の空気を少しづつ暖めて窓際のひんやりした風も素足に気持ちよく、まさに鮮やかな朝ですが、
北朝鮮にはこんな朝は訪れないのでしょうか?

横田めぐみさんに映る朝日は、今朝のように暖かく見えているのかと
ココロが痛みます。

この世の中に、平和を求めるとき
必ずその横には戦争がひそんでいることを私たちは知っておかなくてはいけません。

わが国の歩む道に大きく二つの方向を持っているということです。

そのことにココロをよせ、覚悟ができていなくてはいけません。

平和とはそういうものです。

この世に生を受けたことになにもかわりないのに
争いは起き続けます。

戦争と平和は拮抗し、両者のバランスでのみ世の中が収まります。










九州から帰ってきました。

2010年11月28日 22時54分08秒 | 庵主の日記
昨日は、平戸の柿本先生の許で、料理教室をさせていただきました。



今回のメニューは

●炊き込みご飯
●小豆かぼちゃのテリーヌ
●ひじき蓮根のソース
 ひじき蓮根と小松菜の和え物
 ひじきれんこんの蒸し饅頭<スノーマン>
●きのこのお味噌汁

雪だるまくんが人気でした。

また、ぢわもん鍋のクラスで作りますよ。

和子先生の講座は、陰陽講座と夜のクラスは生き方の講座。

全方向に造詣が深く、何でも知っている和子先生の講座は
人生の中で一番ソウルフルな時間。
残り30年の人生の最期のために、しっかり学びたいと思います。

今日は、6時半に柿本邸を出発。
和子先生には、いつも朝早くバス停まで送っていただいて
本当にもったいないことです。

博多から鹿児島本線で基山に移動。

ココロビオティックランチセミナー@福岡スナオラボ給食室をさせていただきました。
今回もたくさんの方が来て下さり、感謝申し上げます。
今日は玄米おむすび弁当から温かいメニューになりました。
寒くなってきたので、うれしい心遣いでした。

子育てのお話以外に、<ミツバチからのメッセージ>のDVDを観ていただきました。
平戸もでてきますので、和子先生にも観ていただきました。
このお話は別記事で。

夜、8時に高松着。

また、日常にもどります。













佐世保からこんばんは。

2010年11月26日 23時24分58秒 | 庵主の日記
今夜、10時前に佐世保に着きました。

いつも、早く出発しようと思いながら
あれして、これして、ってやってると結局出発が4時くらいになってしまって・・・。

今日の松見家の夕食はカレー(笑)。

最近は息子に食事係をまかせて、チョイ楽させていただいてましたが、
運転免許を取りに夜間の学校に通いだしたのと、明日、歯科衛生士学校の入試でもあるので、今回は夕食の準備もしてまいりました。

久しぶりのカレーで、息子はラッキ~♪ともらしてました。
本来ならば、試験に勝つってことで、カツカレーとなるところですが
そこは、松見家ですので、カツ愛ってことで許せ、息子。
明日は頑張ってくださいな。

まあ、ウコンの力で院長の肝臓強化も図って、と、愛ある!簡単メニューです

私は、ひよこまめの玄米ご飯を持参。
カブの漬物と豆のサラダをおかずに持ってきましたが、
博多での電車の待ち時間の30分、ホームの寒いこと、寒いこと。
思わず立ち食いうどんをすすりました。
あったかいってやっぱりうれしいですね。

明日は、尊敬する柿本和子先生の講座です。
朝、平戸に移動となります。
ネット環境にありませんので、ブログはしばしお休みです。
メールもお返事ができませんので、お許しくださいませ。





そうそう、カトちゃん。
移動中、すごい発見をしたよ。

また、まなびかふぇでね。















にんじんのご案内

2010年11月26日 14時07分20秒 | スタッフのブログ
こんにちは

にんじんのご案内です

以前も取り寄せしたことのある 雑草が化けた、その名も「ワイルド人参」
耕作放棄地または周りの大量の雑草を注ぎ込んでミネラルと微生物いっぱいの土から、
農薬も、化学肥料も使わずに、人参を育てています。

味や香りが全然違います!
一度お試し下さい。

1キロ 350円
規格外人参 1キロ 220円(数量に限りがあります)

上記金額に送料が追加されます。
まとめて注文して、送料の負担を少しでも少なくしたいと思います。



以前、吉田先生から頂いた紹介文を添付致します。

ワイルド人参の特徴と今回の紹介の目的を書きます。

田畑を何年も放置することで草や雑木が生い茂った耕作放棄地。
日本全国で増え続け、専門家は大問題と思っていますが、
逆転の発想をすると宝物だったんです。

放置することで地球の思い通りにいのちが循環して、微生物いっぱいになり、
ミネラルバランスが自然に整ってきているのです。
ちょっとしたコツで、半年以上時間と労力をかけると、
黒々とした最高の畑に変身するのです。

荒れ果てた所から、カヤやかずら、竹、雑木を切り倒していくと、
石積みの棚田の跡が表れてきます。
昔、ご先祖様が子どもたちのために
毎日毎日石を運んで田んぼを作ってきた苦労が偲ばれ、
それが復元されていく様子を見ると何だかほっとします。

全国各地どこも、山と化した場所で多くの田んぼ跡が眠っていることを想像すると、
それが復元できたらいいなあと思えてきます。
多くの農家が、周りの耕作放棄地を、
再びいのちのめぐる畑としてよみがえらせて欲しい。
そのためには、そこで育ったワイルド野菜の価値を
全国の心ある市民が知って欲しい。
そしてその価値のわかる方々に買い支えて欲しいと願っています。

今回ご紹介する無農薬無化学肥料の人参は
耕作放棄地産か、
または周りの雑草をふんだんに集めて畑に戻して育てたものです。
どうぞ、大地のパワーにつながったワイルド人参の生命力を、
味と香りで感じて、あなたの体に取り入れて下さい。
これは自分の健康を守るだけでなく、
日本の田畑を守り、未来を守ることにつながっています。
一人の購買行動なんてとても小さな力ですが、
一番大切な真の解決策だと思っています。


どうぞ、有機野菜に興味のあるやさしい方々に転送いただければ幸いです。

大地といのちの会 吉田俊道
ホームページhttp://www13.ocn.ne.jp/~k.nakao/



来週12月4日までキロ単位で予約を受け付けます。
ご希望の方はご連絡下さいね

 なお、松見歯科まで取りにいただける方に限らせて頂きます

遠方にお住いの方も取り寄せ可能です。
下記連絡先にお問合せ下さい

有田だいち村
TEL・FAX 0955-25-9595
E-Mail nagasaki5151@hi2enjyoy.ne.jp


マクロビオティック料理教室<羹のコース(応用)>第8回

2010年11月25日 23時55分38秒 | マクロビオティック料理応用 羹(こう)
今日は、羹のコースの第8回目を開催いたしました。

テーマは「豆をマクロビオティックしよう」でした。

10種類の豆を使いました。

●ひよこまめ
●小豆
●大豆
●青大豆
●赤隠元豆
●白隠元豆(銀手亡)
●黒豆
●レンズ豆
●トラ豆
●空豆

小豆とレンズ豆以外は前日から浸水しました。





ひよこまめの玄米ボール



チリコンカン



マッシュ大豆のコロッケ



黒豆ペーストの生春巻き



白いんげんのマッシュサラダ



かき揚げ



ビーンズカクテル



醤油豆



赤隠元と蓮根のハンバーグ



小豆のドレッシング



青大豆の玄米ドリア



レンズマメのスープ



白いんげんと蕎麦のモニコドモンブラン



小豆のきな粉ボール



黒豆のココアパンケーキ



小豆茶



黒豆茶


以上豆尽くしでした。

お豆さんは本当に可愛らしくて、もっと、食卓に登場させたくなりました。
トラ豆なんて、かわいすぎです。












マクロビオティック料理教室<養のコース(入門・体験)>第1回

2010年11月25日 23時54分33秒 | マクロビオティック料理入門 養(よう)
11月11日(木)に、無何有庵のマクロビオティック料理教室の入門クラスになる<養のコースがスタートいたしました。

中原先生のお力をおかりして、完全にお任せしての開催となりました。


ここ暫く、養のコースは開催できていませんでしたが、
無何有庵の講師陣も大変充実してまいりましたので
心置きなく出張などに対応出来るようになってきました。

今回から、基本食の実習に加え、マクロビオティックのお料理のバリエーションも楽しんでいただけるように、レシピ外のお料理をご用意しております。



料理全体





玄米おむすび



きんぴら牛蒡



無水煮野菜のソイタルタルソース



かぼちゃと玉ねぎのお味噌汁



アップルマフィン



中原先生、皆さんお疲れ様でした。
出張で途中で中座いたしましたが、申し訳ございませんでした。

来月、また、楽しくお料理を作りましょうね。












ココロビオティックセミナー@青葉台

2010年11月25日 23時43分17秒 | 子育て講座 ココロビオティックセミナー
11月12日(金)に青葉台ではじめてココロビオティックセミナーを開催させていただきました。

素敵な自宅キッチンの暖炉のある居間をお借りしての講座です。

今回は思春期の子どもたちのお話でした。

思春期に大切なことは、バランスです。
ココロは大脳や心に発しますが、そのバランスを取ることが
食と大きく関係してきます。

そして、大脳、心、食ととても関係が深いのが口になります。

お口の中のバランスが良好であれば、思春期も安心して過ごすことができますが、
食の変化は、お口の中のバランスまでも崩してしまいます。

歯並びは、顎で決まりますが、顎の発育が脳から足の指の先まで影響し、さまざまな思春期の問題を引き起こします。

そんなお話をさせていただきました。

今回はランチセミナーではなく、MY Kitchenの中西先生お手製の素敵なスイーツをご用意くださいました。

松見歯科の方針をご考慮くださり、スイーツには最小限の米飴と甘酒しか使っていないのですが、本当においしかったです。







ご馳走様でした。






上級者のための基本食<ZERO PT.>講座@青葉台

2010年11月25日 23時20分16秒 | マクロビオティックZERO PT.講座
11月13日は、横浜青葉台のMY KitchenさんでZERO Pt.講座を開催させていただきました。

無何有庵でのZERO Pt.講座にご参加の方は、本当に上級者の方ばかりなのですが、青葉台では初心者の方もいらっしゃいますので、基礎的なこともお話いたします。
基本的にレジュメは同じですが、内容は随分違っています。
この違いはさせていただいていて、かなりおもしろいです。











お皿やキッチンの雰囲気が変わると、盛り付けもうんとイメージがかわりますね。











上級者のための基本食<マクロビオティックZERO Pt.>講座@無何有庵 第3回

2010年11月25日 22時53分46秒 | マクロビオティックZERO PT.講座
11月17日にZERO Pt.講座を開催いたしました。

上級者の方が、もう一度基本食に立ち返って、
マクロビオティックを意識的に無にしていき、より深くマクロビオティックを理解していくための講座です。

今回は■カラダと脳と心についてのお話■をいたしました。

私たちは、カラダと思いという見えるものと見えないものという二面性を持っています。
これは東洋の宇宙観が月と太陽の運行変化の原則を二面性に捉えてきたことと同じ、宇宙の秩序そのものです。

それは、私達自身を宇宙と置き換えてみれば理解できるでしょう。

この運行変化はまさに秩序であり、順序です。

しかし、人間は他の動物と違い大脳を発達させてきたことにより、ココロを大脳に響かせて経験という記憶(意)の保管(ウツシ)装置として使うようになりました。

そのことによって、順を追うことなく結果を出すことができる能力を作り上げました。

ところが、経験の未熟なものにとって、未経験のことがらに対しては不可能という答えしか見い出すことができなくなりました。
出来るかどうかもわからないにもかかわらず、出来ないと判断するのです。

しかし、脳の発達していない動物のカラダ(身)は、判断以前に行動する先天的な能力を発揮することが出来ます。

私たちが持ちえた大脳をより生かすためには、判断以前のスピードを持って手足などの機能を動かさなくてはいけません。つまり、ココロそのものを動かす力を取り戻すということです。

ココロをもっと信頼して本能を生かしてこそ、体壁系のシンボルである脳と内臓系のシンボルである心が一つになり<気>を発することが出来るようになります。脳から心へ、心から脳へ自由に行き来できる能力であり、本来生まれたときから持っているものなのです。

<ココロメソッド>・・・カラダに現れる見えないもの。
●ケッシテウソヲツカナイ
●ミを守るということ

ボディワークをご一緒にしていただいて、見えていない私達の能力を実際に体験していただきました。

<料理実習>
●雑穀ごはん(昆布炊き)
●切干大根と高野豆腐の焚いたん(陰陽の調節)
●胡麻豆腐
●きのこの味噌汁(米味噌)
《蓮根を使ったお手当て法》















講義は<陰陽五行を使いこなす>というテーマでお話をいたしました。

















土鍋でパン作り~。

2010年11月25日 19時38分08秒 | 黒体セラミック鍋 <ぢわもん>
黒体セラミック<ぢわもん>鍋でパンを作りましたよ。

土鍋がアースオーブンになるなんて、夢見たい!

発酵も土鍋の中でできちゃいます。

しかも、おいしいんです♪







生地を作ります。







鍋の中で一次発酵します。







途中、膨れてきたらパ~ンチ!







再び丸めて一次発酵の続き・・・。









2倍くらいに膨らんだらフィンガーテスト。きれいな穴でOKです。





わたしもした~いでちゅ。







フィリングを巻き込んで8等分。





プレーンのちぎりパンも8等分に分割して丸めます。









再びぢわもん鍋にいれて、2次発酵。





膨らんできたら、いよいよ焼成です。





片面焼いたら、ひっくり返して。





焼き上がり♪









ぢわもん鍋でスチームしたジャガイモののノンオイルポテトサラダ。





ぢわもん鍋で無水煮した蕪のスープ。



そして、ぢわもんブレッド。



出来上がりました~♪


息子のTAKUSHIが今までで食べたパンの中で一番美味しい~って絶賛でした。
ありがとう


ご指導は中原あさ先生でした。

















マクロビオティック料理教室<飯のコース(基礎)>第14期始まりました。

2010年11月25日 19時25分38秒 | マクロビオティック料理基礎 飯(はん)
19日(木)は、第14期秋冬クラスの<飯のコース>がスタートいたしました。

今期は前回、前々回と違って、人数が少人数なので
私と、荻田先生、中原先生とマンツーマン対応ですよ~。

みなさん、しっかりマクロビオティックを身につけて
暮らしにいかしてくださいませ。

今回のお料理は



基本食として、玄米ごはん、きんぴら牛蒡、ごま塩、蒸し煮野菜、出汁なし味噌汁、三年番茶とそのお手当て法でした。



ごま塩で創った陰陽太極図の玄米ごはん



食養のきんぴら牛蒡



季節の野菜の無水煮



出汁なしの味噌汁(麦、豆のあわせ味噌)



初めてのお顔合わせでしたので、まだまだみなさん緊張気味でしたが、
半年間、よろしくお願い申し上げます。











ちほ先生のクリスマスケーキ講座

2010年11月25日 19時11分29秒 | マクロビオティックスイーツ 茶菓(ちゃか)
20日は、望診法講座の後にちほ先生のクリスマスケーキ講座を開催いたしました。

スポンジがとにかくふんわり。
マクロビオティックのスポンジなのに!って思わず言ってしまう
ふわふわ感は、たまりません。

みなさん大満足の講座になりました。



たくさんの方がご参加くださいました。



ふわふわのスポンジが・・・。



素敵なデコレーションケーキに。



切り分けていただきます。クリームは甘栗と豆腐でできています。



キャンドルケーキは、ぢわもん鍋でスチームケーキにしました。



リンゴと米粉のクリームを蝋燭の用に塗ってキャンドルの灯火はクッキーにジャムを塗りました。

かわいく出来上がりましたね。

ちほ先生、ご指導ありがとうございました。














玄牝(げんぴん)

2010年11月25日 18時05分30秒 | 庵主の日記
23日は勤労感謝の日でした。
いつも元気に働いてくれている主人と息子、そしてスタッフ達に感謝です。

仕事は生き方と思っているのですが、
まさに生き方そのものを誕生に懸ける医師、吉村正先生の映画を見てきました。

さぬき映画祭というイベントで、たくさんの映画が上映される中、なんと自主上映しようと思っていた<玄牝>という映画が上映されることになり、全てを放っぽりだしてサンポート高松に行ってまいりました。

この映画は<殯の森>の河瀬直美監督が20kgもある16mmのフイルムを背負って撮った、その場の空気までもが映し出されているような映画でした。

岡崎市にある吉村医院に併設された「古家」がそこに繰り広げられる誕生のドラマをじっと見つめているようなカメラワークで、飾りの無い映像が生き生きと描かれていました。

そして、なんと香川を代表する若手助産師のしーしー(志直子さん)の仕事ぶりもしっかりと映像に映し出されて、お声はついこの前お聞きしたばかりですが、頼もしい姿に思わず手を叩きそうになりました。ラストスクリーンのタイトルにはその名がちゃんとクレジットされておりました。

そして、織絵さんも登場いたしました。

スーパースターである吉村先生も一人の父であり、
仕事と家庭の狭間の苦悩が描かれており、
娘に対する深い愛情を見ることができました。

でも、身近にいるとその愛情はなかなか伝わらないようです。

家族の寂しさもまた、吉村先生には伝わらなかったのかもしれません。


仕事は生き方そのものと思います。

そういう意味では吉村先生の仕事ぶりはまさに孤高であり
孤独との戦いであり、それが生き方そのものなのでしょう。

だからこそ、家族をも寄せ付けない険しさがあったのではないかと思います。


それは、まるで生と死のそのときと同じように、
「ただ一人、そこに存在している」ようでした。




玄牝とは老子の言葉からなります。
吉村先生ご自身がこの映画につけたタイトルです。


「谷神不死、是謂玄牝、玄牝之門、是謂天地根、綿綿若存、用之不勤」

谷神は死せず、是れを玄牝と謂う。
玄牝の門、是れを天地根と謂う。
綿綿として存するが若(ごと)し。之を用うれども勤(つき)ず。

産科医として突出したその生き方は、きっと老子の境地に達しているからこそ、多くの妊婦がこの吉村先生を求めるのでしょうね。

素晴らしい映画でした。













ココロビオティックランチセミナー<My style編>@無何有庵 第3回

2010年11月25日 15時03分21秒 | 子育て講座 ココロビオティックセミナー
昨日はココロビオティックランチセミナー<my style編>を開催いたしました。
このシリーズは、マクロビオティックから解放され、よりマクロビオティックを好きになるためのヒントを見い出していただくためのものです。

今回は最終回でした。



第3回 <わたしをパーフェクトする実践マニュアル> 

■「MACROBIOTIC ZERO POINT」


● ゼロの定義
● マクロビオティックをゼロ化する
      ● マクロビオティックから私に帰る
      ● 細胞60兆個のクレジット(DNAに刻まれた記憶)
      ● 進化は進行形でなければならない
          ●セミナーコラム<「歯並び」について>
           顎の発達と食事(母乳育児、主食と糖質)
           生命の進化と退化
           叢生歯(乱杭歯)がもたらすココロとカラダへの影響
           幼児期に氣をつけること
           顎の拡大(健康顎歯列育成法―松見メソッド)
           一般矯正について
■ 生命の期限
      ● 生きることの意味
      ● 私を滅私することとは(意識の自立)
      ● イノチを育てる、意識する
      ● 入れることと出すこと
          ●セミナーコラム<呼吸「鼻呼吸」「口呼吸」について>
           呼吸の仕組み
           呼吸の意味
           呼吸と歯列の関係
           呼吸と歯の問題
      ● 締めることと拡げること
          ●セミナーコラム<「口と会陰と肛門を締める」について>
           体心点呼吸法
          ●セミナーコラム
          <「脳,視床下部,鼻腔,顎,肺,胴,骨盤,足の指」について>
           健康顎歯列育成法・・・松見メソッド
           チューブトレーニング
           あいうべ体操
           CSソックス
           足心道

ZEROというポイントはどこにあるのか?というテーマを皆さんにかんがえていただきました。

マクロビオティックに出会うと陰と陽を知りますが、どのように描くことができますか?一本の軸に陰と陽を振り分けて中庸を真ん中あたりに置くように見ていませんか?

マクロビオティックを平面的(二次元)にとらえていると、陰陽の奥行きや深さがみえてきません。そうすると、マクロビオティックを取り入れているつもりでも、うまくいかなかったり、わからなくなったりしてきます。

せっかくマクロビオティックに出会ったのに、とってももったいないですよね。

なにがどう違うのか?

それは、あなたが生まれてきたリビングメッセージを紐解いて、しっかりとあなたの立ち位置を知り、全方向に陰陽のベクトルを張り巡らすことです。
宇宙規模の時空の中で、全てを受け入れてこそ
それぞれに何がどうあるべきなのかを選択することができるようになるのです。

陰が陽になり、陽が陰になる瞬間を垣間見ることができれば、陰と陽の枠組みは消え
すべては唯一なるものから誕生してきたことを実感できるでしょう。

そのためには、宇宙の成り立ち、生命の誕生、進化の過程と意味、カラダの構造変化と役割、生きる意味などなどを知ることが必要になります。

束縛されがちな陰陽、食のコントロール。
自由になるためのマクロビオティックは、不自由の根源になってあなたをくるしめていませんか?

自由とは、選択する自由です。
不自由とは自由ではないということです。

だからこそ、私達はマクロビオティックという指標を元に、自由に選択しなくてはいけないのです。

つまり、マクロビオティックの食事法においても、こうでなくてはいけないという選べない押し付けの決まりなのではなく、自らが選択することができる自由さを持っているということなのです。

つまりつまり、全ては自分で判断するという自由を与えられるのです。


そんなことを、対話式にすすめていく講座ですが、
ご参加の方は、自由を手にいれられましたでしょうか?


今回のTAKUSIランチは

玄米焼きおにぎりのあんかけ
たっぷり玉ねぎのスープ
紅玉リンゴのエテュべ
リンゴの皮の紅茶





また、来年、ココロビオティックランチセミナー<My style編>は
さらに進化して開催いたします。
自分を見つめたい方は是非ご参加くださいませ。
















おせち料理

2010年11月25日 14時17分48秒 | マクロビおもてなし料理 霽華(さいか)
先日盛り上がっていたおせち料理講座ですが、
ACIS三木先生が昨年に続きマクロビオティックおせち料理をしたいと申し出てくださったので、
やっぱり、今年も私のお節教室は休講することにいたしました。
リクエストにお応えできずに申し訳ございません。


今年のメニューは、昨年よりも品数が増えましたよ。

精進田作り
黒豆
子持ち昆布
こんにゃくの南蛮漬け
甘栗きんとん
精進松ぼっくり
柚子釜蓬莱煮なます
紅白菊花かぶ
門松
蓬莱椿
燻製の宝船
 金時人参、ごぼう、蓮根、大根、里芋、椎茸、昆布
つく羽根
粋甘粛
めでたい玄米ご飯(お赤飯)
幸運すまし汁


えへへ、私は試食係で参加させていただきます。

ご参加ご希望の方はご連絡くださいませ。


日 時 12月14日(火) 10:00~18:00

参加費 5000円