マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

生牡蠣と大根おろし

2020年03月29日 12時17分09秒 | いただきますの法則
自然食の宅配オルターさんから、北海道産生食用の牡蠣が届きました。
生牡蠣の下処理はどうれていますか?

片栗粉でされる方もいらっしゃると思うのですが、
私は大根おろしを使います。
割烹を営んでいた母がやっていたので何も疑問を持つことなく、そうするものとして受け継いできました。
TVで有名な和食の職人さんが片栗粉を使うと聞き、一度試したことがありますが、
少し面倒でも、やっぱり大根おろしがすっきりとして美味しくなると思います。

片栗粉は確かに汚れを洗うには手軽なのですが、大根おろしはタンパク質分解酵素であるプロテアーゼが牡蠣の表面のぬめりを溶かし、
生臭さも、そして牡蠣に付着している細菌もしっかりと拭い取ってくれるので、生牡蠣には大根おろしのほうが科学的にもおすすめしたいです。



大根おろしを水分ごとボウルに入れ、生牡蠣を入れます。
両手で優しくざっくりと大根おろしで牡蠣全体を包むように混ぜ、牡蠣のヒダの間の汚れも取り除きます。


牡蠣に付着している黒い汚れで、大根おろしの色が灰色に変わります。
牡蠣の汚れが落ちたら流水の力でで大根おろしを洗い流します。


ぷるんと、きれいになった生牡蠣。

汚れた大根おろしは、ぬめりを持っていますので、排水口の網に絡みつくかもしれませんので悪しからず。
それでも、安心してきれいで美味しい牡蠣を頂くためのひと手間です。
ぜひ、試してみてくださいね。


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