畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
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食、農への思い

コダワリ

2010-02-26 18:51:34 | 介護日記
2月26日(金)  のち 

朝から曇り空。その上、夜中のうちに、少しの降雨があったようで、地面は濡れている。予報だと、日中は、雨にはならないようだ。降っても夕方からみたい。で、すぐにでも、畑に出かけたいが、母のデイケアの日。迎えに来るのは、9時過ぎ。軽トラに必要なものを積み、スタンバイした上で、母を送り出す。
畑では、畝になるところに、クン炭と、肥料を撒き、畝を立て、黒マルチを張る。南風が強く、地表のクン炭も飛ばされるし、マルチ張りは、向かい風にならないように、南からのみ。それでも、時折の、強い突風の時は、手直ししてやりながらと、手間をかける。急いでいなければ、こんな天気の時は、パスするのだが、今日やっておかないと、2~3日は、やれない。無理をして、強行。昼をかなり回るまで、続け、6畝完了。
昼食後は、雨がパラパラしてきたので、ハウス内で、種芋の切断。

所で、母のこと。相変わらず、失禁は、毎晩のこと。パジャマ、シーツ、防水シーツの洗濯は、毎朝の日課だ。これだけなら、仕様がないとあきらめてはいる。困ることがある。夜中にトイレに起きたりしたときに、パジャマの上に、カーデガンなどを羽織り、そのままで、布団に入り込み、濡れたシーツで、羽織ったものまで、濡らすこと。時には、シーツが濡れていることを自覚し、タオルケットや、毛布を敷いて、その上に入り込んでいること。毛布まで、洗うようなことは、まれだが、タオルケットを濡らすことは、たまにある。
まあ、それはそれなのだが。
「コダワリ」なのか、習慣なのか、混乱なのか、判らないが。
シーツを外した布団、掛け布団は外して、広げておくように言っても、すぐに、ベットメーキングならぬ、布団メーキングをしてしまう。シーツ類はないから、タオルケットをシーツのように、敷き布団に織り込み、メーキングしている。タオルケットを、シーツと勘違いしたのではない。タオルケットを、洗濯した時には、毛布で、メーキングしている。
夜に、シーツ類をわたして、タオルケットや毛布は掛けるもんだ、というと、シーツを指して、これがなかったからと、こたえる。
母の頭の中では、布団メーキングするということが、優先している。タオルケットや、毛布でも、とにかく、敷布団は、何かを敷いて寝るものだという意識が、勝っているようだ。そして、シーツは、私が、毎晩持って行っているのだが、そんなことは、一切、記憶から漏れてしまっている。シーツがここにないから、もらおうとか、探そうとか、の考えは浮かばない。なんとかしなくてはと、思った時、代用品を選んでいる。
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