畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

刈納

2014-09-06 17:40:50 | 農作業

9月6日(土)  ときどき 

夜中に、一雨あったようだが、朝には、日差しもあるほどに回復。稲刈日和となりそうだ。少なくとも、日中は持つだろう。米屋さんが、集荷に来るというので、乾燥機のモミを移しながら待つ。10時半ころには、60袋を積んで、引き上げてゆく。

最後の10a強ほどの田んぼの稲刈り。順調に進み、12時半ころには、刈り終えた籾を運んでくる。乾燥機に移しながら、昼食。稲刈りの間は、おにぎりだ。食べやすいファーストフードだ。1時過ぎには、乾燥機の運転開始。夜中までかからないで、乾燥は上がるだろう。もし、ずれ込んでも、明日は雨の予報なので、差し障りはない。今夜は、乾燥機を気にしないで、ゆっくり休めそうだ。

今後は、晴天を選んで、友人の10aほどの稲を刈って、乾燥、籾摺りまで。もう一日、コンバインにも働いてもらわなければならなうが、とりあえず、。今年の収穫は、今日が刈納だ。

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邪魔雨

2014-09-06 01:03:33 | 農作業

8月5日(金)    いちじ  

乾燥機から、貯蔵タンクに移し終え、一息ついて、圃場に出かける。予報は、曇り、日差しも出る。さあ、今日が最後化、もう一日延びるか、終わりは近いと思いつつも、どうも空模様が気にかかる。予報の割には、空模様が怪しい。黒い雲がかかっている。大土手の5枚の田んぼ。軽トラを置いて、コンバインを置いてある、昨日最後の田んぼに向かう。歩いて、5分ほど離れている。コンバインに注油して、隅を鎌で手刈する。最初の一回りを刈るのは、スピードも遅く、慎重に走らす。なんとなく、空気に水分を感じる。西の山の方が、薄く霞むように見えてくる。雨の前兆にみられる変化だ。霧のような、空気中の湿気が、霧雨に変わり、次第に粒が大きくなり、はっきりと、雨となってきた。ちょうど一周したところで、機械を止める。どうもやみそうもない。機械をシートで被い、様子を見ることにする。見渡すと、何台か動いているコンバインは、作業を強行しているもの、同じく中止しているもの、大いに迷惑な、邪魔雨だ。

様子を見ながら、残る4枚の隅を手刈する。弱い雨は断続的に続き、次第に強くなってきて、刈取りは、中止せざるを得ない状態になる。周囲のコンバインもみな作業を中止し、シートをかぶせたり、引き上げたり。エンジン音は聞こえなくなる。とても無理、家に引き上げ、車を作業場の屋根の下に入れる。しょうがないと、家に入り、コーヒー豆をミルにかける。雨雲は、レーダーにもかからない、低い雲の通過のようだ。小さな雨雲も見える。結局、昼ころまで、降ったりやんだりが続いた。

コーヒーを飲みながら、この数日の、読めなかった新聞を読み、思わぬ一時を、ゆっくり過ごす。

雨がやむと、日差しも出て、かなりの蒸し暑さ。弱い雨でもあったので、なんとかなりそうと、午後からは、刈取りを始める。少し遅くなるが、5枚とも刈り終える。しかし、少し離れた一枚が残ってしまう。見渡すと、刈終えた切り株田の中に、点在する稲穂。その一枚の田んぼ、明日は作業できるだろうか。

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