畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
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食、農への思い

刈収

2009-09-21 19:29:56 | 農作業
9月21日(月)  いちじ 

遅く植えた、無農薬の田んぼの稲刈。草対策は、田植え直後の液体マルチの投与、3回のみ。除草は0回。あとは、草刈のみ。ただ、黒に畔ポリマルチを張り、漏水を防ぎ、深水で管理した。
草は、ひどいところが多く、コンバインの刈り取り部に詰まり、手で取り除きながら手間をかけての稲刈になった。しかし、昨年までのように、コンバインでは、どうにもならず、バインダーで刈り取ったのちに、脱穀をするという、二度手間をする必要はなかった。昨年までとの違いは、草は多いながらも、稲もある程度は、生育しているので、草対、稲の比率で、稲の方が勝っていることだ。
その点では、遅植えの効果があったということだ。少なくとも、初期害虫の、イネミズゾウムシと草害のダブルパンチは、まむがれた。
それなら、すべて、遅植えにすればよいのだが、早場米地域で、周囲との兼ね合いがあり、やりにくいのである。
まあ、来年も、無農薬米だけは、思うままにやっていくことにする。

なにはともあれ、今年の米作りもこれで終わり。3月の種まきから、半年。長いようで、短くもある、稲作の完了である。米の収穫が終わると、何か、肩の荷が下りたように、ホッとする。
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