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仕事の任せ方

先日、企業の部長さんたちと「仕事の任せ方」について議論する機会があった。

いわゆる「丸投げ」は避けたいし、干渉しすぎると、「任せられていない」「チェックされている」と思われてしまい、部下も成長しない。しかし、任せたのはいいが、実は仕事が進んでいなかったり、トラブっていた、というのも怖い。

では、良い任せ方の条件は何だろうか?

議論で出て来たキーワードは、「しっかり伝える」ことと「しっかり聞く」こと。

まず第1に、仕事を任せるとき、その背景、目的、方向性を「しっかりと伝える」ことが大事である。往々にして、任せた意図が伝わっていないことから、問題が生じることが多い。

次に大切なのは、部下がどのように仕事をしたいのかを「しっかり聞く」ことだ。しっかり聞くことができていれば、部下のアプローチに問題がないかどうかがわかるはずである。仕事の途中でも、「何かサポートが必要ではないか?」と親身になって話を聞けば、たとえトラブっていても何とかなる。

しっかり伝える+しっかり聞く=よい仕事の任せ方」といえそうだ。

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