前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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大飯原発3,4号機裁判、証人申請却下し、不当な結審

2017年11月21日 | 福井県政

 昨日は、かねもと書記長、渡辺常任との街頭宣伝の後、大飯原発3、4号機運転差し止め控訴審。名古屋高裁金沢支部裁判の傍聴にバスツアーで参加しました、敦賀発と福井発の2台のバスで福井県内からも多数参加しました。現地では、石川県の佐藤県議や尾西元県議とも出会えました。

 裁判では、原告側が求めた専門家の証人申請を却下し、結審
福島原発事故うけてなお、司法も変わらないのか
傍聴者からは怒りのブーイング。
 原告団長 中嶌さんや、島田弁護団長らが、「国民にたいする重大な裏切りだ、裁判所は安全性について審査するつもりがない」などと厳しく批判の報告をおこないました。

 今週にも県の専門委員会が知事に報告し、経済産業大臣が来福し知事に要請。知事は来週の議会開会日頃には再稼働判断する、などといわれています。

 福島原発事故の教訓を無視して、高浜原発近接の大飯原発の再稼働という無謀なことは許されません。なにより、裁判のなかで島崎前原子力規制委員会委員長代理が大飯原発の耐震問題に警鐘を鳴らしています。二重三重に安全側から離れた再稼働は県民不在です。

 

 

 

 

■福井新聞・・・・大飯原発運転差し止め控訴審が結審   言い渡し日は後日指定、名高裁金沢

 関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の運転差し止め訴訟控訴審の口頭弁論が20日、名古屋高裁金沢支部であり結審した。内藤正之裁判長は住民側が申請した証人尋問を却下し、この日再度申し立てられた裁判官3人の交代を求める忌避も却下した。判決の言い渡し日は後日指定される。

 大飯3、4号機をめぐっては、一審福井地裁では樋口英明裁判長が2014年5月、関電の地震対策に「構造的欠陥がある」として運転差し止めを命じた。控訴審では13回の口頭弁論が開かれ、今年4月には元原子力規制委員長代理の島崎邦彦・東京大名誉教授(地震学)が証人として出廷。大飯原発の基準地震動(耐震設計の目安とする揺れ)が過小評価されていると指摘した。

 7月には内藤裁判長が近く結審する方針を示したため、住民側は裁判官3人の交代を求める忌避を申し立てたがその後、同支部、最高裁ともに却下した。


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