前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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谷本諭さんの講演「国民健康保険の現状と再建の展望」

2010年09月12日 | Weblog
      昨日は、街頭宣伝、学習会、懇親会などでした。学習会は福井県社会保障推進協議会主催の学習会。「国民健康保険の現状と再建の展望」と題して日本共産党中央委員会政策委員会の谷本諭さんの講演でした。小池前参議院議員の元秘書さんですが、体型も似てますね。驚いたのは、富山の衆院候補だった佐伯さんの連れ合い!えっ!しかもいまは、富山と東京で「新婚別居」。佐伯さんは政府交渉でご一緒したことがありますが素敵な女性です。


谷本さんのお話は、国保の現状と、分析、打開方向などていねいなお話でした。

○無保険者が100万人を超えている。人権無視の徴税で、厚労省は資格証明証よりも調査・差し押さえを強化している。
○都道府県の財政負担が後退している。34道府県が法律以上のことはしない。福井県も2003年度からゼロ。
○この間の運動の成果として、こどもの保険証の交付、生活困窮で医療が必要な場合は保険証を交付する、などの前進。
○民主党政権下で部分的前進はあるが抜本改革されていない。市町村国保への9000億円支援の約束が40億円にとどまっている。
○当時の小池議員の質問に、長妻大臣は「払えるのに払えない悪質な人以外は保険証をだす」と答弁。
○国保の県単位の広域化推進。県知事に計画をつくらせるが、県議会や市町の意見を受け入れる必要がない、と明記。今年の5月通達。6割の自治体がおこなっている一般会計からの繰り入れもやめるよう求めている。
○医療費の45パーセントから38.5パーセントに国の支援が削減されたが、復原すれば1兆2000億円。一人あたり3万円引下げできる。
  今後、大臣答弁を活用し、保険証取り上げをやめさせること、減免制度をつくらせること、などの運動を。


     谷本さんの講演に学んで、福井でも運動をつよめていきましょう。

 

     講演会のあと社会保障協議会総会にはでず、懇談会の時間まで谷本さんを案内し、会場ちかくの養浩館庭園と福井市立郷土歴史博物館へ。わたしもじつに久しぶりでした。養浩館は、役所時代に学習会でよく利用していましたが、いまではすっかりきれいに整備され当時の「薄暗い」イメージはありません。
谷本さんは歴史がお好きなようで熱心に展示などをご覧になってましたね。

      お世話になりました。ありがとうございました。佐伯さんとお幸せな家庭もきずいてください。


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