前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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いよいよ本日。後期高齢者医療シンポ

2010年05月22日 | Weblog
   赤旗・・・・・日本共産党の小池晃議員が11日の厚生労働委員会で、後期高齢者医療制度に代わる新制度について追及したのに対し、長妻昭厚労相は新制度の骨格提示は参院選後になるとし、争点化を避ける姿勢を示しました。
 小池氏は、厚労省が65歳以上の高齢者を全員、国民健康保険に加入させ別勘定にする案の検討をすすめていることについて、「財政影響試算では公費が9000億円減少するが、公費だけが減少する案が国民の支持を得られると思うのか」とただしました。
 長妻厚労相は、「医療費が増えていくなかで、公費だけが減っていくことは考えにくい」と答弁しました。

 小池氏は、実際にはそういう仕組みになっていることを批判し、「後期高齢者医療制度は昨年の総選挙で大争点になった。今度の参院選で新しい高齢者医療のあり方を示して国民の審判を仰ぐべきだ」と迫りました。
 長妻厚労相は、骨格提示は「工程表では夏までに中間とりまとめとしているが、参院選には間に合わない。9月までには遅くとも出したい」と述べました。小池氏は「参院選で国民に考え方を示すのは政権与党の最低限の責任だ」と批判しました。・・・・・・

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    参院選は、「争点かくし」でのりきり、選挙後に国民に痛みを押し付ける計画を発表する、自民党と変わらない手法ではなにか。

昨年の総選挙では、福井市内では民主、社民、国民が「後期高齢者廃止」の運動を共同してすすめて、宣伝や集会などをおこなった。
はじめて明らかにすることかもしれないが、当時、「糸川議員が福井でも共産党もふくめて運動すべきだ」と国会で語っていた、という情報が入り、私たちは民主、社民、国民の県本部をたずねて、「ともに頑張ろう。共同して運動を」など各党に申し入れをおこなった。
  結果として実らなかった。

   このような経過があるだけに、3党・政府が、後期高齢者医療制度を継続し、さらに新制度といいつつ65歳からに拡大する計画を練っていることは、いっそう国民、福井県民にたいして裏切りではないのか。

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   いよいよ本日となりました。
午後2時から福井市フェニックスプラザ地下会議室で、「後期高齢者医療制度を考える講演とシンポ」を開催します。
横山壽一・金沢大学教授の講演、森川亮一・県後期高齢者医療広域連合事務局次長の報告。つづいて、平野治和・光陽生協病院院長、畑野麻美子・前広域連合議会議員、山田和雄・党県国政対策」委員長、それに横山先生によるパネル討論をおこなます。

「民主党には失望した、しかし自民党には戻ってほしくない」。この気持ちにこたえる企画となると思います。
ぜひ、ご参加ください。