懐かしい物 斜面の家

撮影場所　岡山県旧勝山町

斜面に茅葺の民家があった。
歩いて撮影をさせてもらった。
車で登れる道はない。
徒歩かオートバイで登れる道はある。
暮らしのベースは歩いて上り下りである。
こんな斜面に家を新規に建てるには擁壁の工事や基礎工事がしつかりされ車の入れる６メートルの道を付けるのが建築条件になろう。普通は造成された平地に家を建てると思う。

燃料も風呂は薪であろう。暖房や煮炊きはどうしているのかプロパンも小型のボンベならば担いでもってきてくれるか。

撮る時はそう思わなかったが斜面の車が入れない民家の暮らしはどんなのであろうか
定年になれば全国の隅々ばかり巡り人々の暮らしを撮影したいと思っていた。
まさにこのような民家を撮るためにひたすら歩こうと思っていた。
しかし、立つことも出来なくなり歩くなど叶わぬ夢となった。