懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

日本茅葺紀行 NO,162  広島県熊野町の茅葺き

2014年09月26日 | 日本茅葺紀行
広島県熊野町は広島市の東隣で呉市にも隣接している。
熊野町の由来は熊野神社があることに由来するそうだ。紀州の熊野大社から分祀されているのか。熊野筆が有名
広島市のベッドタウンになりそうだが茅葺き民家が残っている。
土地は標高が100メートルから200メートル登っている。
自転車通学の高校生にはこれは厳しい。
土砂災害のあった安佐南区や北区は電車やバスの運行も多いのでリスクのある土地ながら家を建てる人が多い。
土砂災害や河川の氾濫のリスクは熊野町の方が少ないとおもう。
茅葺きのある熊野町は土地整備がされておらず昔からの集落はとにかく道が狭い。
車をどこかに停めて歩いて撮影するのが無難である。
坂道もあるので私は車の中から撮影する。
私の運転では脱輪や車の接触をするので家内に撮影しやすい方向に向けてもらう。

そんな狭い道の集落に棟の短い民家があったので撮影する。
周りは放棄地で枯れ草が生い茂る。この枯れ草がタバコのポイ捨てで火災になればすぐに燃え移る。住宅地の放棄地の雑草は火災の危険があるので消防の指摘をうける。
私は化学コンビナートに勤めしていた消防の査察で芝生が刈り取られていない、芝生は枯れると可燃物であると指摘された事がある。