外国で一時的個人的無目的に暮らすということは

猫と酒とアルジャジーラな日々

ルーコラを育てようとして、ハエを育てる

2015-10-07 15:34:35 | 日記


しばらく前から、「家でハーブを育てたい!」というこの年齢の女性にありがちな願望が、私の心を圧迫していた。

しかし、うちは庭どころかベランダもないアパートだ。
同様の条件の家に住んでいても、植木鉢やプランターでわさわさハーブや野菜を育てている方も少なくないだろうが、
気力も体力もない私は、土の入った重いプランターや大きな植木鉢を掃除の時にぐぐぐぐぐと動かすことを想像して、
ついつい二の足を踏んでいた。

そんなある日、図書館で見つけてしまったのだ。
「カップ栽培」のやり方の説明本を。
「カップ栽培」とは、紙コップやヨーグルトの空き容器などを使って、ハーブ・野菜類を栽培することだ。
手軽で場所もとらないし、失敗した時に捨てるのも楽そうじゃないですか?


本のタイトルは忘れたけど、こういう感じの内容だった。
http://mrs.living.jp/feature/article/1556001


というわけで、うちにあったヨーグルトの空き容器とドンブリ型のプラスチック容器(かつてマーボー丼が入っていた)を使って試してみることにした。
土はダイソーで買った「ハーブ用の土」。

本には「カップ栽培では、土が少なくて養分が不足するから、肥料で補う必要がある」と書いてあったので、
同じくダイソーで買った有機肥料の「ナタネかす」を混ぜてみた。
蒔いたのは、ルーコラとイタリアンパセリの種だ。


ヨーグルトの方がパセリ、ドンブリのほうがルーコラ。ついでに、スーパーで買ったバジリコも2本さしてみた。



結果的に言うと、パセリは全然芽が出ず、バジリコさんたちも数日後にお亡くなりになったが、
ルーコラだけは、可愛い芽が出まくった。
芽吹いてからまもなく里帰りして、数日間家を空けたのだが、
恐る恐る帰宅したら、ふたばちゃんたちはけなげに生き延びてくれていた。

しかし、種1袋を小さなドンブリ容器に全部ぶちまけたせいで、芽がぎっしりつまって狭苦しそうだった。
このため、もう1個ドンブリ型容器を用意して(そのためにタコス丼を買って食べた)、約半数をそちらに移植した。
同時に、追肥としてナタネかすも沢山撒いた。

ところが、移植の仕方が乱暴だったせいか、ルーコラの芽はひとつ、またひとつと萎びてミイラになっていった。
その代わりと言ってはなんだが、ハエが沢山育ってくれた。
どうやら、ナタネかすにハエの卵が沢山仕込まれていたようだ。
コバエさんたちがわらわら湧いて、すぐに大きくなって、窓や天井にとまったり、ぶんぶん飛行したり・・・
ハエは別に餌付けしたくないんだけどな~
(ハエの写真はないので、想像力でイメージしてくださいね!)

このかなしい結末に懲りず、先日ふたたびカップ栽培を始めた。
肥料は省略。ハエとはもうお付き合いしたくないので。


今回はルーコラオンリー。またもりもり芽が出てうれしい。



でも、問題はここからなのだ。
こんな小さい容器に芽がてんこ盛りでは、じきに枯れてしまいそう。
でも下手に移植したり抜いたりしたら、やっぱり枯らしてしまいそう。

ど、どうすればいいんだろう・・・


理想の家庭栽培、私にはきっと一生無理。っていうか、やっぱり庭付きの一軒家に住みたい





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2 コメント

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Unknown (ksi)
2015-10-09 21:40:40
>もう1個ドンブリ型容器を用意して(そのためにタコス丼を買って食べた)
お久しぶりに、お邪魔しちゃいました。
そして、笑ってしまいました。
でも、マーボー丼、タコス丼ともに色合いが適してますね。
(ちょっと底が浅いかな?)
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ksiさん、コメントありがとう (michi)
2015-10-10 16:38:05
そうなんです、タコス丼の容器は、250円だったせいか上げ底で、土があまり入らなかったんです。ルーコラの芽は今のところ元気ですが、そのうちオダブツかも
返信する

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