私の言っていることは、到底理解することはできないようでした。
その後、ご主人はガンになり苦しんで人を恨み、世間を呪いながら死んでいったと後から聞きました。
「大変な死に方だったので主人は成仏しているでしょうか?霊視して欲しい」と奥様から頼まれました。
当山では、普通に信心してお亡くなりになった方たちは、
当山の山主である私が、
修行中に感応して頂いた命光不動尊秘密真言によりご供養いたしますと、
ご本様より必ずやお慈悲があり、成仏の道に入ることが出来るのです。
しかし、この方は生前無信心のうえあまりにも神仏を誹謗していた為に、
到底お救いを望むのは無理のようでした。
あまりにも悪業が深いので、
お不動様から、一度地獄の責め苦を受けたほうが良いということで、
霊視中に感応がしなくなってしまいました。
奥様には本当のことは言えず、
「しっかりご供養されますように」とお伝えし、お帰りねがいました。
日本では、死んだら仏さんになると言われていますが、とんでもないことです。
無慈悲なものは、無慈悲な報いを受けるのです。
それが霊界の掟です。
日本人の精神構造は何時からこうなったのでしょうか?
見えないものは信じないという
考えは改める時期にきているのではないでしょうか!!
無信心の人は人は死んだら終わりという発想で生きてるから、
自分が死ぬことを全然考えていない。
死そのものが怖いんです。
自分が死ぬということがとても恐ろしいので、死に対して逃げているだけです。
人間だれしも必ず死は迎えます。
それから目を反らさずに真剣に向き合って生きて行くと
自ずから人生の目標がハッキリとみえてくる。
この教えそのものが本来の仏教の教えそのものなのです。
仏さんを拝んでたらいいもんじゃない!!
念仏を誦えていればいいというもんじゃない!!
南無大師遍照金剛