7月7日
1年で1度の特別な日。
毎年夜空は曇っているような気がします。
「今年は彦星と織姫は会えるのかなー?」なんて声が生徒から聞こえてきたので、
「こんな天気でも、会えたら嬉しいね」そんな何気ないやり取りがありました。
今週に入ってから、学園の生徒ロビーに大きな笹が設置されています。
生徒のみんなや先生方が、思い思いの願いごとを短冊に書いて笹に結んでいます。
「充実した日々を送れますように」
「受験に合格しますように」
「今年の夏は涼しくなりますように」
「家族みんなが笑って過ごせますように」
「みんなの夢が叶いますように」
などなど、挙げればきりがありませんが。
松実のみんなが抱えている夢、目標、希望。
それらが叶って、1人1人が今よりももっと笑顔になれると良いな。
誕生日の生徒にクラスの友達がホワイトボードにメッセージを書いてくれたり、「おめでとう」って声を掛けてくれたり。
久しぶりに登校できた生徒がいたり、みんなが「おはよう」って挨拶してくれたり。
そんな当たり前だけど、心が温まる瞬間。
七夕だからかな、それともたまたまかもしれないけれど。
今日は嬉しいことが重なった1日でした。
世の中に等しく訪れるこの1日は、埼玉だけでなく各地で盛り上がりを見せているようです。
季節の風物詩が、暗い話題が目立ちがちの日本を明るく照らしてくれるのを願います。
3月11日、東日本大震災で被災された人々の心を癒し、被災地が1日でも早く復旧・復興しますように。
願うばかりでなく、今の自分達でできることを1つ1つ行っていかなければならないと、そう思います。
たき