松実ブログ

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Summering

2017年06月02日 09時45分49秒 | Weblog

食べ物を床に落としても、素早く拾えば食べても大丈夫という3秒ルールをご存知でしょうか。何とも都合のいい「ルール」ですが、このルールは地域によっては、5秒ルールの場合もあるようです。そして、驚きなのが、このルールは日本に限った話ではなく、世界中で信じられているということです。一体何秒以内に拾えば、そのまま食べても大丈夫なのでしょうか。

アメリカのある大学による研究では、パンやグミ、キャンディなど様々な食べ物を床に落として実験した結果、冷静に考えれば当たり前といえば当たり前ですが、1秒未満で細菌が付いてしまったとのことです。つまり、3秒または5秒で拾えば大丈夫というのは、科学的根拠がないということです。なので、床に落としてしまった食べ物は、潔く諦めましょう。 まあ、シュークリームなどのような場合は、中のクリームだけ食べてもいいような気がしますが。。。

ちなみに、もったいなさの余り、につい食べてしまい、運悪くお腹を壊して下痢になっても、下痢止めで無理やり下痢を止めないほうがいいでしょう。何故なら、身体が細菌を体外に出そうとして、下痢になっているからです。ただし、水分補給は忘れずに。特に暑い時期の下痢は、脱水症状でより具合が悪くなってしまいがちです。

でも、下痢症状が強く、長く続くようなら、ウィルス性の胃腸炎も疑われますから、早めの受診と学校への連絡を忘れないでください。


"I want to visit somewhere cool to relax."
「どこか涼しいとことで、のんびりしたいなあ」

日本語の避暑の語感にぴったりする英単語はありません。ネイティブの人に日本語の語感が伝わるかどうかはわかりませんが、あえて言えば、”Summering”でしょうか。"Summer"という名詞を動詞化して使っています。

英作文では、どうしても日本語に引きずられて何とも珍妙な英語になりがちですが、内容を考えて日本語を作り変えて翻訳します。避暑も目的は涼しい所でのんびりしたいのですから、"somewhere cool to relax"の方が聞いている人が理解しやすいでしょう。

それと、「何か冷たいもの」と言いたくて、"cool something"と書いてしまう人が多いですが、-thingで終わる語(例えば、something, nothing)や、-whereで終わる語(例えば、somewhere, anywhere)や、-bodyや-oneで終わる語(例えばanybody, someone)などは、形容詞を後ろに置くのが英米人の習慣です。ですから、"cold something"と書かれると、ネイティブの人は言いたいことは分かるものの、不思議な言い回しに聞こえます。

to 動詞の原型で、「~するための」という表現を加えれば

"something cold to drink"
 「何か飲むための冷たいもの」

となり、あなたの目の前に、アイスティーが出てきます。他にも、

「今日は特別する事はありません」でしたら、"I have nothing special to do today."

と言うことができますが、余り、この言い方は推奨できません。"nothing special”と言ってしまうと、その人はスパイか何かで、いつもは特別なことばかりをしているような気がしますから、ここは

"I want to do something special today."
「今日は、何か普段と違うことがしてみたいな」

と言った方が良いでしょう。


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