みなさん、こんばんは。
あっという間に3月に突入しました。早いもので、2019年も6分の1が終わり。
学園では、卒業式モードになってきていますね。
アネックスでは、今日は1・2年生と一緒に歌の練習をしました。
3年生を精一杯送り出すために、当日歌う<友よ>と<道>の2曲をしっかりと覚えよう作戦です。
歌詞カードを見ながら、まず見本のCDに耳を傾けて歌詞を噛みしめるように聴いて、
そこから歌える子は歌っていく、というスタイルでした。
初回の今日でしたが、しっかりと声を出してくれた子がたくさんいました。
欲を言えば、もっと大きく、とか、もっと口を開けて、とか指導するべきなのでしょうが、
まずは今日練習するからね、という声掛けに応えて来てくれたこと自体が嬉しかったので、
みんなでお疲れ様の拍手して終えました。
さて。
題名に書いたとおり、別れには大きく分けて2つの<種類>があると言えます。
気持ちの準備ができない別れと、気持ちの準備ができる別れです。
気持ちの準備ができない別れとは、突発的な事故や天災による死別、
突然のペットの死や、大ファンである芸能人の訃報、
恋愛などでいうと訳わからぬうちに一方的にフラれるとかもそうでしょうか。
自分の気持ちが、その別れに追い付かず、ものすごく空虚感を覚えたり悲しみや怒りに
苛まれることもあるでしょう。G先生がブログに書いていた不条理や不合理の1つですね。
一方、気持ちの準備ができる別れとは。
卒園式や卒業式。送別会や、留学や地方の大学、就職先などに行く友達との別れ。
恋愛などでは、お互いに充分に話し合ったうえでのサヨウナラも、この部類に入りますね。
期日が分かっていて、カウントダウンができる別れは、前述の気持ちの準備ができない別れより
幾分救われる気がします。
もちろん余命宣告などをされた病床の家族との別れなどは辛くて仕方がないこともあります。
でも、1日1日を惜しむように、天国へ送り出す時間が許されることは、まだ恵まれている気がします。
別れの種類、そしてその別れる人とのこれまでの関係性や付き合って来た年月など
いろんな要素が絡んでくるでしょうが、大切なのは、
自分にとって悔いのない別れをどれぐらい出来るか、だと思います。
気持ちの準備ができない別れがいつ訪れても後悔の無いように、大事な人には言葉を惜しまず感謝や愛を伝えること。
気持ちの準備ができる別れなら、その別れに至るまでの日々を、きちんと準備しておくこと。
2019年3月5日、卒業式。
先日、2011年3月11日に卒業式をするはずだった学校の岩手県の先生から、
突然の東日本大震災発生で、別れを告げられなかった生徒への想いを聞きました。
あれから8年。いろんな無念な思いが、時間の経過とともに忘れ去られてしまうのは、いけない気がします。
たくさんの気持ちの準備ができない別れを経験した人から、私達はまだまだもっと学んでいくべきだと思います。
その点も含め、3月5日に向けて、時間も労力も惜しまず出来る準備は、準備しようと思う今日この頃です。
卒業生にとってはもちろん、在校生にとっても、良い式になりますように。
(卒業アルバム撮影までに肌荒れが治せなかった💦)マリオより