まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

街場の牧野ゼミ合宿

2014-09-04 23:14:02 | 飲んで幸せ・食べて幸せ
昨日、今日と法政大学大学院の牧野英二先生のゼミ合宿に参加してきました。
2009年以来、夏の定例行事となっています。
ある大きな仕事をまとめなくてはならず、
そのための構想発表を現役の大学院生たちに混ざってやらせていただいているのです。
このところ福島でゼミ生といっしょに勉強会をやっていたのもその準備のためでした。
今回はなかなかはかどりネコさんが来てくれなかったので本当に追い込まれ、
最後は2日間徹夜しなくてはなりませんでした。
昨日の朝5時過ぎにやっと完成し、それからコンビニでコピーして丁合し、
なんとか2時間だけ睡眠をとったあと新幹線に飛び乗るというギリギリのスケジュールでした。

さて、牧野ゼミ合宿は長いこと法政大学の三浦セミナーハウスでやっていました。
(京浜急行の車窓からYRPって何だろうと疑問に思ったりしていたのが懐かしいです。)
ところが法政大学も大変なんですね。
このセミナーハウスが閉鎖されてしまいました。
で、昨年からは法政大学が提携しているフツーのホテルで合宿をやっています。
昨年は金沢八景のホテルでの開催でした。
今年はまた場所が変わって府中のホテルで開催されました。

三浦セミナーハウスは三浦海岸駅から20分くらい歩いたところにあり、
まわりにはお店らしきものは何もありませんでした。
夜の飲み会のための買い出しとかは現役の院生が行ってくれていましたので、
私などは合宿期間中の3日間、セミナーハウスから一歩も出ずに哲学漬けの毎日を送っていました。
昨年は金沢八景のホテルといっても、金沢八景からさらにシーサイドラインというのに乗り換え、
産業振興駅というまわりにはオフィスビルや町工場くらいしか見当たらないところでしたので、
やはりホテルに缶詰めで勉強ばかりしておりました。
まあ牧野ゼミ合宿というのは何のレクリエーションもなく (夜に懇親会をやるくらい)、
ただひたすらみんなが研究発表をし続けるだけというたいへん硬派な催しですので、
そういう人里離れた隔離された環境でも何の問題もなかったわけです。

ところが今年の会場は京王線府中駅から徒歩1分という、本当に街のど真ん中にあるホテルでした。
あたりは完全に飲み屋街で、言ってみれば福島駅東口にあるホテルで合宿しているようなものです。
私を筆頭にこのゼミ合宿に参加しているOB連中は基本飲み屋街大好き人間ばかりですから、
てつがくカフェ@ふくしま特別編にいつも来てくれているイケメンの皆さんのことです)
初めてのこんな街中での開催に、みんな集まった瞬間から色めき立っていました。
初日の研究発表が終わり6時からホテルのレストランで夕食会、
その後入浴などすませて8時から会議室で懇親会ということになりました。
夕食が終わってちょっと時間が空きました。
同室のOBたちは誰もお風呂に入ろうとしません。
(大浴場があるなら別ですが部屋のユニットバスに順番に入ろうという気にはなれません。)
で、誰からともなくちょっと街の探険に行ってみようかということになりました。
ホテルから出てみると、すぐのところになかなか魅力的なお店がたくさん並んでいます。
そのうち1人がある店頭で 「7時までハイボール190円」 という殺し文句を見つけてしまい、
もはや抗しようがなくけっきょく懇親会前の0次会を独自に開催することになってしまいました。



研究発表を聞き続けて疲れ切ったところに飲むアルコールは最高です。
ほんの1杯のつもりが2杯、3杯と追加注文することになってしまいました。
いいかげん気分よくなったところで一次会の開催時刻となりました。
牧野先生や現役院生の皆さんと合流して、これまたお酒も話も弾みます。
皆さんのお土産の日本酒やらウィスキーやら、さらに万里の長城ワインなんていうものまであって、
あっという間に時間が過ぎていきました。
ちょっと前までだったら牧野先生も、私たちがさすがにもうヤバイと思って片づけ始めるまで、
延々といつまでも付き合ってくださっていましたが、さすがに最近は健康を気遣われ、
昨日も日付が変わる前に部屋に戻っていかれました。
それに合わせて私たちも解散ということになりました。

翌日には自分の発表が控えているし、もう2日もまともに眠っていないのですから、
当然私もそのまま眠りについてしまえばいいようなものです。
ところが、むしろ睡眠不足のためミョーにハイテンションになっていてもう止めようがありません。
よぉしまた街に繰り出すぞぉという話になってしまいました。
今度は現役の院生たちもいっしょです。
いくら東京とはいえもう12時近くでしたから開いてるお店もあまりありませんでしたが、
遅くまでやってるチェーンの居酒屋を見つけて遅めの二次会となりました。
この日は珍しく0次会から二次会までほとんど記憶をなくさずに飲み続けていましたが、
さすがに2時を回った頃には店で寝ていたそうで、最後ホテルに戻るあたりの記憶はありません。

朝目覚めたら、上着のシャツだけ脱いだ状態で、布団の中には入らないで、
ベッドメイキングされたままのベッドの上で仰向けに寝ていました。
同室の人の目撃情報によると、ホテルに着いた瞬間から朝まで、
まったく微動だにせずそのままの状態で寝ていたそうです。
よっぽど眠かったんでしょうね。
でも目覚ましもかけていないのに朝食バイキングが終了してしまう前に自然に起きられたなんて、
なんだかビックリしました。
頭はまだボーッとしているし声もガラガラでしたが二日酔いではありませんでした。
その状態で午前中に自分の研究発表をさせていただきました。
あまり満足のいく出来のものではありませんでしたが、
それでも皆さんから暖かいコメントや貴重なご助言を頂戴し、
今後の研究に向けて大きな励みとなりました。

本当は合宿は明日まで続くのですが、私は明日の朝から郡山と白河の看護学校が始まりますので、
今日の午後の皆さんの研究発表をお聞きしたところで、私だけ夕食前においとまいたしました。
皆さんと夕食はご一緒できませんでしたが、もう6時ですし、
福島に着く頃には9時を過ぎてしまいますから、ホテル近辺で夕食をとって帰ることにしました。
いけないOBの1人が今日も夜中に街に繰り出すつもりで、
iPadで周辺の店情報を収集していて、「小野原さん、こんな店がありますよ」 と教えてくれました。
「とんび」 というラーメン屋さんです。
発表も終わったことだし、どうせ徹夜のときに夜食でカップ焼きそばとか食べて、
もうとっくにリバウンドしてしまっていましたので、
自分へのご褒美でこちらで夕食を食べて帰ることにいたしました。



カウンターのみ、たぶん7席くらいしかない小さなお店で、すでに満員でした。
こちらはお店の名前にちなんで、油揚げがのっているようです。
iPadで見た 「特製そば」 の写真が美味しそうだったのでそれにするつもりでしたが、
メニューを見てたら 「辣 (から) そば」 というのがあり、
辛いもの大好きな私はけっきょく 「特製辣そば」 にしました。



味玉、チャーシュー、油揚げ、そして凶悪そうな赤いスープに一味唐辛子、とても美味しそうです。
無料で麺大盛りにできますし、辛さも3倍まで調整できますが、
ただでさえリバウンドしてるところに大盛りはありえないし、
初めての来店で基本の中華そばでなく辣そばを頼んでいる段階ですでに邪道ですから、
辛さも1倍にとどめておくことにしました。
濃厚なスープで辛みも十分、とても美味しかったです。
ラーメンに油揚げというのは初めてでしたね。
これもよく合います。
飲んだあとだったらより美味しく感じられたことでしょう。
近くに住んでいたらシメに足繁く通って、激辛を食べまくっていたかもしれません。
府中に住んでいなくてよかったです (ダイエット的には)。

たった1泊でしたが街場の合宿を堪能して帰ってまいりました。
発表を終えたことで気を緩めず、知的刺激に満ちている今の状態をキープして、
一気に研究に邁進していきたいと思います。
牧野先生、牧野ゼミのOBの皆さん、牧野ゼミの現役院生の皆さん、
本当にありがとうございました
まだまだお世話にならなければいけないようです。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
来年のゼミ合宿も府中で行われるといいですね。
それではあと1日がんばってください


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