ＹＲＰ

法政大学大学院の牧野英二先生のゼミ合宿に参加してきました。
昨年に続いて今年も、大学院生に混ざって研究発表させていただきました。
牧野先生、そして後輩の皆さん、たいへんお世話になりました。
頂戴した厳しいご意見を参考にさせていただきながら、
今後さらに精進を続けていく所存です。
また近いうちにお邪魔させていただきますので、そのときはよろしくお願いいたします。

さて、このゼミ合宿は例年、法政大学三浦セミナーハウスで開催されています。
京浜急行三浦海岸駅からほど近い、海を望む合宿所ですが、
三浦海岸というのは神奈川県の右足の先っぽのほうにあって、
品川駅から京浜急行に乗り換えて延々南下していったところにあるのです。
京浜急行の沿線には、私が福島に行く以前に勤めていた、
中萬学院という学習塾の教室があちこちにあって、
私もいろいろなスクールを転々としていましたので、
どの駅も懐かしく、京急に乗っているあいだじゅう子どものように、
車窓から外を眺めておりました。

ところでこの合宿に参加するたびに気になっていたことがあります。
さすがの私も京急久里浜駅より南にあるスクールに勤めたことはなかったので、
初めて目にする駅名がいくつかあったのですが、
その中に 「ＹＲＰ野比」 という駅があったのです。
「ＹＲＰ野比」？
ＹＲＰって何だよ、と初めて目にしたときから気になってはいたのですが、
たんなる通過駅ですから、通り過ぎてしまえば思い出すこともなく、
その問いはずっと放っておかれていました。
今回、再びその駅名を目にして、これはブログネタにするでしょうと思い、
さっそくケータイからウィキペディアで調べてみました。
ちゃあんと駅名の由来まで書いてあるんですね。

「開業時の駅名は野比。近隣に京急が主体となって資金を投下した横須賀リサーチパーク（YRP）が開設され、当駅が最寄駅となったことに伴い改称された。日本の旅客駅としては4番目、JRグループ以外の鉄道事業者では初めて名称にアルファベットを含む駅となった。」

もちろん、「横須賀リサーチパーク」 が何なのかも調べてみます。
要するに 「電波情報通信技術に特化した研究開発拠点」 ということだそうです。
いやあ、調べてみるもんですね。
アルファベットを含む駅名を異様に感じた私の語感は正しかったのだ、
ということまで知ることができました。
ああ、スッキリした