まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

降らずとも雨具の用意

2010-02-02 18:41:01 | 人間文化論
昨日はやられました。
ノーマークでした。
黒岩のホームセンターで買い物をしなければいけなかったので、
クルマで大学に行ったんですが、
出かけるときはいい天気というほどではないけれど、
それほど寒くもなく、雨が降る様子もなく、
まさか夜になって雪が降るとは微塵も思っていませんでした。
ふだんから天気予報とかをチェックしない人間なので、
あとでウソーとかってビックリすることがないわけではありませんが、
それにしても昨日はまったく予期していなかったんです。
昼食を食べに大学生協まで行ったときも雪の気配はまったくありませんでした。
そして午後、あいかわらずはかどりネコさんが降臨していて、
研究室でガリガリ働いていました。
うちの部屋の窓は万年ブラインドが下りたままですので、
よっぽど風が強くて、雨が窓に叩きつけるように降っているということでもないかぎり、
中から外の様子はわかりません。
ですから、そろそろ仕事を切り上げて帰ろうかと建物の外に出てみるまで、
一面の銀世界が広がっていようとはまったく思ってもみませんでした。

細かい雪が横なぐりに吹き付けるなか、
すでに何㎝かの厚みで積もっているキャンパスを歩きながら、
頭の中は敗北感でいっぱいです。
だって今日はスノーブラシがクルマの中に入ったままなんです。
すでに雪が降っている日であれば、前に書いたように、
大学の駐車場に着いたらスノーブラシを持って研究室に向かうのですが、
まさかこんなことになるとは思っていませんから、
今日は徒手空拳のままクルマを下りてしまったのです。
不安とともに駐車場まで来てみると、案の定こんなことになっていました。
しかしながら、幸い降り出したのが遅かったために、
ドアノブがまったく埋もれてしまっていたり、
ドアが凍りついてしまっていたりというほどではありません。
若干冷たい思いをしながらも、
なんとかスノーブラシを取り出すことができ、
それで雪下ろしをすることができました。

それにしてもこんなことがあるたびに思い出す言葉があります。
「降らずとも雨具の用意
これは私のお茶の先生がよく口にしていた言葉です。
もちろん、雨が降りそうになくてもいつでもカサを携行しておきなさいよ、
という文字通りの意味でもありますが、
カサに限らず、常に万一の場合に備えておくように、という戒めでもあります。
文字通りの意味に関して言うなら、私はこの教えをちゃんと守っていて、
カバンの中には常に折りたたみ傘が用意されているのですが、
(これについてもそのうち書きます)
スノーブラシのことだって、この教えが当てはまりますよねえ。
うーん、悔しい。
油断していたなあ。
まさか降るなんてなあ。
でも聞くところによると、昨日は東京でも雪が降ったそうじゃないですか。
しかも朝の天気予報ですでにそのことは予言されていたらしいし。
うーん、ぬかった。
「降らずとも雨具の用意
肝に銘じましょう

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