まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

大投手の自尊心

2010-02-01 18:26:13 | 性愛の倫理学
一昨日、男性は自尊心を満たされることを望んでいるという話をしましたが、

それを書いていて思い出したことが。

皆さん、木田優夫 (きだまさお) という投手を覚えていますか?

1986年にジャイアンツにドラフト1位で入団し、

その後、オリックス・ブルーウェーブや、アメリカのメジャーリーグ、3Aなどを転々とし、

ここ数年はスワローズで中継ぎや先発もやっていたベテラン・ピッチャーです。

この人は芸達者で、バラエティ番組などに出演しても発言がおもしろいのですが、

未だに忘れられない名言があります。

まだジャイアンツにいた頃か、メジャーに移った頃だったか、

もうだいぶ昔になるので記憶があやふやな部分もあるのですが、

それはバラエティ番組というわけではなく、バリバリのプロ野球選手として、

女性アナウンサーからインタビューを受けていた中での発言だったのではないかと思います。

いろいろな質問にそこそこ真面目に答えてきて、だんだんプライベートな話題に移っていき、

どんな女性がタイプですかみたいな話があった上での、最後の質問だったと思います。

アナウンサーがこんなことを聞きました。

「女性になんと言われたいですか?」

木田投手はほとんど間髪を入れずにたった一言こう答えました。

「すんごい

これを大真面目な顔をしながら、

でも 「ん」 のところは鼻に抜かせる感じで言ってのけたのです。

記憶力が危うい私ですが、この一言はいまだにはっきりと覚えています。

これをどういう場面で言われたいのかに関しては、

木田投手自身はなにもコメントしませんでしたし、

アナウンサーもけっして突っ込んだりはしませんでしたが、

まあどういう場面でもいいのでしょう。

「すんごい」 っていうのは男の自尊心を満たしてくれるマジックワードかもしれません。

私もそんなふうに言われてみたいもんです。

もちろん、フェイクでなしに。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (しんさん)
2010-02-02 17:11:10
僕も男として、フェイクなしで言われたいし、そのフェイクを見抜ける男になりたいです
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夜の武勇伝 (まさおさま)
2010-02-02 18:46:59
しんさんさん(呼びかけはこれで合ってるんだろうか?)の夜の生活に関しては、
飲み会での武勇伝くらいしかお聞きしていないのでなんとも言えないんですが、
お店での仕事に関してなら、私が言ってあげましょう。
「ひら井の天ぷら、すんごい
フェイクじゃありません
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