井沢満ブログ

後進に伝えたい技術論もないわけではなく、「井沢満の脚本講座」をたまに、後はのんびりよしなしごとを綴って行きます。

穢れた五輪など潰してしまえ

2016年06月02日 | 歴史・政治

いきなり過激なタイトルですが、五輪に関しては平昌が不可解な経緯で
冬季五輪の会場に決まった時から、相当調べてはいて自分なりの結論
なのです。

東京五輪の返上は無論のこと、巨大な利権の温床と
成り果てていて、腐っていくばかりの五輪などもう人類には
要らないのではありませんか。

今日の文章は、脚本家的想像力による妄想として読んでください。
妄想なので客観的証拠は提示出来ないのです。それに
妄想とはいえ、実在の団体や人がからむので、隔靴掻痒で
綴るしかありません。お察しください、という文章になりそうです。

まず雪の降らない、そして降雪の技術もさしてない平昌に決まったのは、
某巨大宗教団体の教祖氏のお金の力だと思いました。
莫大なお金が使える立場です。そして五輪はその教団の(ということは教祖の)
持ち物である敷地が使われ、教祖はお金を吐き出して誘致しても、回収して
莫大な黒字を得るはず、だったのか、あるいは当時の大統領に頼み込まれての
ことであったのか。いずれにしても、当時の大統領との癒着を考えます。

ところが、教祖氏の逝去により莫大な資金源が途絶え、平昌五輪への
準備に破綻が来ました。
五輪破綻で賄賂絡みを表に出したくない某国際組織の連中と、五輪を
東京に誘致したい日本側と水面下で交渉があったとしたら?

どう考えてもあの当時の東京には、むしろ「絶対に誘致は出来ない」はずの
条件が、軽く5つはありました。絶対にこれじゃあ、開催地にはなれないよね、という障壁が5つかそれ以上。

が、誘致なった不可解。とっても、とっても不可解な出来事。

で、いけすかなくはありましたが、小ワルではありましたが、
現在ほどの巨悪ではなかった、猪瀬氏があたかもハメられたような
形で、しかも今とは違って都議会も逡巡せず、さくっと百条委員会を
突き付け追い落とし、代わりに舛添氏を自公が担いだわけです。
一旦自民に後ろ足で砂かけ、除名処分を受け「安倍はバカ」を
連呼していた舛添氏がなにゆえ、担ぎ出されたかということです。

「予定通り」「シナリオ通りに」韓国への貢ぎ外交が始まりました。平昌五輪支援も舛添・朴パイプを用いてやるつもりだったのかもしれません。
お金を差し上げる気まんまん。私が使いみちのなくなった尖閣基金の行方を心配していたのはこういう背景もあり。

だが舛添氏は、担いだほうが望まぬことまでやり始めた。すなわち公私混同、
公費私費混同、都税の湯水使いを個人でやり始めたのです。
それでもまだ辞任を右顧左眄している与党と、都議会の主流派なのです。
舛添外しをしたくない理由はそれなりに述べられていますが、五輪も
実は絡んでいたりして。

ということで、止めておきます。どうせ妄想だし。

そういえば、昨年青山繁晴氏が「舛添氏は東京オリンピックを実質的に、財政的に日韓中の3カ国共同開催にしかねない」と懸念を漏らしていました。さすがの鋭さというべきでしょう。

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ttp://news.livedoor.com/article/detail/9125711/

青山氏は私の懸念と妄想の観点から必ずしもおっしゃっているわけではないにせよ、舛添氏の韓国、中国への擦り寄りは警戒していらしたわけです。青山氏のみならず、私ごときも五輪は平昌に決まった時点、東京招致なった時点である疑念を抱いていたわけですが、案の定、「東京、平昌、北京の3カ国で協力を」と韓国のほうから、擦り寄って来ました。これが初めてではないのですが。

まったくもって、思っていたその通りの流れです。

そして気が付かれるでしょうか、開催地の異常な接近ぶりに。

ソウル、北京、平昌、東京、また北京。

何か思惑がバックで働いてないと、こう同じエリアで連続開催は
ありません。

五輪はもうなくせば良いと思います。先進国ではむしろ
もはや敬遠気味。経済活性化も今は昔の物語です。テロも懸念されるところ。
国威発揚どころか、ヘタすればその国の弱点をさらしてしまいます。
今度の日本のケースはどのみち、出だしから恥さらし。
世界で呆れられているのだから、恥を更にひきずることはありません。
五輪が開催されれば、酷暑の8月何らかのトラブルはほぼ確実にあります。
巨額が絡んでいるがゆえに、実質返上が可能かどうか解りませんが。
しかし、可能性があるからこそロンドンへの譲渡が言われているのだろうし。

五輪自体はもう不要でしょう。各競技が単独で、世界大会を清潔に開けば良いことかと思われます。

私はいまだ、許せないのですが東京への招致のために
とんでもない嘘まで書類には書き込まれ提出されています。

正確な文言は、その招致書を探すのが億劫で書けませんが
あらまし「東京の8月は最高に過ごしやすく、アスリートにとっても
非常に良いコンデイションの気候です」

ここまで大嘘をついて日本に呼びたい連中って、いったい何ですか、
気色の悪い。

野球も種目に決まりそうで、無邪気に喜んでいる方々には申し訳
ないのですが、五輪名目にかねてより虎視眈々と狙われていた
「一千万人移民構想」が外国人労働者大量受け入れという形で、
軽く一段回目が行わそうなのも気味が悪いのです。

外国人の力など借りなければ出来ないような五輪など本末転倒。
止めちまえ、と思うのです。

森元総理の顔も態度もでかい、あの膨れたラグビーボールに目鼻がテレビに映るだに、不快。
都税の湯水使いが舛添氏なら、国税の溝捨てが平気なのが森元総理でしょう。

 

補遺  やはり気になり、調べてみました。

 

致委員会が作成した立候補ファイルの文言。7月24日~8月9日の大会期間について

「この時期の天候は晴れる日が多く、且つ温暖であるため、アスリートが最高の状態でパフォーマンスを発揮できる理想的な気候である」

どうですか、これが通るほど杜撰な招致ではあったわけです。
IOCにだって、8月の東京の殺人的酷暑と湿気を知っている委員はいるでしょうに? 人が複数毎年亡くなっているのに?

今年は5月から児童が熱射病で倒れているのに?

酷暑に加え、台風、洪水。

東京の8月最高気温 35,5℃ 湿度70%
熱帯雨林気候を上回ることさえあるのに。

以下は関連過去記事です。

http://blog.goo.ne.jp/mannizawa/e/130eb4ec4628889fb4ad54a1fb4fc38f  

http://blog.goo.ne.jp/mannizawa/e/130eb4ec4628889fb4ad54a1fb4fc38f

 

 


12 コメント

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このまま (洋一☆)
2016-06-03 08:31:00
オリンピックを続けるならば、本来の意味合いを世界中を人たちが考える時期に来ていると思います。

原点回帰。

僕も森さん☆はあまり。。。(^_^;)
橋本さん☆や小渕さん☆がまだ健在であればここまで出しゃばらずにおとなしくしていただけたのでしょうが(^ー^)
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怖いですね… (ねねこ)
2016-06-03 11:49:04
平昌 東京 北京のオリンピックを通じて、そのうちEUならぬアジアだからAUみたいなものを作られたらと思うとゾゾッとします。


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Unknown (HIRO)
2016-06-03 11:55:28
オリンピックは国旗を見せることで、優秀な民族の一員であることの自己満足感を撒き散らし、
ナショナリズムを刺激する、卑しいショーと思います。
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同感です (総太郎)
2016-06-03 13:09:12
井沢先生の御意見、よく理解出来ます。

全面的に賛同出来る方ではありませんが、元・衆議院議員の山口敏夫さんが森元総理に対して厳しい批判と解任運動を展開されており、耳を傾けるべき内容でした。

山口さんも自身の過去の経緯から「他人の事を言える立場ではないが、森君の振る舞いだけは・・」との趣旨で、余程の内実をお知りなのだと思います・・。

只、メディア含めて、日本国民が目覚めないと難しいでしょうね・・。
先週の「週刊ポスト」が、(今回のオリンピック問題で、何故大手メディアが電通の利権や介在を指摘しないのか?)と勇気ある特集記事を掲載されていたのに感心致しました。

余りにも闇が深いと言わざるを得ませんね。
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お返事 各位 (井沢満)
2016-06-03 13:40:02
洋一☆さん

五輪の精神はとっくに瓦解、反対の方へ突っ走っています。

ねねこさん

日韓トンネル推進説がまたこの時期に再浮上しているのも、偶然ではないかもしれません。
日韓トンネルは、日本は中国とも北朝鮮とも地続きになることを意味します。


HIROさん

言ってしまえば、擬似戦争っぽいところはありますね。精神的戦争という側面もあるでしょう。


総太郎さん

山口敏夫さんの森元総理論、どこで読めますか?

週刊ポストは覗いてみます。

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Unknown (台東区民)
2016-06-03 18:10:56
私も気になったので、山口敏夫森元総理大臣で検索したら日刊ゲンダイの記事が出てきましたよ。
惣太郎さんのコメントに書いてあるのはこの記事の事でしょうか?

桝添都知事は辞める気は全く無さそうですね…都議会も来週どうなるか不安です。
市民団体が提出した告発状が受理されるのを祈っていますし、参議院選挙の次の日からリコール運動を始める団体も有るので私も署名します。

青山繁晴さんも伊沢先生も、きっと私達が知らない事も色々ご存知だと思いますが、それでもこうして発信して下さるので大変有難いと思っています。
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補足 (総太郎)
2016-06-03 20:18:59
先生、ありがとうございます。

山口さんと森元総理の御名前を並べて検索して頂ければ、新潮社のサイト「デイリー新潮」、(昨年の週刊新潮12月10日号インタビュー)
日刊ゲンダイ掲載のインタビューがヒット・御覧頂けると思います。

余談ですが、先生にお伝えしたい情報もございますので、詳細を後程メールをさせて頂ければ幸いです。
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Unknown (翡翠)
2016-06-03 23:18:44
もう、昔の、あの64年の東京オリンピックの時のような情勢ではなくなってしまったんですね。
残念です。
あの最高の五輪を知っているからこそ、もういいじゃないか、と
思えます。
あの時、まだ幼かったのですが
とても誇らしかったし、感動したし
日本はとても日本らしい五輪を
実現させたと思います。
あの素晴らしい五輪を穢したくない、そんな気持ちです。
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お返事  (井沢満)
2016-06-04 17:27:28
翡翠さん

私はプレスセンターでバイトしてたので
選手入場をリアルに見ています。
また中学生時代の同級生が
水泳に出てたと記憶しています。


総太郎さん

メールアドレスが使えなくなってまして
新たなのをお送りするので、非公開で
メアドを再度教えてください。

お手数かけます。
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総太郎さん (井沢満)
2016-06-04 19:50:38
新メアドからはなぜか、そちらへ送れません。
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