チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

菜切り包丁

2024年03月29日 05時20分17秒 | 身の回りのもの

曇、14度、89%

 「菜切り包丁」は私にとって一番大事な包丁です。 燕三条のグローバルの「菜切り包丁」を使い始めて20年は経っていると思います。今ではどこでも売られているグローバルの包丁は海外で評価をもらって日本でも人気が出ました。私は香港で買いました。一体化された持ち手と刃が見た目の美しさと手入れのしやすさにつながっています。20年、自分で研いで使いました。刃の幅は狭くなっていると思います。下手くそな私が研ぐので直線ではなくややカーブを描いた刃になりました。昨年末、刃物屋に研ぎに出そうと決意しました。留守中の包丁をまづ用意しました。木の持ち手の昔からの「菜切り包丁」を2本求めました。

 刃物屋には予め電話をしてどのくらい時間がかかるか尋ねました。「長くてもひと月です。」お正月料理の準備には間に合う!と急いで持ち込みました。翌日、刃物屋から電話です。「刃もカーブがついているので、ひと月半時間がかかります。料金は2万4000円です。」値段にびっくり!お正月月には間に合わない。一瞬考えて、「わかりました、研がなくていいです、明日取りに上がります。」と返事しました。この値段を出せば新しいグローバルの包丁が買えます。

 手拭いに巻いて持ち帰る間、この包丁は最後まで私が研ごうと心に決めました。今まで通り、切れないなと思ったらすぐに研げば、以前と変わらぬ働きです。

 「菜切り包丁」は日本固有の包丁だそうです。両刃で素人の私にでも研ぎやすいタイプです。持ち手が木のものよりはやや重いのですが、まだそこまで私の腕の力は落ちていません。留守を預かってもらおうと求めた2本の「菜切り包丁」はほとんど出番なく包丁立てに並んでいます。

 昨晩、一体私は刃物を台所にどのくらい持ってるかなと考えました。小さな「パン用のクープナイフ」大きな「中華包丁」までかなりの本数です。どれがなくても台所仕事がうまく回りません。朝一番からカウンターに出ている「菜切り包丁」は私の一番の右腕です。大事に使い続けます。


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2 コメント

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Unknown (都わすれ)
2024-03-29 18:38:30
こんばんは
刃物屋さんのお値段以外は、
とても素敵なお話しでした。
私も、自分で研ぎますが
なかなか上手くならず情けないです。
しかしながら、研ぎたての包丁で
キャベツを切る時の気持ち良さは
癖になります(笑)
Unknown (manas317いい時間を持つことがでみ)
2024-03-29 18:50:05
都わすれさん

こんばんは。

大事に使ってきたつもりが気付けば、刃にカーブ😅下手なんです、研ぐの。
同じよ!研ぎ立てでキャベツを刻む!あの感触、あの音!
下手でも研ぎ続けます。

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