チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

孫の置き土産

2017年08月16日 | 日々のこと

雨、28度、88%

 孫娘はまだ大人のトイレの高さが怖いらしく、子供用トイレでしか用を足せません。おまるを持ってやって来ました。プラスチックの明るい色のおまるです。家中、見回してもプラスチックの物もこんな明るい色の物もありません。来客用のトイレに置かれたおまるは、私の目にはちょっとした奇異でした。

 「おトイレ。」と言ってウロウロする孫娘の手を引いてトイレに向かいます。座っている間は、淑女ですからドアを閉めて私は外で待ちます。「終わったよ〜。」の一言でトイレに入れてもらえます。お尻を拭いて、やや自慢げ。

 ココが9ヶ月で我が家にやって来て、初めのひと月はトイレのトレーニングで手こずりました。覚えてしまえばなんでもないトイレです。大人になればトイレトレーニングで周りに迷惑をかけたことなど忘れています。周りだってそんなこと覚えていません。人間の子供のトイレトレーニングは時間がかかります。できたね、よくできたの積み重ねです。

 息子一家が東京に帰りました。2階の部屋は息子たちの物は何にもなくいつもの2階の部屋です。ところが来局用のトイレにポツンと残されたおまる、孫娘の置き土産です。お家のトイレでは必要ないおまるは置いて行かれました。きれいに消毒して、お日様に当てて仕舞っておきます。次回来た時も使うのかしら、もう大人のトイレで用が足せるようになっているかもしれません。

 お日様に当てて仕舞う前、ココさんもこの我が家に珍しい物に気付きます。クンクン、興味津々です。「よく匂いを覚えていてね。」孫娘はやって来た当初よりは随分とココさんにも慣れました。でも同じ部屋にいるときは、大人に抱かれています。ココさんのハイパワーもあとひとしばらく。子供の成長も早いものです。次に孫娘がやって来た時、少しでもココさんと触れ合えればと、コロンとしたおまるを眺めます。

コメント
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