たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

冷風弛み早春の香り「蕗の花」

2006-03-15 12:38:49 | Lyricism
春遅き山の野辺にも「萌え……」
総領たにしから「蕗の花」メール着信。いかにも「日陰気味で湿気の多い」所が好きな花らしい。
それでも北風に耐えて放つ香気が当地にも届いた。
人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香に匂ひける (紀貫之・古今和歌集)

「サヨナラの時は北風の中で」(ふきのとうのアルバムから)
70年代に、季節感や情景を感じとれる詞作でヒットしたフォークデュオ・ふきのとう。「白い冬」「南風の頃」「春雷」など歌い、多くのファンがいた。いまもソロアルバムで活動しているという。
たにしは「焼き蕗みそ」が食べたい。