たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

花筏 ハナイカダ カタツムリ 睡蓮 スイレン 青梅 

2011-05-31 07:59:13 | 散策の詩


今日も空は鉛色
昨日は 雨のち 強風でした。
早くも 梅雨入り 台風2号も。
メイストーム。



5月も 今日で終わり。
晴れ間が少なかった。
雨、風、ときどき地震。

花の季節から、
周囲の木々は 実の季節に変わっていた。



「でんでん虫」もお出ましです。
のんびりしていて いいなー。



たにしの爺は ぶつぶついいつつ、
出かけていくのでした。



緊迫と感動の映画 岳 -ガク-

2011-05-14 20:03:31 | 劇場映画

ゴールデンウィークの後半から、全国上映されて、
興行成績で1位に出ている東宝映画・岳 -ガク-

「山で捨てちゃいけないものは? ゴミと‥‥」
壮大な3000メートル級の山岳を舞台にした、緊迫と感動の山岳救助劇。

本物の八方尾根、奥穂高岳、立山連峰、八ヶ岳など、四季の山岳を舞台に、
夏山の爽快さ、厳冬雪山の荘厳さと脅威。
死と直面する美しくも厳しい風景の数々と、
遭難者救助という迫真のドキドキ劇が、
大型スクリーンで堪能できます。

物語は、スーパーマン的な山岳救助ボランティアの島崎三歩(小栗旬)。
山仲間で長野県警の山岳救助隊隊長(佐々木蔵之介)が率いるメンバーに、
新人隊員として椎名久美(長澤まさみ)が配属される。

厳しい訓練に耐え、プロフェッショナルとして成長する久美と見守る三歩。
猛吹雪の中、結婚式を控えた父娘が遭難する、
圧巻の救出劇でクライマックスを迎える‥‥‥

ちなみに、たにしの爺の三男に36年前に付けた名は岳。
今は福岡に単身赴任で頑張っています。

撮れたて 妙高山の跳ね馬 2011・5・12

2011-05-13 07:00:45 | Lyricism

> 今朝の妙高です
> 昨日は寒くて 震えていましたが
> 今日は気温が上がるそうです
> そして 午後からはお天気が崩れるそうですが
> まだ 空は青い!!ぴょん

朝日山に棲むユキウサギさんが、撮ってきましたと、
「今年の跳ね馬」を送ってきくれましたので、
たにしのブログに借景しました。

毎年の「想定通り」の自然の造形です。
季節の営みは「想定通り」でないと困りますね。

昨日、当地は雨の一日でした。
今日も雲行きが暗いです。

 五月雨を集めて早し最上川
「奥の細道」で芭蕉は言いました。
当時からこの季節、五月晴れより五月雨だったのでしょうか。

ヨハネス・フェルメールの「地理学者」

2011-05-03 09:49:14 | 展覧会・美術展

東京・渋谷のBunkamuraに行ってきました。
お目当てはヨハネス・フェルメール「地理学者」の鑑賞です。
これで東京で見たフェルメールの絵画は10作品になりました。

この春、東京初上陸と謳われた、
「フェルメール<地理学者>とオランダ・フランドル絵画展」が、
ドイツ・シュテーデル美術館所蔵作品を中心に、
Bunkamura ザ・ミュージアムで5月22日まで開かれています。



メーンの展示作品はフェルメールの「地理学者」。
フェルメールの作品で男性が描かれるのは2点しかない。
もう1点は同時期か描かれた「天文学者」。

ヨーロッパの17世紀は「大航海時代」。オランダが最も輝いていた時代です。
そのオランダ・フランドル絵画の黄金期を振り返る展覧会は見逃せないです。
フェルメールのほかにもレンブラント、ルーベンス、ヤン・ブリューゲル、ハルスなど、
同時代を代表する画家の名作全95点が見られます。、

精細に描かれた、風俗画・静物画の宝石のような輝き、
ダイナミズムに溢れる風景画の光彩に、
驚きと感動が尽きない作品に大満足の絵画展でした。
ただ「地理学者」はこれまで見たフェルメールの作品に比べ、
キラキラ点描するブルー、光と輝きが乏しいように思えました。
ヨハネス・フェルメール《地理学者》1669年 油彩・キャンヴス。



<東京で見たフェルメールの絵画>
*07年11月24日、国立新美術館で「牛乳を注ぐ女」(オランダ風俗画展)
*幸運にもフェルメール研究の第一人者の小林頼子教授による記念講演会も拝聴することが出来ました。
*2008年秋、東京都美術館「フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち」で見た「小路」など7作品。
*2009年春、国立西洋美術館「ルーブル美術館展」では「レースを編む女」が東京で見られた。
*2011年5月、Bunkamura ザ・ミュージアム「天文学者」

フェルメールの作品は30数点しかない、その内10作品は全作品の3分の1に近い。
世界中の美術館を回わらなければ観られない「世界絵画の至宝」に、
これほど東京で会えるなんて、まさに奇跡だ。

*さらに2011年の暮れから12年の春には<手紙を読む青衣の女>をはじめ3点の作品が、
同ミュージアムで鑑賞ことが出来るようです。
「フェルメールからのラブレター展」



ミュージアムのレストラン



カタログや関連本も買いました。