たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

散る木の葉のように逝ってしまった

2022-12-04 12:08:38 | 散策の詩
いつもの徘徊の帰り道だった。
山装う、山眠る初冬への自然公園を歩いて、
紅葉の輝き、残り少ない秋バラを見たその人は、
もういない。散る木の葉になってしまった。
何か「魔物」のようなものが、心臓をつかみ取っていった。

5回目のコロナワクチン打って10日目だった。
関係性を証明するもの何もない。



一緒に見た令和4年11月24日の自然公園
梢の空は青かった。木の葉が舞っていた。





たにしの爺、慟哭の日々が過ぎてゆく。
下記はちょうど1年前の記事です。


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