たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

4月は80歳の誕生月でした

2018-04-29 13:25:21 | Weblog

あと一日で2018年の4月が終わります。
1938年4月・昭和13年4月に生まれて、
「たにしの爺」は80年の歳月に到達しました。



男の健康寿命が72歳という統計があります。
それより8年も健康に生きていることになります。
これといった大病もなく、
身体の何処にもメスが入っていません。



健康に生んでくれた両親に感謝しています。
両親も長生きでした。
その歳まで未だ届いていません。



「お前は96歳まで生きる」という声を聞いた記憶が、
夢だったのか、白日夢だったのか、何かのお告げだったのか、
脳内に刷り込まれています。
以来、「お告げ」を信じて、
そのための努力をすることにしています。



テレビ体操、筋トレ、ストレッチなど45分。
暴飲暴食、間食はしない。
徘徊ウォーク90分、5~6キロ。
「寝たきり」「介護期間」ゼロを目指します。



「好奇高齢者」を自称してWeb検索で読み流しています。
体力、知力はまあ、それなりにと思っていますが、
気力の方はイマイチです。

目標をなくした高齢者の陥る典型の姿ですな。
「96歳まで健康」を目標に気力を涵養したいと思っています。
ブログネタ探しと更新が「好奇心」の涵養に役立ちますね。

写真は上野の世界遺産「国立西洋美術館」の前庭のロダンと噴水広場です。

初夏の道野辺を歩くーボタニカルウォーク(Botanical Walk)

2018-04-23 13:08:34 | 散策の詩


初夏の自然を五感で感じながら、Botanical Walk
4月も早(葉や)最終週になりました。

来週は5月が始まります。初夏ですね。
すでに初夏を越して、真夏日近い日もありました。



萌えだした樹々の芽吹きが、みずみずしい新緑に変わり、
いつもの徘徊路の足元には、可愛い花が咲いています。

徘徊で出会った「ボタニカルガーディン」写真集です。
この時期、地産名物のナシの花は咲き終わっています。



新緑は植物の「萌えエネルギー」のシャワーですね。
植物のエネルギーを生活に取り入れるアイテムが多くなっています。

「BOTANICAL(ボタニカル)」と言う単語をよく聞きます。
植物の~、植物学的な~、などの意味の表現で用いられます。



植物を使ったデザインモチーフを意味することが多いですね。
身近な生活の中の「ボタニカル」としては、



住居空間に観葉植物を飾ったり、花を生けたり。
ベランダや窓際に花鉢を置いたりする暮らしは、
「ボタニカルライフ」だと言えますね。

植物の持つ力を、健康や生活に取り入れようというのが、
最近流行のボタニカルなのでしょう。



それから「オーガニック」という用語がありますね。
「オーガニック野菜」を売りにしたレストランもあります。
「ボタニカル」との違いはあるのでしょうか。



WEBで調べてみました。分かりました。
オーガニックとは農法のことで、有機栽培という意味だそうです。

オーガニックハーブやオーガニック野菜という言葉は、
化学肥料や化学農薬を使用しない農法生産物を指すのだそうです。



たにしの爺、頭痛や肩こり、イライラが高じたとき、
森林浴をすると癒えるような気になります。
樹木が発散する化学物質「フィトンチッド」効果。



光合成、空気の浄化作用、果実の恩恵など、
樹木無しには地上の生物は生存できない。



木の癒しは何事にも勝る「徘徊人」の、
「ちょ筋」エネルギーになっています。

今年の成田太鼓祭りの響き、悪天候で半鳴り

2018-04-21 10:56:59 | 社会見学

鳴り響け太鼓、打ち続け太鼓軍団――





30回目となった今年の成田太鼓祭りは、
4月14日(土曜日)・15日(日曜日)、
成田山新勝寺本堂前と表参道一帯を舞台に、
2日間にわたって開催されましたが、
残念なことに雨混じりの悪天候で、
主なメーンイベントが中止になってしまいました。



たにしの爺、14日の土曜日、朝から曇り模様で、
躊躇していましたが10時、車で出かけました。
自宅から順調に走れば新勝寺まで約1時間20分で行けます。



正午前に着きましたが大本堂前で行われる、
オープニングセレモニーを兼ねた「千願華太鼓」は、
終わっていて、太鼓の片づけが始まっていました。



情報によりますと、
今回は成田山開基1080年御開帳を記念して、
1080人の打ち手による千願華太鼓が行われTという。



総門前からJR成田駅までの参道を歩くと、
12か所のステージが設けられ、参加の太鼓団体が、
圧倒的な迫力の太鼓パフォーマンスが演出されていました。





どのステージも人垣でなかなか。前の席に出られません。



うすら寒い空気の中、太鼓を打ち鳴らすドラマーたちは、
身体中紅潮させ、筋肉が躍動します。



響き渡る太鼓の轟音に応えて、ウナギの「川豊」西口店で、
少し前に食した「うな重」が、腹の中で激しく消化されて、
身体に溶け込んでゆくようでした。



3時過ぎになると風に混じって雨粒が顔に当たるようになりました。



参道は正月の初詣と同じような大勢の人出でしたが、
雰囲気が活気に満ちていました。



ステージから響き渡る太鼓の音と、
若い太鼓打ちの法被姿が見られたからでしょう。





参道で見た中で目を惹いたのが、
長命泉酒造の300円で「酒粕の詰め放題」が人気でした。





それと、相変わらずの一人繁盛のウナギ屋さん、
「川豊本店」の店頭ウナギさばき風景です。
この店ばかりが、なんで人気が集中するのだろう。



大本堂前に戻ると5時から始まる、
千年夜舞台の特設ステージ作りが行われていました。



無料の立見席を確保しましたが、
雨がポツポツ強くなってきたので、
雨中のクルマでの帰路を考えると引き上げる潮時としました。
5時の開始時間前から雨脚が強くなりました。



15日の太鼓パレードをはじめ主なイベントは中止になり、
2カ所の屋内ステージだけの開催になったようです。



全国から集まった迫力の太鼓軍団にも、
今年の成田太鼓祭りは残念な打ち止めになってしまいました。


四ツ谷界隈歩き<下> ホテルニューオオタニでランチ、日本庭園を通り抜け、迎賓館赤坂離宮

2018-04-17 11:53:09 | 社会見学

公民館サークルの企画で、
四ツ谷界隈を歩いてきたことを記録しています。
前回は「聖イグナチオ教会」を礼拝して、ソフィア通りから、
ホテル ニューオータニへ向かったところまで記録しました。



今回は同ホテルの日本庭園を通り抜け、
迎賓館赤坂離宮を見学したことを書きます。



ホテル ニューオータニでランチを摂る予定でした。
屋上の回転展望レストランが有名ですが、私たちは、
地下街のレストランでエコノミーな昼席で済ませました。



たにしの爺、何年か前に屋上の「THE Sky」は利用しました。
某女性カメラマンの「何やらの記念」集会に参加しました。



回転しているという感覚は全くなく、
いつの間にか外の夜景が移っていることに気づき、
ああ、動いているんだという、そんな感じでした。



ロビーを通り抜け日本庭園に出ました。
ホテルの正面風景とは全く違っていて、
緑の築山、池、赤い橋など見事な日本庭園が広がって、
由緒ありそうな日本家屋が樹々の間に建っています。



赤坂見付に出て堀に沿って歩き迎賓館赤坂離宮に向かいました。
街路に沿ってトキワマンサクの赤紫の花樹が並んでいます。
若葉東の信号を渡り塀に沿って迎賓館の入り口に近づきました。



「2列で進んでください」とか、
入る前からいろいろ、規制が細かいです。



入館するまで、持ち物チェックや探知ゲートや、
飲み物は「一口飲んで」仕舞ってくださいなど、
国際線搭乗前の保安検査なみです。



見学中は飲食はもちろん、飴ガムもやめて下さい。
壁や柱、展示物には一切「触れること厳禁」です。
数メートルおきに係員が目を光らせています。



まあ、たにしの爺としては、
この厳重な監視体制を支持します。



世の中には、とんでもない不心得な輩がいます。
スプレーなど掛けられたら、
華麗にして精緻な美の殿堂が汚されてしまいます。
「国宝宮殿」を後世に残す努力は必要です。



「迎賓館赤坂離宮」には個人的にも、
ツアーに参加してでも、一度は行ってみたいと考えた居ました。



いろいろ細かい手続きとかで躊躇っていましたが、
この度の企画に参加して思いがかないました。
玄関ホール・中央階段、2階大ホール・朝日の間。
彩鸞の間、花鳥の間、羽衣の間を見て回りました。



見どころに関しては、
テレビとかネットで疑似見学体験をしていました。
今回、実際に自分の目で見て確認できました。



前庭から若葉東公園を経て四ツ谷駅に出て、
帰りました。いささか疲れましたにゃー。

四ツ谷界隈歩き<上> 聖イグナチオ教会、上智大学、ソフィア通り

2018-04-12 13:22:35 | 社会見学

公民館サークルの企画で四ツ谷界隈を歩いてきました。
カトリック麹町「聖イグナチオ教会」→
ホテル ニューオータニ日本庭園→迎賓館赤坂離宮



4月2日は好天気でした。例年ならこの時期、
四ツ谷・上智大学キャンパス周辺はサクラ並木です。
今年は残念ながら、散り残りのサクラでした。



 「聖イグナチオ教会」主聖堂のステンドグラス



 蓮の花をかたどった天井





 地下聖堂から主聖堂に上がる螺旋階段に配置されているステンドグラス。



 マリア聖堂の聖イグナチオのステンドグラス

ガイドさんの案内で教会内を案内していただきました。
マリア聖堂、ザビエル聖堂、クリプタ(礼拝堂)、主聖堂の2階、
パイプオルガンによる荘厳なミサ曲も弾いていただきました



一行はキリスト教には縁のない衆ばかりでしたが、
大聖堂に鳴り響くパイプオルガンの洗礼に聞き入っていました。

カトリック麹町「聖イグナチオ教会」には以前、
結婚式で訪れたことがありました。
 
日曜日のミサには多様な国籍の信者が集まり、各国の言葉でミサも行われています。
四ツ谷駅から数分の教会までの道、外国人家族が往来し、
国際色豊かな街角風景が記憶にあります。



この日は4月2日、上智大学では入学式が行われていました。



ソフィア通りからホテル ニューオータニへ歩き、
ランチをした後、日本庭園を通り、迎賓館に向かいました。
<つづく>

この黒い実は、何という木の実か知りたい

2018-04-08 11:56:04 | 花とつぶやき

春の嵐の強風が止んで、日差しが戻ってきました。
雲が多いけれど、青空になっています。



いつもの道野辺、徘徊の道すがら、
気になっている黒い実があります。



梨畑の垣根に絡みついています。
秋から越冬しても、艶やかで落実もしません。
房状に実が連なっています。



摘まんでみますと結構、固いです。
ご存知の方はご教示ください。



ヤブツバキの「八幡春日神社」の裏道をたどり、
日本ハム・鎌スタに至る徘徊路で見ています。



プロ野球・日本ハムと言えば、
開幕3連敗で、先行き心配していましたが、
調子を上げて4連勝中です。



大谷翔平選手効果ではないかと思います。
開幕以来「1勝3本」の異次元の結果を出している、
海の向こうでから「大谷選手がエールを送った」。



チームメイトだった「翔平さん」の活躍に、
ハムハム選手も連勝で応えているのでしょう。
大谷選手が調子を上げれば、日ハムも調子が上がる。



もう一つ、この黄色い花は何でしょうか。
ネットの植物図鑑で調べたが特定できませんでした。

「梨の木」剪定枝でクリーエネルギー発電

2018-04-03 14:04:06 | Journalism

サクラが終われば、
今年は早くも梨の花が咲き始めています。
当地方はナシ栽培の産地です。



12月から3月にかけて梨農家では、梨の剪定作業が行われます。
大量に出る剪定枝は、これまで焼却処分されていました。
ところが、周辺の宅地化が進み、
野焼きの煙害や有害物質の飛散に対する苦情が増加し、
廃棄に掛かる費用が農家の負担となっていました。



そこで、市川、船橋、鎌ケ谷、松戸、白井、印西、柏など、
周辺都市ではバイオマス事業者と提携して、
剪定枝の集積を図り、バイオマス発電燃料として供給しています。



バイオマスとは、
「動植物から生まれた、再利用可能な有機性の資源」です。
主に木材、海草、生ゴミ、紙、動物の死骸・ふん尿などです。
化石燃料と違い、バイオマスは太陽エネルギーを使って、
水と二酸化炭素から生物が生成するものなので、
持続的に再生可能な資源であることが大きな特徴です。



バイオマス発電とは、
原油、石炭などCO排出を伴う化石燃料を使用しない、
木質系バイオマスを用いて、地球に優しい電力を発電する。
地球温暖化防止に貢献する再生可能エネルギーですね。



原発廃止後の太陽光、風力、地熱などと並んで、
再生可能エネルギーの主力になるものです。



いつも歩く徘徊路の自然公園の入り口にも集積地があります。
毎日、梨農家から持ち込まれ、小枝の山が大きくなっています。
時期が来ると事業者が引き取ってチップ燃料として、
バイオマス発電に供されます。



千葉県は京葉コンビナートなど火力発電による、
首都圏への電力エネルギーの供給県です。
今後のバイオなど「新エネ」への転嫁シフトに、
梨の枝が有力資源になるとしたらうれしい限りですね。



たにしの爺、守備範囲はエネ問題なのです。
徘徊してちょ筋エネを充足しています。

今日から4月、サクラから梨の花へタッチ

2018-04-01 13:03:53 | 花とつぶやき

早くも梨の花が咲き始めました。
前日にアップしたサクラのトンネルを出ると梨畑でした。



サクラも早かったが、梨の花が3月に咲き始めるなんて、
当地に住み始めて40年超になりますが初めての気がします。



4月末から連休の頃が最盛期と記憶していました。
年々、早くなるのは気付いていましたが、
サクラと同時進行とは異常なのでしょうか。



徘徊路の周りは梨畑が一杯です。
梨棚は手が届いて作業がしやすいように、
鉄線を張って低く枝を伸ばしてあります。
周りは鳥から実を守るために、青い金網を張ります。



花が満開になると「交配」作業になります。
これからの季節、梨畑は賑やかになります。