Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

シネマしりとり「薀蓄篇」(333)

2020-06-13 00:10:00 | コラム
らー「めん」→「めん」あっとわーく(メン・アット・ワーク)

有吉ちゃんの後輩で、太田プロに所属しているマシンガンズという中堅芸人コンビが居る。

知名度も高くなく、けっして売れっ子とはいい難いが、そのひとり滝沢秀一はなかなかの芸達者。


小説を書けば、コンクールで最終選考に残ったりするくらいの文才を持つ。
しかし生活は苦しく、ゴミ収集の仕事をバイトではなく「正社員」として始めた。

絵心もある滝沢は「ゴミ収集あるある」を漫画で表現、一部で高評価を受けていたこの作品がコロナショックをきっかけに話題になり、


テレビ露出も増えたので、先輩の有吉ちゃんも安心しているんじゃないかな。。。

『メン・アット・ワーク』は、90年に発表された米産のコメディ映画。

監督はエミリオ・エステベス。
名優マーティン・シーンの長男であり、この映画では主演も兼ねる。
共演は、実弟の(当時)売れっ子チャーリー・シーン。

ふたりはゴミ収集の作業員を演じているのだが、目のつけどころがいいね。
この業界を背景にして映画を撮るっていう発想、なかなか浮かばないもの。

完成度もなかなかなので、エミリオ、また監督すればいいのにな!!


以下、「ゴミ収集」場面が出てくる映画5選。


『コマンドー』(85)

ゴミ収集員になりますし、ターゲットを殺す冒頭。




『グッドフェローズ』(90)

生ゴミのなかから、死体が。
流れる曲は、『いとしのレイラ』だぜ?


『あの夏、いちばん静かな海。』(91)

捨てられたサーフボードが、彼を変えた。




『天国と地獄』(63)

「ブリキは燃えねぇってんだよ!!」

いかにもなおやっさんが、事件解決の糸口を教えてくれる。


『ラブリーボーン』(2009)

無残に殺された少女が、廃棄物処理場? に運ばれ、最後の最後で、奇跡を起こすのか。

残酷な結末だと思うが、現実を見据えた点を評価したい。


あすのしりとりは・・・
めんあっとわー「く」→「く」りんといーすとうっど。

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明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(334)』
コメント
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