フードロスのニュースを見ながら
消費社会を感じ
買い物をするか
何か美味しいものを食べることに価値を置く
日本人についてぼんやり考えていました
一定の価値観が社会全体を包み込むと
それは常識であって
そこから違う価値観を思いつくのは大変
頑張っても
せいぜい似たようなものしか出てこない
アメリカ生活中に出会ったアメリカ人に
休日に一緒に過ごそうと誘われた事を思い出した
日本ならショッピングかカフェでおしゃべり
彼女はスムージー屋さんでスムージーを買って
一周4キロの湖をおしゃべりしながら歩こうと私を誘った
休日に一緒に過ごす過ごし方が
4キロの散歩って
かなり衝撃的で
一周まわったらサヨナラだったのも衝撃的だった
大切にしているものが
友人との会話であり
湖の周りを歩くのも気持ちいいと
これ以上の素敵な時間は無いよねという
彼女の価値観に出会って
自分はどれだけ考えても
絶対思いつかない価値観だと
頭を殴られたぐらい衝撃的だった
日本人の価値観は
買い物か食べ物なんだ
フードロスのニュースを聞きながら
食べ物の消費という
まさに日本人が飛びついてしまうもので
大量に作られて捨てられて行くという
悲しいニュースなのに
日本人は
この価値観を変えられないほど常識化してしまっているのだろうと
ぼんやりと思ったのです
大切なものは
買えるものでは無いって
なかなか思えないんだなぁ
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