陽だまりの香り

三鷹の隠れ家アロマテラピーサロン、「ル・コワン・アンソレイエ」のブログです。女性の心・からだ・美をサポートします。

クリスマスに纏わる香り

2022-12-09 14:58:29 | 精油について

12月は街並みがクリスマスに向けて華やかに彩られてキラキラ!

さあここでクリスマスとはなんぞや??とググってみました。
私はイエスキリストが生まれた日!と思っていましたが、どうやら聖書にはいつ生まれたか、は記されていないらしく、
この世に降誕したことをお祝いする日なんだそう。
さらに、私はクリスマスイブは前夜という意味だと思っていたのですが、クリスマスの夜という意味なんだそうです。
全くの無知でした~・・・。
なので、12月24日の日没から25日の日没までをクリスマスなんですって。

聖書には生まれた日は記されていないものの、生まれた場所やそのときの出来事は書かれています。
現パレスチナ地方のベツレヘムの馬小屋で誕生したこと、星の知らせでそのことを知った東方の三賢人がお祝いに駆けつけ、
3つの贈り物を捧げたこと...。
クリスマスツリーのてっぺんに星を飾りますよね、この星はベツレヘムの星を表しています。

この3つの贈り物は、黄金と2種類の樹脂、乳香と没薬でした。
そうこの乳香(フランキンセンス)と没薬(ミルラ)がクリスマスに纏わる香りです。

フランキンセンスはオマーンなどのアラビア半島に自生しているカンラン科の植物です。
今回はソマリア産の2種類のフランキンセンス、カルテリイとフレレアナが入荷いたしました。
私はフレレアナのほうが好き!
昨年は3種類のフランキンがあったのですが、やっぱりフレレアナの香りが一番好みでした。
フランキンセンスが採れる国は海に面していますが、海に近い場所で育つフランキンセンスよりも砂漠地帯で育つフランキンセンスのほうが良質な香りが採れます。
樹脂の色も海側に近いほど黒っぽい樹脂、良質なものは乳香の文字通り乳白色になります。
今回精油だけでなく、樹脂もARTQオーガニクスより入荷しています。良質な精油はこの樹脂2キロからたった8mlしか香りが採れません。どれほど貴重なものかがわかっていただけると思います。




ミルラの樹脂はミイラの腐敗を防ぐために使われていたことでも有名です。ミイラの語源にもなったと言われています。
初めてこの香りに触れたとき、薬みたい!と思ったのを今でも覚えています。
ミルラもフランキンセンスと同じカンラン科の植物で、アラビア半島に自生しています。こちらも今回精油だけでなく樹脂も入荷しています。



お客様に説明するときに樹脂から採られています、っと説明してもなかなかピンとこないだろうなぁ~とずっと思っていたので、私にとってもとても嬉しい商品です。

この樹脂がイエスキリストに捧げられたものなんだ、と思うと感慨深いというか、不思議な感じがします。その当時は黄金と並ぶほど、いやそれ以上だったかもしれない樹脂。この樹脂から漂う香り・・・、2つの精油に触れると周りの空気を汚れないものに浄化してくれていると感じます。
とても神聖なものに感じるんです。
呼吸すると鼻から澄みやかなとてもフレッシュな空気が入ってきたと感じることができます。
今回はこの2つの香りと、いくつかの香りをブレンドして12月の香りが出来上がっています。この香りを使ってのボディーマッサージは疲れたココロとカラダに神聖なものが沁み渡って行く様をきっと感じてもらえると思います。

ぜひぜひ12月、フランキンセンスとミルラに会いにいらしてくださいね。


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