ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

おおーぃ誰か、リセットボタンを押してくれ!

2012年10月17日 | PICKUP TRUCKS & 4X4

 複数のアメリカ4x4雑誌の編集に関わるフレッドウイリアム氏が4x4GARAGE TOYOTA 特集の初頭に書いた文章はとてもストレートである。

 

フレッドウイリアム氏

 

 トラックを生産するメーカーとそのトラックを使ってオフを走りたいとする人々の乖離感を表現している。4x4大型高級指向に進んでいるメーカーにとっては耳に痛い内容だが彼の素直な意見は4x4を愛する者達の声を代弁していると言っても間違いない。

 

 オリジナルな英語の投稿は4x4GARAGE, WINTER '12, TOYOTA SPECIALを購入して読んで下さい。(笑)

 

以下は砂漠のおっさん的に訳した酷い訳文ですが(汗)...。

 

 

 TIME TO HIT RESET

 

By Fred Williams

もう分かっちゃいると思うけど成長するって事はでデブになるって事じゃないだろ!?

言っておくが、俺の事じゃないぜ!

最近カリフォル二アの夜は寒いからちょっと着込んでいるけどね。

大好きなトヨタの事さ。

初期の40と今の200のランドクルーザーを比べたら分かるけど、初期のFJはエアコンもなくリーフスプリングを備えており四駆を駆るという刺激に溢れていたんだよなぁ。現在の200は高い技術力を保持し強力なパワーを持ち、車体は大きく、柔らい、とても快適で非のしようが無いんだよ。

ただ、総じて表現すると...つまりその、デブだな。(失礼!)

トヨタだけじゃない、どのメーカーも同じ傾向だよ。

ピックアップはもっと酷いぜ。メーカーが消費者を調査したらピックアップトラックを買い換えるお客さんは、今持っているトラックよりもより大きなトラックを買い求めるという集計結果が出たんだよ。

そーうしたらさーぁ、どのメーカーもでかいトラックばかり力を入れて売り出すのさ。そのほうが売れるからね。

問題は何かというと、俺の親父達が愛用していたような小さいトラックが無くなってしまいつつある事だ。新しいタコマは素晴らしいトラックだよ、しかし70年代や80年代のトラックと比べたらねでかいね、サイズ的にも初期のタンドラに良く似てないかい?

Maybe it's time for someone to hit the Reset button. Get Back to the basics a less is -more type of design.

おーい誰か、デブくなるトラック連中にここら辺でリセットボタンを押してくれないかぁー!

アメリカじゃ小さくてタフなピックアップを切望している人もいるんだよー。

俺の爺さんが乗っていた様な小型トラックだ。

丈夫なフレームにシンプルなサスペンション、4シリンダーでマニュアルミッション、エコトラックとでも呼ぼうかな。免許を取りたての若者でも買えるような価格でね。そいつを駆って釣りに出かけたりしたいなぁ。

街に住む人も田舎で暮す人々もこういった実用的なスモールトラックの出現を待ち望んでいるんじゃないかな!? 勿論...僕も含めてね。 

 

 フレッドウイリアム、四駆雑誌編集者

 

 

 

4x4の未来は

Get Us Back To The Basics.

(原点に帰る)

...か?

 


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1 コメント

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歴史は繰り返される・・・ (lcbj42vao)
2012-10-18 19:16:32
・・・という言葉を聞いたことがありますが、まさにそれですね。
一時は『 ダウンサイジング 』などと言われ、日本車ではスカイラインが小さくて精悍なクルマになりました。
アメ車で印象的なのは、小さくなったチェロキーでした。あれは当時すごくインパクトがありました。
でも、やっぱりまたじわじわと肥満が進み・・・それは、やっぱり広い方が楽だしもっと積みたい欲求がぜったいに出てくるわけで。。。『 大は小を兼ねる 』 的発想のもとでなし崩しにされていくものなのでしょう。  
けっきょく、『 今すぐ、売れるか売れないか 』 でこうなっちゃうんです。
言いかえれば 『 今じゃなきゃもう売れない 』 ってことでもあるんですね。 メーカーはいつでも『 今クルマを買ってもらわなくちゃ困る 』 んだからね。。。

そんな“連鎖”の中で生まれてきているクルマなのだから、小さくなったり大きくなったりはたぶん永遠に繰り返されるでしょう。ハイテクの鎧を着せられ安モノになりながら。。。

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