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L R ディフェンダー

2015年07月06日 | PICKUP TRUCKS & 4X4

 

Defender 110: Made in Solihull

expedition potal より、

Land Rover just announced one of the most significant pieces of news since the launch of the Discovery in 1989. On June 1st, Jaguar Land Rover signed a manufacturing agreement with Magna Steyr, an Austrian company best known for producing such awesomeness as the G-Wagen (G-Class) and the Pinzgauer. It is no coincidence that as Defender production ends inSolihull,England this December, a new 4WD manufacturing partner is contracted. Just imagine for a moment the next Defender: Designed by Land Rover, yet engineered and manufactured by Steyr in Austria- Shangri-La indeed!

 

 今年(2015年12月)を最後に生産が打ち切られるランドローバーデフェンダー。1983年に生産が開始されてから32年間マイナーチェンジを続けながらも、そのスタイルを維持し続けたランドローバー社の本格的な4WD。世界中の荒野で、そして都会のステイタスとして愛されて続けているこのデイフェンダーの生産終了は残念な事である。しかし、ランドローバーがディフェンダーの生産を終えたからといってデフェンダーが消えて行く訳ではない、というニュースが流れている。来年以降、ジャガーランドローバー社はディフェンダーの生産をオーストリアの MAGNA STEYR社において委託生産を行う計画である。MAGNA STEYR社はメルセデスのGシリーズやピンツガウアーの生産に関わっている企業である。

 現行のデイフェンダーがそのまま継続されるのか、あるいは新しいモデルのディフェンダーが生産されるのか。詳細は現在の所不明である。いずれにせよ、現行ディフェンダーが姿を消す事は本格的な四駆が一つ消えてしまう事となり、ランドクルーザー70系がライバルの存在を失ってしまう。日本やアメリカではディフェンダーが終了したところで何も変わらないと思う。しかし、リージョナルな視点ではなくてグローバルな視点で観るとディフェンダーの存在は一つの文化なのだと感じる。オーバーランダーという定義やエクスペデッションの模範もディフェンダーの存在無くしては固まらなかったかも知れない。よって、ディフェンダーの終了は一つのクルマのモデルの終焉ではなくて一つの4x4歴史舞台の幕が下りるという事を意味している。

 一つのモデルを継続し、長い間ランドクルーザーと比べられながら性能面では常に劣っていた。時には時代遅れとか鈍車とか言われてきた。誰も最先端の四駆だとは思っていない。しかし、23年間の歳月を耐えてきた結果、ランドローバーはディフェンダーを通じてグローバルな4x4の文化の構築に貢献したのである。

 

 ディフェンダーが生き延びれば、将来の時間はディフェンダーに有利に動くであろうと感じている。

 それは、こいつは本物だという事の証明となるであろう。

 

 


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