ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

夜景

2010年12月07日 | ロクマル北米旅行 25/25



 カリフォルニア州でのクルマ道楽に区切りを打って今度は東に向かって走り始めた、来た道と同じではオモシロクナイと言う動機から最南を廻って帰路につくことにした(もう雪はごめん、寒いの嫌)。

 ロサンゼルス、この巨大な砂漠の街はクルマによって今日の繁栄を掴みアメリカを象徴する文化を築いてきた、人々の生活の中でクルマの位置付けはかなり大きく日本とは比べ物にならない、ある意味自動車によって自由を感じ、豊さを享受してきたのだ。今世紀の初頭からの原油の高沸でこの十年間にガソリン代は3倍近くになった、ここで生活してゆく限り、いくらガソリン代が高くなろうとも給油しなければ生きて行けない境遇にある、もしも全ての世界の人々がロサンゼルスの生活基準をもとめたら地球5個でも足らないと聞く、華やかなハリウッドの丘の住宅の行き来や、庶民のスーパーマーケットへの買出しもすべてはクルマなのだ、既に多数のアメリカ人が石油によって足を人質に捕られている事実に彼ら彼女らは気付いているのだろうか? 一度味わった豊な生活の質を落とすのは難しいかも知れない、しかし太陽は常に真上に輝くものではない、いつか地平線の向こうに消えてゆく。




 ロサンゼルスの東サンベルナンデーノの夜景


 晴れた日の夕焼けは美しい、自然は無言で多くを語る。

 


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