ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

夏のコロラドロッキー山脈

2011年08月15日 | ハチマル(LX450)北米旅行

 広いロッキー山脈にはいくつもの景観を楽しめるドライブルートがある。今回の旅ではコロラドスプリングスから24号線を走ってBuena Vista を抜け82号線に入りAspen を通過する。夕方には70号線を西に走ってGrand Junction に到着するルートを選択した。

 それでは夏のコロラドロッキーの景観をランクルと一緒にどうぞ。

 (小さな写真はクリックすると拡大されます。)

 

最初の峠Wilkerson Passの休憩所にて、針葉樹の森と蜂鳥(ハミングバード)です。

 ここの峠で黒いハーレーに乗ったおっさんがランクルのナンバープレートを見て声を掛けてきた。

君達はニュージャージーから来たのかい?

そうだよ、3日ほどかかったけど...。

俺は今からニュージャージーに行くんだぜ。

おおう、そうですか! 3日、いや徹夜なら2日かかるけど...ハーレーじゃキツイな!

おっさん笑いながら...エアプレーンでね!(飛行機で)

 実はこのおっさんは飛行機のパイロットで今日の夕方仕事で高飛びするとの事...。

いつもこうやって走っているよ、最高の気分転換だからな...

 

その峠を越えたSouth Park Vicinty という地域、ロッキー山脈の広さを感じる。

 

Twin Lakes ランクルの窓から...

 

そこにある小屋、ドアが1階と2階にあると言う事は豪雪地帯だな。

 

沢山の雲の陰に感動する。都会で暮らしていると雲の陰というのは意外と気がつかない。

 

Buena Vista を抜けてMt.Elbert の山岳ルート、キツイ登り坂が永延と続く。

  エンジンの温度が上がってきている...

 クアーズクラッシックという自転車のロードレースがあるが、それは過酷なレースだな...などと思いをめぐらす。見ての通り路肩にはガードレールなどは無い、運転を誤って落ちたらおしまい。道は細くヘアピンカーブも続き対向車も来る、緊張してステアリングを握る。

 子供たちが耳がへんだ...と騒ぐ!

うるさい!我慢しろ。

...

確かに耳が遠くなる、気圧の影響だな。

 

 やっと到着した峠Independence Pass 海抜12095フィート、1フィート30センチで計算すると...。

 CONTINENTAL DIVIDE (大陸分岐点)と書いてある。

 

 

さあ、歩いてみますか。

この光に満ちて輝いている世界を!

 

そこには残雪と咲き乱れる高山植物の花々が。

 

澄み切った空気、空、風、そして水。

 

オールドシェビーバンが苦しそうなエンジン音を発して峠を越えて行く。

キャブ車はつらいよなー。

 

 ロッキー山脈は日本のアルプスなどと比べると広くつかみ所が無いと感じるほどである、その一つの理由が地域内でのハイウェイでの移動、そしてそのスピードにあるのかも知れない。...日本のように温泉や旅館があればと思う。

 

Aspen の街で見かけたヨンマル。オイルショック以前のモデル(1972以前)だな。

 

コロラドリバーに沿った道を走る。

この山と水が人間を生かしているのだと感じる。

 

宿泊予定地のGrand Junction の殺伐とした岩山。

 深い緑の針葉樹と涼しい気温は過去のものとなってしまい、再び30℃を超える夏の日が続いていた。

 なぜかスイカが食べたくなる。スーパーマーケットを探しにいくか!

完全に現実に戻ったみたい。

 

 

コメント
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